TCY ̑傫b ̑傫b ̑傫b
記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

質疑応答:今年の抱負

○STS
 先ほど知事、いい年にするスタートの年とおっしゃって、ちょっと振り返って申しわけないんですが、年始の先ほど触れられなかった繰越の課題、そのあたりに対する改めて今年の知事の、佐賀県としての取り組み方を教えてください。
○知事
 まず、残念なことに年を越してしまった諫干の件については、裁判上、司法上の争いは引き続き続いていくであろうと思います。それはそれで仕方ないことかもしれませんが、私たちはぜひほかの県とも連携をして、裁判以外の道の解決の方法というものを探っていきたいと思います。同じ海で暮らす人たちですから、裁判で白黒つけられたからといって気持ちがすぐにおさまるということにはならないだろうと思います。ぜひとも同じ海を共有する人たちがわかり合えるような道を何とか模索したいというのが県政としての今年の一つの柱であります。
 それとは別に、そうは言うものの、裁判上の話をしっかり我々が情報把握できなかったというのは反省点としてあるのは事実です。今年はどういう形になるかわかりませんが、司法スタッフを佐賀県庁としても充実をさせていって、必要な裁判上の情報、司法上のやりとりの情報、そういったものについてはしっかりと把握ができるようにしていきたいと思っています。
 玄海原子力発電所の安全審査の問題については、今も恐らくは正月返上で審査が続けられているだろうと思っています。いろんな課題が指摘されていると伺っておりますけれども、そのいろんなことを考えて課題を指摘し、対応できているのかどうかを審査するのが仕事の組織でございますので、そこはしっかりと仕事をしていただきたいと思います。とはいえ、今年中には何らかの形で動きが出てくることになると思います。今回はほかに同じようなタイミングで審査が進んでいるところもありますので、そういったところの様子も見ていきながら、一つ一つ丁寧にプロセスを踏んでいきたいと思っているところでございます。
 このほか、TPPについても越年をしました。これは私はどうしても年内に妥結をするという道を選ばなくてもいいのではないか、無理に妥協するよりは、妥協せずにやっぱり国益上必要なことは貫いてほしいということを申し上げてきましたので、その意味では、政府としてもその方針を貫いていただいたと思っています。繰り返し申し上げているように、政府はとにかく守るべきは守り、攻めるべきは攻める、国益にかなう最善の道を追求するということを国民に対して言っておられます。その約束にたがわない道を進んでいただきたいと思っているところでございます。こうしたいろんな意味での繰り越された課題についても、今年は一つ一つ処理をしていきたいと思っています。

「記者会見」トップに戻る 同日記事トップに戻る トップページに戻る

Copyright© 2007-2024 Saga Prefecture.All Rights Reserved.
このサイト内の文章や画像を無断掲載することを禁じます。