発表項目:有明海沿岸道路で太陽光パネルの設置・運営を行う事業者を募集します
まず最初に、有明海沿岸道路で太陽光発電の設備の設置・運営を行う事業者を募集するというお知らせです。
有明海沿岸道路の正確には法面のところを使って事業をやっていただくというものでございます。 平成25年4月に道路法の施行令が改正されて、太陽光発電を道路の法面、法面だけじゃなくてもいいんですけれども、とにかく道路の一部を使って太陽光発電をすることが可能になりました。私どもとしても、この道路でどこか使えないかということでいろいろ検討をしておりましたけれども、この有明海沿岸道路の中で久保田から芦刈の区間について、そこの法面部分を使って発電をすることが可能ではないかと考えました。私たちはずっと再生可能エネルギーの推進に取り組んでいますし、あわせて、これまで道路の敷地というのは、例えば、草が生えたりしますので、そのままにしておくと管理者である県のほうでコストをかけて道路の維持をしていかないといけません。それを逆に貸し出すことによって、そこの部分の維持管理を実際に使う事業者の方々にしていただくことによってコストの削減にもつながる、そう思って検討を進めてまいりました。 その結果、今申し上げましたような久保田から福所江大橋に至る約2キロについて可能なのではないかという結論に達しました。合計の設置可能面積は約1万平米でして、発電能力の試算値は約1メガワット、設置可能なパネル枚数は250ワットタイプで約3,800枚ということになります。これは一般家庭の約300世帯分になります。 都道府県が管理する道路で太陽光パネルを設置する発電事業者を公募するのは全国で今回初めてになります。本日、この発表をもって募集を開始いたしまして、半月間ぐらいかけて事前登録を行い、現地説明会募集締め切りで、12月に選定委員会をつくって、今年中には事業者を決めていって、平成26年度になると思いますが、太陽光パネルを設置していくということになります。ということで、いよいよスタートをしてまいります。この道路の敷地を使って再生可能エネルギーを新しく普及させていきたいと思います。
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