次が、2013年産の「プルミエ」の販売が始まるというお知らせです。
　「プルミエ」というのは、佐賀県産の果物のうち、どこに出しても恥ずかしくない日本で最高級のものだけを選ぶという、そういう新しいブランディングです。去年からスタートをさせて、路地ミカンとイチゴのこの２つの果物で、サン・フルーツという高級果物を扱っておられるお店でこれを販売してきました。日本で最高級ということは、世界で最高級のこうした果物を売ってきたということでございます。今年も、その季節がやってまいりました。
　今年は、「さがみかんプルミエ」については、11月28日、ちょうど乾杯の日ですね、サン・フルーツの各店で販売がスタートします。サン・フルーツは、例えば、日本橋の三越、銀座の三越や、あとは東京ミッドタウンなどにお店があるところで、三越でフルーツを買うということイコール、大体サン・フルーツで買うということになっている、非常に評価の高い高級果物屋さんであります。ここで、特にその中でも、このミカンはおいしいよということで、去年もワンシーズン、この「さがみかんプルミエ」を売っていただきました。１個当たりの単価が大体525円という非常に高い値段でありましたけれども、ワンシーズンその値段で売っていただきましたし、それにふさわしい価格で生産者からも買っていただいています。
　どんな栽培の方法でもいいというのではなくて、根域制限高畝マルチ栽培、これは大体鹿島でやっているやつですけれども、そのほか隔年交互結実栽培、これは唐津でやっている方法。樹上完熟栽培、多久でやっている方法。そして貯蔵ミカン、大和と、リレー出荷をしていくことによって、一定のレベル以上のものをきっちり必要な数だけお届けできる体制を今年は構築をしていきます。鹿島で根域制限栽培をやっておられる原田さんのコメントですけれども、「本当にいいものができました。自信を持ってお届けします」とコメントをしていただいています。
　また、「さがいちごプルミエ」については、まだ発売日は正確なところができていませんが、12月の上旬からサン・フルーツ各店で販売を開始します。これは、唐津の松尾さんというイチゴ部会の副部会長さんのコメントがありますけれども、「土づくり、苗づくりを徹底してきました」ということです。去年は、特にイチゴは、この非常に厳しい基準を満たすイチゴを出荷することができずに、店頭に余り並ばなかったという反省点がありました。それは、ミカンのほうも同じでございまして、非常に厳しい高い基準をつくって店頭に並びますので、それをクリアしないことには物が世の中に出てまいりません。ワンシーズン、ずっと高い値段で買い続けていただいたということで、それを期待して、今年は去年にも増して生産者の方も非常に力を入れておられますし、中に立つＪＡのほうも、去年以上に協力をしていただいて、きちんとしたものを必要な時期に、ちゃんとした量を出せるようにしていこうという産地側の体制も今年は整えていただきました。多くのお客様にお届けすることができるのではないかと思っています。日本で最高の品質を保証するこの「プルミエ」というブランドが、今年大きく成長することを期待したいと思います。
　販売開始の告知とイベントを行います。
　決まっていることと検討中のことがありますが、販売開始の当日については、東京地区に新聞広告を出していきます。ちなみに、この「プルミエ」を売っているのは首都圏だけなものですから、こういう告知もメーンとしては東京地区に行うことにいたします。
　新聞の別刷のタブロイド版の記事広告を出していきたいと思っております。また、この発売日当日でございますけれども、私は別途、審議会等があって東京に行っておりますので、サン・フルーツの東京ミッドタウン店で、私が「プルミエ」の紹介をして、さがみかんのプレゼントをする予定でございます。
　このほか、これからということになりますが、来年１月22日からは銀座三越で佐賀フェアを行いますので、そのときのメインのものとして紹介をしていきたいと思っております。
　このほか、また、近日中に詳細については発表したいと思っておりますが、東京都内の人気のカフェ２店舗で、県産品の魅力を伝える「ごちそうさがカフェ」を開催しますが、そこの中のメインアイテムとして、この「プルミエ」を紹介してまいりますし、また、今ちょっとこれは詳細、今はまだはっきり公開できないんですが、人気アーティストを使った「プルミエ」のＰＲというものも検討中でございます。
　ということで、この「プルミエ」を、最高級、トップとする県産の農水産物のＰＲに努めてまいります。