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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

質疑応答:軽自動車増税関連

○サガテレビ
 今、軽自動車の増税が議論されていると思うんですが、全国的に見て佐賀県は軽自動車の所有率がとても高いということで、今後、そういった面で県民から不安の声というのも上がってくると思うんですが、知事は軽自動車の増税についてはどうお考えでしょうか。
○知事
 もともと私どもとしては自動車取得税の廃止というのをやめてくれということをずっと申し上げていました。今お話にあったように軽自動車もそうですし、あと普通乗用車もそうですが、都会に比べて地方のほうに税のもとになるものが存在するという、佐賀県のような地方から見ると非常に貴重な税収源なんですね。それの一定部分の税が今回消費税率のアップによって廃止されるという話でありますので、私どもとしてはそれを廃止しないでいただきたいということをずっと申し上げてきました。廃止するのであれば、代替財源を確保した上で廃止しないとその分だけ穴があくということになってしまいますので、それはぜひ確保をお願いしたいということで言っていたところ、今回、軽自動車税の増税をするという格好になりました。冷静に言えば軽自動車税は市町村税で、自動車取得税は県税でありますから、地方税全体としてはカバーになるかもしれませんけれども、県と市町村の間のやりとりが必要になるということはあろうかと思っています。その軽自動車税を増税するのか、あるいは環境税的なところでもって、そっちのほうで税をかけていくのか、どちらかかなと思っています。もちろん、軽自動車をお使いの方から見れば、上がらないにこしたことはないわけでありますけれども、一方で、自動車を取得される方の税負担は下がりますので、消費税分を除けば下がっていきますので、トータルとしての県民の負担というのは変わらない状況になると思うんですね。
 今、軽自動車の性能がかなり上がってきているということがあります。その上がってきている性能はかなり普通車に近くなってきている、普通車というか、白ナンバーの車にかなり近くなっているような車でありながら、税負担がかなり違いがあるということについては、前々から課題の一つとは言われてきていましたので、そうしたことを踏まえた上で議論をしていただければと思っているところでございます。
 実質的には増減税でレベルニュートラル、つまり増減税でゼロになるという世界でございますので、今まで負担が重かった人が軽くなる、負担の軽かった人が重くなるということでありますから、賛成の方もいれば反対の方もいるということになろうかと思っておりますけれども、私としてはもう少し議論の様子を見てみたいと思いますし、何か筋としては私は環境税的なところに付加していくというところのほうがいいのではないかなと思っているところでございます。

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