○ＮＢＣ
　ありがとうございます。私からもう１点伺ってよろしいでしょうか。熱戦が続く北部九州総体ですが、佐賀県が会場となった新体操競技で、またしても神埼清明高校と佐賀女子高校がアベック優勝という快挙を地元でなし遂げました。この結果について、古川知事の受けとめをお願いします。
○知事
　私は昨日、主催者として、きちんと運営がうまくいっているのかどうかということを確認するために、県立体育館と佐賀市文化会館の会場を視察してまいりました。ちょうどそのときに両校が演技をし、そして最終的な結果は私は放送で知ったんですけれども、両校優勝という結果になったことについては、まず心からお祝いを申し上げたいと思います。
　私は、実はその両校の演技を県立武道館に隣接する佐賀市文化会館で動画配信をやっていましたので、そこの場で見ましたけれども、大変に魂のこもった演技だったと思います。特に、神埼清明高校は主力の選手がけがで出られなくなるなど、次から次に大変なことが起こっていく中、人数が減っていく中でも、これしかないというような渾身の演技を見せてくれました。本当見ていて、思わずぐっと涙が出るような、そういう演技だったと思います。それがあの優勝という結果に結びついたということで、危機を勝利に結びつけたということで感謝したいと、心からたたえたいと思います。
　また、佐賀女子高も非常に難度の高い演技をしているなということを見ていて感じました。途中、ミスもありましたけれども、それは何もただ単にミスをしたというよりは、難しいことに挑戦していれば、時々ミスも出る。それもわかっていながら、高いところを挑戦した結果が優勝ということになったんだろうと思っています。
　神埼清明にしても、佐賀女子高にしても、いずれにしても、地元開催ということでプレッシャーもあったと思いますけれども、それを見事にいい形で使っての優勝、心からおめでとうを申し上げたいと思います。