TCY ̑傫b ̑傫b ̑傫b
記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

質疑応答:有明佐賀空港関連 その1

○NBC
 今、発表項目の中で、有明佐賀空港と博多バスターミナルを直行バスで結ばれるという、すごく利便性が高まっているなというふうに感じ取れる発表項目がありましたけれども、佐賀空港が開港して、先月28日で15周年を迎えました。
 そこで、これまでの振り返りと古川知事ご自身の中で考えていらっしゃる、今後の佐賀空港について、どのような姿を描いていらっしゃるかというのをお聞かせください。

○知事
 先日、15周年を迎えた有明佐賀空港は、もともとこの構想ができて以来、本当に多くの歳月とたくさんの方々の努力でできた空港だと思っています。そして、そのようにしてできた空港であるからには、大切にして発展をさせていきたいというのが私の気持ちでございます。
 そういう点から見ると、この15年間、その当時、つくるときには思っていなかったさまざまな新しい状況が出てきていて、例えば、運賃もかつては、いわゆる法定価格に近いものがあったのが空港間の競争になっているという部分もございますし、LCCなどという新しいものが出てきて、その意味では、非常に外的な環境としては激変した15年間だったと思いますけれども、そういう中にあって、当初2便だった東京便が4便になり、今、5便化になっていくなど、そして新しく国際線が1つは始まり、もう1つ、今年の冬には始まる。そして、貨物線もできていますし、そういう形で、この15年間、外的な環境の変化がありながらも発展の歴史を遂げてきたと思っています。
 そういう中で、これからの佐賀空港をどうしていきたいのかということについて申し上げれば、1つは、私はLCCの拠点にしていきたいと思っています。これからたくさんの方々が当たり前のように、げた履き感覚で飛行機に乗られる時代がやってくるだろうと思います。そのときに、これまでのレガシーなキャリアとLCCというのはいろんな意味ですみ分けをしながら、それも全体として見たときにはパイを大きくしていく、そういう流れになっていくだろうと思っております。佐賀空港は三種空港で、県が設置しています。その意味で、さまざまなフレキシビリティーというものがございますので、それを生かして、LCCがたくさん飛び交うような、そういう空港にしていきたいと思っています。
 あともう1つが貨物ですね。貨物については、なかなか厳しい状況も続いていますけれども、人だけでなく、貨物も空で運ばれる時代というのがやってきていると思っています。これについては、なかなか現時点でいい知恵が浮かびませんけれども、ぜひいい形に発展をさせていきたいと思っています。
 こうしていくことによって、佐賀県という場所にあるけれども、佐賀県だけでなくて、北部九州、あるいは九州全域の人が便利で使っていただけるような、そういう空港として発展をさせていきたいと思っています。

>>有明佐賀空港関連 その2

「記者会見」トップに戻る 同日記事トップに戻る トップページに戻る

Copyright© 2007-2024 Saga Prefecture.All Rights Reserved.
このサイト内の文章や画像を無断掲載することを禁じます。