次が、今年の９月に１週間ぐらいのアメリカへの研修のツアーが開催されます。その研修ツアーに対する申し込みのご案内であります。
　「トモダチ三井物産リーダーシッププロジェクト」という名前でありまして、この「トモダチ」は片仮名で書いてあることでわかるように、東日本大震災をきっかけにして、日本とアメリカのいろんな意味での関係を強化していこうというトモダチイニシアティブというのがスタートしています。そのトモダチイニシアティブの中の一環として、若い人たちにアメリカを経験してもらう。そして、アメリカでも若い世代の日本人というのがどう考えているのかということをわかってもらうという、そのためのプロジェクトでリーダーシッププロジェクトというものがスタートをしていまして、その参加者の募集であります。
　主催は米国大使館、米日カウンシル、三井物産の３社でございまして、産業界と行政部門の若手リーダーのアメリカへの派遣とネットワーク構築が狙いです。
　派遣期間は、９月８日から16日までの約１週間ちょっとですかね。
　派遣先は、あくまでも予定ですけれども、まず、シアトルに飛んで、マイクロソフト社やボーイング社などを訪問しようということ、それと、11日から15日の間はワシントンＤ.Ｃ.に行って、政府の関係機関を訪問する予定にしています。
　経費は、交通費、宿泊費、そして食事の費用が主催者負担でありますので、基本的な経費は全て主催者が負担するというものでございます。
　私自身が米日カウンシルと日本の知事とでつくっている米日カウンシル知事会議のメンバーでありますけれども、日系人のネットワークの維持や啓発を行って、日米の人と人との交流を促進することを目的につくられた団体でございまして、会長はアイリーン・ヒラノ・イノウエという、先般、残念なことに亡くなられましたダニエル・イノウエ故上院議員の奥様でいらっしゃった方であります。
　応募要件が、大きく３つです。35歳未満、どうしても未満じゃなくてもいいといえばいいんですけど、35歳未満が優先されます。そして、企業、特に貿易、エネルギー、インフラ、テクノロジー分野で活躍されている方、あるいは行政機関におられる方です。日米の視点で地域、国、あるいはグローバルに共通の課題に取り組んでおられる方、そしてディスカッションができるような英語のできる方ということになっています。
　2013年度は５県、佐賀、福島、沖縄、静岡、広島の５県の応募者を優先するということにされていますので、非常にいい内容だと思っていて、しかも費用は主催者持ちで、佐賀県からの応募が優先されるという非常に恵まれた条件だと思っています。
　米国の大使館も主催者に入っておりますし、訪問先や面会をすることができる相手方も恐らく普通のことではできないことがいろいろ実現できるのではないかと思っていて、佐賀県の方にたくさん応募をしていただきたいと思っています。応募先は直接このプロジェクト事務局に応募してほしいということなんですが、応募期限が６月21日金曜日と割と迫っていますので、ぜひこの機会に皆様方にご紹介したいと思ってここで発表させていただいた次第でございます。