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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

発表項目:「開館30周年記念 佐賀県立美術館コレクション展」好評開催中です

 次が、佐賀県立美術館コレクション展でございます。開館30周年を記念して、約1年かけてコレクション展が行われます。
 早いもので、佐賀県立美術館、開館して30周年を迎えます。
 そこで、美術館では、この1年間を通して開館30周年記念で佐賀県立美術館にあるコレクションをほぼ全て取っかえ引っかえお見せしましょうということにチャレンジをいたします。
 コレクション展は全部で4つのシーズンに分けて開催することになります。そして、展示室が幾つかありますので、テーマを決めてそれぞれのテーマに沿った形のコレクションをお見せいたします。
 まず、シーズンでございますけど、シーズン1、2、3、4とございまして、「絵の中の色」、「人物画」、「静物画」というものをテーマにした展示を行います。シーズン2では、「子どもたちに向けた展覧会、そして県美が誇る近代の名品。」シーズン3が「美の革新を求め、時代と戦った作家たち。」シーズン4が「工芸と日本画、その伝統と革新。」と題しまして、美術館でございますので、絵だけではなく彫刻や工芸、書といったものも含めて所蔵をしています。それをほぼ全てお見せするという思い切った企画でございます。
 そして、見せ方としても、こういう色をテーマにとか人物画をテーマにといった形で、ちょっと違った切り口での催しになっております。
 現在、既に開催中です。例えばというか、これはこういう内容になっています。
 1つが「赤の展示室」ということで、赤をテーマにした作品について紹介をしています。ここにも、ちょっとこれは見えにくいですけれども、どの作品も赤というものがテーマになっています。
 2番目の展示室は、30年の歩みをそれぞれの時代のトピックとなった作品を通して振り返るということでありますとか、この展示室の3番目は、「彼氏、彼女のココロ」と題しまして、絵の中に見る男と女、こうしたことをテーマに行います。
 ルーム4が、「咲いた!花の絵」として、花を描いた作品を展示します。
 そして5が、佐賀県展の優秀作品で県買い上げになった作品を紹介して、その時々の県展の中でどういう作品が優秀作品だったのかということを見ていただきます。
 シーズン1の後半は、また違った趣になります。「緑の展示室」、「ナニコレ?美の珍」、珍しい、ちょっと変わった珍品の方々。あと、これは書です。「ライバル種臣と梧竹」として、副島種臣(副島蒼海)と中林梧竹を並べて紹介するというコーナー。そして、青をテーマにしたコーナー。現代書を「書の宇宙」と題して、みたいな感じで、これまでとは違った切り口で所蔵品の紹介をすることになっております。
 シーズン2以降は、「LOVE!ラブ!美術館」、岡田三郎助、そして、「夭折の画家・野村昭嘉」、「戦うゲイジュツ家!」など、それぞれ意欲的なおもしろい形での展示をすることになっておりますので、1年間を通していつ行っても、何かおもしろい形で展示が行われているということになると思っております。
 ぜひ皆様も足を運んでいただければいいなと思っております。
 私個人的には、この野村昭嘉なんかは非常におもしろいなと思っておりますし、この岡田三郎助なんかは非常に多くの人に人気のあるところでありますけれども、佐伯祐三が来るなんていうのも非常にいいなと思っております。
 そして、1年間を通して美術館で並べられる作品の中で、投票をしていただきます。いわば、作品の総選挙みたいなものであります。そして、その中で、自分が一番気に入った作品はどれかということを選んでいただいて、それを並べたベストコレクション展というのを来年度やろうと思っております。つまり、あなたが選んだベストセレクション展みたいなやつを来年度やろうということを考えているところでございまして、もう既に始まっておりますけれども、もう四百何点ぐらい応募がございまして、この辺に並んでいるのは、その中で今のところ非常に人気があるとされている投票数が多かった作品なんですけれども、ぜひ自分自身で選ぶ、そういうコレクション展が実現できるというものでございます。
 そして、今度はアウトリーチとして、県立美術館があなたの町に出かけていきますということを、今年と来年と2年度かけて行っていきます。このコレクション展の会場で、自分の町で見てみたいというものをアンケートで投票していただいて、展示したい作品を市町から要望をいただきます。そして、大体この1カ月間ぐらい県立美術館から直接市町の庁舎に作品を持っていきまして、展示をいたします。無料で行います。そして、学芸員によるギャラリートークなども開催をして、県立美術館に足を運べない、あるいは運びにくいという方々に対しても、市や町の庁舎でそういうサテライト展示を行うということによって、より身近に美術を感じていただこうというものでございます。
 こういったことを初めとして、今年の美術館、博物館、名護屋城では、開館20年ということで、企画展として、秀吉の宇宙「−黄金、そして茶の湯−」のテーマに、秋口ですけれども行われます。
 また、九州陶磁文化館の特別展は、古武雄、武雄にかつてあった、古い武雄から出てきた焼き物、これに新しく光を当てるという試みが行われます。
 このほか、佐賀城本丸歴史館では、「本丸deデート」と題しまして、本丸を使ってデートをしよう、そういったことの取り組みも行われます。
 ということで、皆様のご来場をお待ちしています。

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