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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

質疑応答:防災対策関連

○読売新聞
 もう1点、きょうも雨が降っているようなんですけども、週末2週連続強い雨が降りまして、今まで佐賀県では主に梅雨前の時期が災害の時期だったかと思うんですが、最近では秋口にゲリラ豪雨が来たり竜巻が起こったりいろいろ変わってきていると思います。
 そんな中で、佐賀県として防災対策で今後こうしていかなければいけないというような見えてきた課題、考えていらっしゃる防災対策、新しいものがございましたら教えてください。
○知事
 もう私は何といっても情報の受発信の強化に尽きると思っています。昔は地域の中で一日中暮らしておられる方が多かったんですね。ですから、典型的な例でいけば避難してくださいという放送は屋外の大きな集落で流すようなスピーカーでしゃべれば聞こえたかもしれません。あるいは広報車で回れば聞こえたかもしれません。でも、今は1つの理由としては生活が広域化していますので、例えば、仕事はどっか別の市に行っている。あるいは場合によっては別の県に行っている人もいらっしゃいます。そういう人たちが、じゃ、自分の家や自分の地域がどうなっているのかという情報を現実的に知り得るというのは極めて難しい状況になっています。
 県では、「あんあん」という防災関係の情報受発信メールなどを使って、そういった情報発信をやっていますけども、まだまだ加入が足りませんし、仮に避難をするという避難の指示などが出ても、実際に避難をしていらっしゃる方は残念なことに数パーセント台にとどまっているというのが現状です。
 私はこうしたことから、佐賀県としてやるべきことは大きく2つあると思っていて、1つが住民の方々に必要な情報がスピーディーにきちんと行き渡るような情報の受発信の機能を高めていかなくてはいけないという点が1点です。
 もう1つは、今回、特別警報というのも新しく出されるようになりましたけれども、今までとは雨の降り方や災害の状況が変わっているということをわかっていただいて、そういう行政から出されたサジェスチョンであるとか指示であるとか、そういったものにできるだけたくさんの方が従っていただくということをこれからやっていかなくてはいけないと思っています。

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