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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

質疑応答:原発関連

○共同通信
 きょうでちょうど玄海原発の1号機が運転開始から38年目、10月15日に迎えるんですけど、38年目ということの受けとめと、あと廃炉についての考え方があれば教えてください。
○知事
 38年目のきょうというのが何となく節目の感と微妙な感があると思うんです。1号機は38年たっているということで、あとそのほかの2号機、3号機、4号機についてもそうですけれども、これを実際に動かすのかどうするのかということについては、まず3、4号機について審査が行われているところでありますので、しっかり審査を行っていただきたいということに尽きるかなと思っております。
 そして、1号機について、比較的年限のたった炉をどうするのかということについては、これについての考え方も新しい体制になった原子力規制庁、そして規制委員会で一定の判断をしていただければなと思います。もともと脆性遷移温度などについては、前の民主党政権のときに慎重にお考えの方も含めて検討会議が開かれて、そこの場で一定の方向性は出たと思っておりますけれども、新しい原子力規制庁、規制委員会はまた別の判断があるかもしれません。それについては、我々のほうから早く判断をしてくれと申し上げる必要はないかと思っておりまして、絶対使うなとか、必ず使えとか、そういったことを私どもから申し上げることは控えておこうというのが、この節目のときに当たって改めて感じていることでございます。
○共同通信
 3、4号機は安全対策をいろいろされていると思うんですけど、1、2号機のほうはまだ安全対策って余りやっていないと思うので、そのあたりのことはどう思いますか。
○知事
 もちろん動かすということになれば、必要な安全対策は講じていただくということになるんだろうと思いますし、そこに投じる費用とか、いろいろこれからの電気、電力の供給をめぐるいろんなお考えのもとに廃炉に持っていかれるのか、あるいはもうしばらく使いたいということになるのかが出てくるだろうと思っておりますが、それについては、とにかく安全性については原子力規制庁に判断をしていただきたいと思っています。

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