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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

質疑応答:諫早湾干拓事業関連

○NHK
 諫早の問題に関してなんですが、あす24日にも、国に、以前出されていたものの、国が佐賀地裁に対して、こういうふうなというふうな受け答えをするというふうなことを言われていたりとかしていますけれども、今の状況ですね、先日、佐賀地裁に対して国のほうから請求異議の申し立てなど出されて、解決の方向に向かっているのかというのが、ちょっといまだによくわからない状況だと思うんですけれども、国はまだ、その三者での話し合いですね、そこを実現するようにというふうなことを示されたりもしているようなんですが、今の状況でどういうふうに、今後のことというか、考えていらっしゃいますかね。
○知事
 今この時点でということで申し上げれば、長崎県は知事選挙の期間ですので、物事が実質的に動くということはちょっと考えにくいかなと思っておりまして、知事選挙が終わった後に、これから4年間、長崎県知事をされる方とお話をしていくということになるだろうと思っておりまして、今、その意味ではちょっと小休止状態になっているのかなと思っています。
 大きな考え方は、もう前から申し上げているとおりで、私も農水大臣がおっしゃっているように裁判だけで物事の白黒をつけてしまうんじゃなくて、お互いのことを理解するための話し合いが欠かせないと思っておりますので、それをぜひやってもらうために、国にも働きかけをしますし、我々も我々なりのネットワークで話し合いの糸口を何とかつかんでみたいと思っているところでございます。
○NHK
 その今後の動きについては、やっぱり見ていく、見守っているような今状況だということですかね、あすに関してもそうですけど、24日。
○知事
 そうですね、国の動きは見守っていると。それは司法的にどうされるかとか、異議申し立てをどうされるかということも含めて、それはまず見守るということしかないんだろうと思っています。一方で、漁業者を中心に、まずは国からの説明をきちんと聞きたいということをおっしゃっていたやつは実行をされました。また、3県の連携をしっかりやっていこうということについても、漁連、漁協同士の間で話をされて、それはそれでアプローチが進んでいると思っています。私どもとしては、あとさらには県の体制を強化していくためにも、法律スタッフといいますか、司法的なことをやっていただける方を中につくることが必要ではないかという問題意識を持っていまして、これは今、関係の本部間で、どういう形が可能なのか議論をしているところです。
○読売新聞
 3県連携なんですけれども、昨年末の協議から間もなく1カ月を迎えるんですが、福岡や熊本から、何か声が発信されたりとか、もしくはアクションがあるというものを余り目にはしていないんですけれども、現状どういった状況で、知事としてはどういう認識をお持ちなのかをお伺いしたいんですけれども。
○知事
 私のところに逐一報告が来るわけではございませんし、3県の漁連、漁協の話し合いのときに、それぞれの行政主体に対して話をしていこうということについては、その方向性としては理解をしていただいたのではないかなと思っています。それで、福岡県は福岡県として、熊本県は熊本県として、それぞれの行政機関のほうに働きかけをされているんだろうと思っているところでございまして、私のところに、具体的にいつこうしましたという報告が来ているわけではございませんが、そうした動きを期待しているところでございます。

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