次に、唐津商業高校が韓国の麗水（ヨス）情報科学高校と友好交流協定を締結したというお知らせです。
　唐津商業の皆さんはご存じのとおりで、あと商業科において韓国語が３年生の選択科目として設定をされています。一方で、麗水の情報科学高校は生徒数が1,000人、観光、産業、デザイン、金融などいろんな科がありまして、この学校では日本語と中国語の科目が設定をされています。そして、この唐津市と麗水市は1982年、昭和57年に姉妹都市の締結が行われています。
　そして、佐賀県と麗水市のある全羅南道（チョルラナムド）も友好交流協定を締結したということもあって、それぞれの高校同士の友好交流が進み、今年の７月22日に麗水情報科学高校におきまして、この友好交流協定の締結が行われました。
　協定の内容は、両国の学生、教師の文化体験、ホームステイによる学生交流ほかとなっています。
　これは、昨年の交流の実績でございますけれども、去年の７月23日から25日の間、韓国語を習っている８人の生徒が、去年開かれておりました麗水の国際博覧会に行き、合同視察し、授業を視察したりいたしました。このような交流イベントを行ったりもしています。
　また、逆に今度、秋には麗水情報科学高校から唐津商業高校に16人に生徒が来まして、授業に参加したり、合同で調理実習をやったりなどが行われました。
　今年は再び唐津商業の生徒が７月に15人、麗水に渡っておりますけれども、去年、韓国語を履修していた生徒が８人でありましたけれども、今年は昨年のさまざまな活動の結果、韓国語に興味を持つ生徒が増えて、15人の生徒が韓国語を履修しています。
　こうした形で合同の体験をしたり、調理の体験をしたりとさまざまな体験を行ったところでございまして、こうしたことが今回の交流協定締結につながっていったと考えています。
　現在、唐津商業のほか、県内では佐賀農業高校、佐賀工業、杵島商業、高志館高校、こうしたところが韓国と、鹿島実業、牛津高校、武雄高校が中国と、そのほかあと３校が地域そのものを検討するとしていながら、こうした国際交流について学校交流を進めようとしているところでございます。
　これからも若い高校生たちの国際交流を県としてもしっかりサポートしていきたいと思います。