○サガテレビ
　知事、すいません。また松尾会長の発言のことなんですが、知事は、幾度も圧力とは感じていないと、再稼働についての圧力というふうには感じていないとおっしゃっているんですが、福岡県議会というか、特に佐賀県議会ではそんなふうに受けとめられていないと思います。であるからこそ、向こうから九電さんから打診があって、そして謝罪というか、陳謝にお見えになったんだろうと思います。知事と議会との認識のずれというのはどうして起きているんだというふうに思われますか。
○知事
　いや、それは議会がどのようにお考えになったかということを、私がああじゃないか、こうじゃないかと申し上げることは適当でないと思います。少なくとも私はそうは受け取らなかったということでございます。ですから、その受け取りようによっては、そう受け取ったという方がいらっしゃるということも事実でございましょうし、そう受け取られた方に対しては真意をきちんと伝えていただきたいとも思います。
　ただ、私は先ほど迫るとかということではなかったと思っておりますので、改めてもう一度、真意をお尋ねしたいということは必要だとは思っておりませんが、いや、これは問題だと思われる方に対しては、やはり必要な説明をしていただくことが大事だと思っています。
○佐賀新聞
　すみません、それであるならば、そういう誤解を生んでいる状況であるならば、やはり知事としては、そういうふうに受けとめたんだけれども、一応そういうふうにして真意を確かめるという手段はとらないんでしょうか。
○知事
　その真意がわからないといえばわからないんですけれども、当時一緒にいた職員もいましたので、どう受けとめたかということについても聞いてみましたけれども、少なくとも私の周りにいた人たちは、祝賀という場でのご挨拶の中のワンフレーズだったということで、それをもってそういう圧力的なところとは受けとめなかったという受けとめでもございましたし、私としては、それが本当に、例えば九州電力がきのう議会に行って、実は真意はプレッシャーでしたとおっしゃっていたのであれば、それは確認をしなくてはいけないと思っておりますけれども、それはそういうことではなかったと私どもの理解と同じような形でご発言があったと思っておりますので、それについて何かまた違う事情が発生したら、それはそれで確認をする必要が出てくるかもしれませんが、現時点ではその確認の必要はないのではないかと思っております。

>>九州国際重粒子がん治療センター（サガハイマット）関連　その３