TCY ̑傫b ̑傫b ̑傫b
記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

質疑応答:原発関連 その3

○佐賀新聞
 原発の件で1点だけ。
 安全審査のほうは、国の規制委員会のほうでやられると思うんですけれども、県の体制のほうですね、県の体制づくりという部分で、例えば、要援護者の避難計画とか、民間の病院、施設含めてまだできてないところがありますけれども、もし今年度中に再稼働という話が出てきたときに、それがまだできてない段階でも、実質、再稼働条件として再稼働できるのかという当然議論になってくるかと思うですけれども、その辺の絡みですね、再稼働と避難計画との絡みの知事の考え方というのを現段階で教えていただければと思います。
○知事
 これも繰り返し申し上げていることではありますが、今でも使用済み核燃料が玄海のサイトにはあるわけでして、原子力災害が起きる可能性がないとはいえないと思っています。その意味では、この再稼働するかどうかという話と、それまでに要援護者の避難計画を万全なものにしていくという話がリンクしているものではないと思っています。再稼働しなければ、じゃ、そのままでいいのかというと、そんなことはないわけであります。その原子力防災の体制を確保していくというのは、今、この段階でもやらなければいけないことだと思っていますので、それは医療機関や関係の市や町にお願いをしていきながら、できるだけ早くつくり上げていく必要があると思っておりますけれども、そのことと再稼働の是非ということについて、直接リンクするものではないと思っています。というか、それよりも、できるだけ早く、やっぱり理想、100%はないかもしれませんけれども、課題が発見されたのであれば、その課題をきちんとクリアするために、できるだけ早くいい状態にしていくということが求められると思います。
○佐賀新聞
 何かしら時期的な目途というのが知事の中であられますかね。
○知事
 ちょっとこれ、多くの場合、市や町とか、あと医療機関とかの体制の話になるので、ちょっとこっちのほうでいつまでというイメージで語れないのは申しわけないと思っています。訓練なんかを通じて発見される課題もありますし、この防災計画や避難計画というのは、どれだけいい計画をつくったつもりでも、やっぱりここが足りないねとか、もっとこうしなきゃいけないねというところを見つけるために訓練をやるようなものでもありますから、その意味では、発見された課題に対してできるだけ早く対応をしていくということが一番求められることだろうと思っています。ちょっと時期をいつまでというふうに言えないのは申し訳ないと思っているんですが、この年明けの課題としてできるだけ早くその体制を整えていただくようにということは申し上げて、その策定のお手伝いも県としてもやっていきますということを宣言していますので、そのお手伝いはしていきたいと思っています。

>>原発関連 その2

「記者会見」トップに戻る 同日記事トップに戻る トップページに戻る

Copyright© 2007-2024 Saga Prefecture.All Rights Reserved.
このサイト内の文章や画像を無断掲載することを禁じます。