私から最後でございますけれども、アラン・デュカスというフランスのシェフが経営しております「ジュール・ヴェルヌ」というレストランで有田焼のプロモーションを実施いたします。
　2016年の有田焼創業400年事業に向けて、欧州における有田焼のリブランディングを目指してさまざまな取り組みを行っていますが、経済産業省が実施しますクールジャパン事業と連携をして、世界のトップシェフでありますアラン・デュカスが経営するレストランでプロモーションを実施するというものです。
　１月23日から29日までの１週間、経済産業省のほうで「日本フォーカスウィーク」という日本に焦点を当てた１週間と題したプロモーションがさまざまな形で行われます。そこの中の一環として、いろんなものがレセプションなどがあります。スタートを飾るレセプションには、坂井副知事が参加をいたしますが、その一環として１月26日には、私がこのレストラン「ジュール・ヴェルヌ」に参ろうかと思っているところでございます。
　この１週間の間、有田焼を使って何をするのかというと、このアラン・デュカスというミシュランの星のシェフが経営するパリのエッフェル塔の中にあるレストラン「ジュール・ヴェルヌ」というところで、ここのお客様に１週間は有田焼を使って料理を提供していただくということが実現するというものでございます。
　今まで有田焼といえば和食器で、日本料理に対応したというイメージだったわけでありますけれども、それをそうではなくフレンチに合った形の有田焼をアラン・デュカス自身にピックアップしていただいて、それを使ってお客様にお料理を提供し、反応を見るということをやってみようというものでございます。
　１月26日は私が参りまして、数十人の方、佐賀県がご招待をした現地のジャーナリストの方々などに、この私どもの今回の狙い、そして料理というものを実際に体験していただくというプロモーションを行います。
　改めてアラン・デュカスを紹介しますが、史上最年少で３つ星のシェフとなりました。また、ミシュランから、フランスも含め、フランス以外の国も含めて３つ星をつけられたという史上初のシェフということになっております。
　今回使われるお皿については、たくさんのものを見本として見ていただいたわけでありますけれども、そこの中でこういう白磁輪花プレートや、とても軽い、卵殻で、卵の殻のような薄い、軽いタンブラー、そしてまた、この李荘窯でおつくりになった、ちょっと変わった形のボールやプレート、そういったものを中心に料理を構成していただきます。
　佐賀県主催のプロモーションという名のイベントですが、１月26日（日曜日）の、現地時間の12時半から14時までの１時間半、このレストランで行います。私と、県議会からは福島副議長がお越しになります。そして、フランスにある日本国の大使館やＪＥＴＲＯ（ジェトロ）をお招きして、バイヤー、小売店、ジャーナリスト、またはＶＩＰの方々をお招きして、この有田焼の欧州でのリブランディングにかける私どもの意気込みをぜひ感じていただくということとあわせて、実際に有田焼を使った料理を体験していただくということを行いたいと思っています。
　そのときには、乾杯を日本酒でというのをパリでも行います。ワイングラスでおいしい日本酒アワードというのがございまして、その2013の金賞を受賞しました「岩の蔵　純米大吟醸」と「聚楽太閤　純米吟醸」の２つをお持ちする予定でございます。
　そして、このプロモーションでフランス語のパンフレットをお配りする予定です。ということでございます。
　私からは以上でございます。