最後、これはもう１分で終わらせます。
　トイレの洋式化の補助をはじめます。11月10日がトイレの日という日になっておりまして、その翌日から募集を開始いたします。
　佐賀県内では、和式のトイレがまだまだいくつか、いくつかというかあちこちで見られていて、特に高齢化が進んで行く中、そして障害のある人も増えていく中で、和式のトイレが非常に使いづらいという声をたくさん聞くようになりました。
　そこで、本来であればＵＤの基準を満たしたすばらしいトイレをつくっていただくのが一番なんですが、ただちにそうなっていくことは望めないにしても、せめて和式のトイレを洋式にしていくという望ましい方向にトイレを持っていこうということで、今回は民間施設や市町が持っています自治公民館や市町の公園などの公共施設を含めて、洋式化とＵＤ化の工事費に助成をすることにしました。これは、民間の飲食店でも結構です。そして、民間の物を売る施設でも結構です。民間の宿泊施設でも結構です。そして、公園は民間はないかと思いますけれども、市町立の公園というものでもありますし、私が特に問題だと思ってよく指摘をしておりましたのは、例えば、登山道とかにある自然公園の中のトイレといったものが非常に汚くなって古くなったままのやつが目立ったりしていますので、そういったものも含めてきれいにしていこうということでございます。このほか、理美容所などのサービス施設、福祉施設、もちろん自治公民館、こうしたものでも大丈夫ということで、およそほとんどのものが対象になっています。
　補助額は、場合によってさまざまなのであります。これはお問い合わせをいただければと思っておりますけれども、安いところ、市町の施設の場合には10万円から。そして、一番大きなところですと60万円といったところまで、これは場合によってさまざまでございます。
　申請手続は、申請される方、個人のお客様が、大体どこにお願いをするかということで、事業者の方を探して工事の検討や見積もりをお願いされると思いますけど、その資料を持って、県の保健福祉事務所に持って、これすみません。持ってきてもらわないといけないんですけど、それをしていただければ、内容を見て10日間ぐらいで交付決定の通知書が送られてくるということになっております。
　ということでございまして、面倒くさいのは面倒くさいんですが、ほかの公のやつに比べると少しは楽になったということでございます。
　また、自治公民館の場合は市町で受け付けることになっておりますので、これはまた別途手続を市町に対してお知らせをする予定にしております。
　ということで、あと県内の５カ所で、特にこうした事業に関心をお持ちの個人のお客様や民間の事業者の方々に対して説明会を行います。そして、それに先立ちまして10月17日には、県庁で、これは市町の職員の人向けに説明会を行うことにしております。今の時点でもかなり問い合わせが来ていまして、反響が大きいなと思っているところでございます。これを機会に、県内のトイレを21世紀にふさわしいものにしたいということもありますし、ＵＤ化も進めたい、あるいは多言語化を進めたい、そういうことによって、このトイレの環境がいいかどうかというのは、地域にとっての印象も大きく違うところでもありますので、ぜひ進めていきたいと考えています。
　以上であります。