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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

発表項目:「これからのまなびの場のビジョン検討懇話会」を開催します

 それでは、会見を始めます。
 今回はまず最初に、「これからのまなびの場のビジョン検討懇話会」、ビジョン懇を開催しますというご案内です。
 いきなり施設が出てきましたけども、県立の文化施設、美術館、博物館、そして図書館、こうしたものがいずれも時期を同じくして老朽化をしてきました。また、耐震化についても、いろんなことをしなくてはいけないという状況になってきています。このときを捉えて、これからのこうしたまなびの場というものがどうあるべきなのかということを考えようというのがこのビジョン懇の狙いです。
 そして、こういったものを前提として、そもそもこれからの生涯学習やいろんな地域社会での活動のために拠点が必要なのかどうかということも出てくるだろうと思います。ハードの意味での拠点ではなくて、これからの「まなび」というものを進めていくためにどんなことが求められるのかという、「まなび」そのもののビジョンというものもこのビジョン懇で議論をしていただきたいと思っています。
 役割は2つです。1つが、今申し上げたビジョンの策定、そしてもう1つが、県立の図書館、博物館、美術館、これは基本的には県立というものに焦点を当てています。この機能のあり方の検討、大きくこの2つが役割になります。そして、2年間に分けて検討を行っていただきます。年に4回程度の開催を予定しています。
 まずは、このビジョン、まなびの場、あるいは「まなび」そのもののビジョンについて議論をし、ある程度一定の方向性を出していただいた後に、それぞれの館についてどういう機能を期待するのかということについて議論をお願いする予定にしています。
 第1回の会議はフリーディスカッションでございまして、それぞれの委員の方々がどのように現在の状況、あるいはこれからの「まなび」というものについてお考えなのかということの意見を披露していただく予定にしています。
 6月26日水曜日の2時から4時、場所は今回は佐賀県立図書館を予定しています。各会議においてそれぞれのあり方のテーマになっている美術館や博物館といったものにずっと場所を変えていきながら、それぞれの場所で会議を開催するということをイメージしています。
 委員は、九州国立博物館の三輪嘉六館長を初め、図書館、博物館、美術館、それぞれの世界において佐賀県、あるいは日本の中で活躍をしておられる方々です。特に、次世代の人で地域に住んでおられる方ということで、江崎ひとみさんという方、この方は「佐賀県evangelist」という肩書を使ってブログなどを展開しておられますけれども、佐賀県のよさを多くの人に伝えたいということを活動しておられる佐賀大学の人であります。あとはそれぞれ建築士の方でありますとか、図書館のことに詳しい方や大原美術館の主任学芸員、この方は唐津のご出身なんですけれども、そういった佐賀県にご縁のある方やこの世界において日本の中で非常にすぐれた知見をお持ちだと私どもが思っている方々に今回委員をお願いし、快諾を得たところでございます。
 これからの「まなび」がどうあるべきなのかということについて、刺激的な議論を行っていきたいと考えています。

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