質疑応答:有田焼創業400年事業関連 その2
○佐賀新聞
有田焼の400年ので、このプランで県として大体どれぐらいの予算規模を想定されてらっしゃるのかというのと、本年度実施分がいくら計上される予定なのか教えてください。 ○知事 まず、これに必要な分の予算、総額はまだ現時点で出しておりません。それはこの中に結構検討する話が含まれていて、その検討結果によってどうなるかということもあります。例えばの話、大きく動いていく可能性があるとすると、九陶(九州陶磁文化館)をどうするかという話もあります。九陶の収蔵庫がいっぱいになりかけているというふうなお話もあって、九陶をどこかに移すというチョイスはないのかもしれませんけれども、それを大規模に改修していくのか、あるいは増設していくのか、そういったことの結果によってもかなり違ってまいります。私どもとしては、予算が必要になったごとに皆様方にお示しをし、議会にかけてご承認を願っていくということでやっていきたいと思っております。それで、じゃ9月議会にどれくらいを予定しているのかについては、きょうこの後に予算のブリーフィングをさせていただきますので、そのときにご説明をさせていただきます。 ○佐賀新聞 あと、町のほうでも商議所のほうと実行委員会があっていると思うんですが、そことの関わりというか、連携というのはどういうふうに考えていらっしゃるんですか。 ○知事 町は町として、焱博を昔やりましたけど、私たちのイメージで言うと、焱博のようなイメージで、博覧会的なことをおやりになろうとしておられるなという印象を受けております。それももちろん県もメンバーに入っておりますし、必要な支援などについては、お話があれば考えていかなくちゃいけないと思っております。今回、県でやろうとしている分は、それとダブらないもの、それと例えば、今、有田町で考えていることは、どちらかといえば、有田町に来ていただく感じなんですけれども、私どもは、どちらかといえば、売っていくということをやっていこうと。国外もそうですけれども、国内についても、産地に人を集めるということは有田町でやっていただくとして、私どもが考えていくのは、例えば、大消費地である東京だとか、関西圏だとか、そういったところで有田焼の認知度を上げるようなそういったことも何かできないんだろうかとか、そういったことのイメージを考えていまして、うまく町と我々とではダブっていかないようにしたいと思っています。
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