県民の防災意識の高揚を図るとともに、地域防災計画の具体的な運用と各防災関係機関の防災技術の向上及び相互協力体制の強化を図ることを目的として、風水害や地震・津波災害等を想定し、防災関係機関はもとより地域住民の参加による実態に即した防災訓練を下記のとおり実施します。
なお、今回は初めての試みとして、対象エリアに一斉かつ迅速な送信が可能な“緊急速報メール”を活用した情報伝達訓練を行います。
記
1 日 時 平成25年5月26日(日曜日) 9時00分 〜 12時00分
2 場 所 避難訓練会場 若木小学校(武雄市)
北鹿島小学校、西部中学校(鹿島市)
嬉野市中央公民館(嬉野市)
総合福祉保健センター美郷(大町町)
江北小学校(江北町)
白石町総合センター(白石町)
大浦中学校(太良町)
災害対応訓練会場 西部中学校グラウンド(鹿島市)
江北小・中学校グラウンド(江北町)
鳴(なる)江(え)河畔公園周辺(江北町)
道(みち)越(ごし)環境広場(太良町)
3 今回の訓練のポイント
(1)九州北部豪雨の教訓を踏まえた訓練
(住民への情報伝達)
・臨時災害放送局用FM装置の設置・運営訓練
・ケーブルテレビによる情報伝達訓練
・緊急速報メールを活用した情報伝達訓練
5月26日(日曜日)午前9時に太良町及び周辺地区において、
津波警報を想定した緊急速報メールの配信訓練を行います。
○ 知っておいていただきたいこと
お持ちの携帯電話やスマートフォンに太良町役場から緊急速報メール
が届き、着信音が鳴る場合がありますが、訓練通報ですので驚かずに受
信していただきますようお願いします。
・ マナーモードにしていても、主電源が切られていない場合は、自動的に着信音
が鳴る場合があります。
・ 電源を切っている時や圏外の時、通話・通信中は、メールは届きません。
・ 対象は、太良町内のNTTドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話・スマート
フォンとなりますが、機種や設定によりメールが届く場合と届かない場合があ
ります。
・ 太良町の以外の周辺地域でもメールが届く場合があります。
・ 緊急速報メールが届いても実際に避難する必要はありませんので、あわてない
でください。
<緊急速報メールとは>
気象庁の発表する「緊急地震速報」、「津波警報」及び国・県・市町が発表する
「災害・避難情報」を対象エリアの携帯電話等に一斉かつ迅速に送信するものです。
(住民参加型訓練の充実)
・住民参加による災害図上訓練や仮想避難所運営訓練の実施
・生活不活発病(注1)を予防するための体操や応急処置の体験
・AED(注2)の使用法や初期消火の体験
・災害用伝言ダイヤル体験
・防災サイン(注3)に関する講習
・気象情報や災害時の避難行動等に関する講習 等
(注1)避難所生活などで「動かない」状態が続くことにより、心身の
機能が低下すること
(注2)心停止した人に対して、電気ショックを与え救命を行う機器
(注3)聴覚に障害のある方と身振りや表情などでコミュニケーションを
取る手段
(2)同程度の規模による分散型訓練
・地域の防災力を高めるため、メイン会場での集約型訓練ではなく、同
規模の複数会場での分散型訓練を行います。
(3)訓練会場の地域特性に応じた災害想定による訓練
・各訓練会場の地域特性に応じた災害想定による訓練を行います。
(鹿島会場:高潮災害、江北会場:土砂災害、太良会場:津波災害など)
(4)災害時要援護者の避難訓練の充実
・住民避難訓練において、消防団や支援者による災害時要援護者に対する
避難支援を実施します。
・避難所に避難した住民の中で長期の避難生活が困難な災害時要援護者を
福祉避難所に移送する訓練を行います。
4 主 催 佐賀県、武雄市、鹿島市、嬉野市、大町町、江北町、白石町、太良町
5 参加機関
陸上自衛隊(第4特科連隊、第4高射特科大隊、第4飛行隊、第4特殊武器
防護隊、九州補給処)、航空自衛隊(西部航空方面隊司令部、芦屋救難隊)
、自衛隊佐賀地方協力本部、国土交通省九州地方整備局、国土交通省武雄河
川事務所、国土交通省佐賀国道事務所、佐賀地方気象台、九州総合通信局、
九州管区警察局佐賀県情報通信部、長崎県警察本部(警察災害派遣隊、情報
通信部)、長崎県防災航空センター、佐賀広域消防局、唐津市消防本部、鳥
栖・三養基地区消防事務組合、伊万里市消防本部、有田町消防本部、医師会
(佐賀県医師会、武雄杵島地区医師会、鹿島藤津地区医師会)、日本赤十字
社佐賀県支部、佐賀大学医学部附属病院、災害拠点病院(唐津赤十字病院、
佐賀県医療センター好生館、やよいがおか鹿毛病院、白石共立病院、多久市
立病院、伊万里有田共立病院、嬉野医療センター)、九州電力株式会社佐賀
支社、西日本電信電話株式会社佐賀支店、株式会社NTTドコモ九州支社佐
賀支店、KDDI株式会社、佐賀県ケーブルテレビ協議会、株式会社ローソ
ン、株式会社セブン−イレブン・ジャパン、株式会社ファミリーマート、ヤ
マト運輸株式会社佐賀主管支店、公益社団法人佐賀県トラック協会、一般社
団法人日本自動車連盟佐賀支部、九州地区高圧ガス防災協議会佐賀県支部、
一般社団法人佐賀県LPガス協会、佐賀県高圧ガス安全協会、一般社団法人
佐賀県建設業協会、社団法人佐賀県柔道整復師会、社団法人日本アマチュア
無線連盟佐賀県支部、佐賀県民災害ボランティアセンター、社会福祉法人武
雄市社会福祉協議会、佐賀レスキューサポート・バイクネットワーク、NP
O法人九州救助犬協会、特定非営利活動法人佐賀県難病支援ネットワーク、
佐賀県防災士会、一般社団法人佐賀県聴覚障害者協会、佐賀県手話の会連絡
協議会、公益財団法人佐賀県国際交流協会、株式会社日立国際八木ソリュー
ションズ、株式会社佐電工 等
6 主な訓練項目
・避難訓練、避難所設置・運営訓練
・水防工法
・災害時要援護者避難訓練
・航空機によるDMAT(注4)投入、救急搬送訓練
・ライフライン復旧訓練
・流出ガレキ等からの救出訓練
・危険物運搬車両事故対応訓練
・土砂埋没車両からの救出訓練
・大規模林野火災消火訓練
・航空機を活用した捜索・救助訓練 など
(注4)大災害や大事故が発生したときに現場に迅速に駆けつけ、救急治療
を行う専門的訓練を受けた医療チーム
7 訓練中止の場合
訓練は小雨決行としますが、災害の発生直後、若しくは、発生の恐れがある
場合は、中止します。(中止の場合は、当日午前7時30分までに佐賀県の
ホームページに掲載します。)
8 参観者の駐車場
訓練会場については、付近の誘導員の指示に従い、訓練会場に隣接する参観
者駐車場に駐車してください。
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