質疑応答:予算編成関連 その3
○毎日新聞
年頭の挨拶で、ユニバーサルデザインについて力を入れていくということをおっしゃっていましたが、新年度予算で、特に来年の1年間の中でここはどうしてもやりたいとか、ここをやるつもりだというお考えがあることについて、ちょっとお話しいただければと思います。 ○知事 ユニバーサルデザインについては、予算の発表がありますので、余りここで言ってしまうとそのときの楽しみがなくなるので、考え方だけ申し上げると、ユニバーサルデザインというのを単なる建物をバリアフリー化するということだけの文脈で捉えるのではなくて、いろんな事情や状況の人たち、障害のある人もそうですし、言語的に、例えば、日本語がわからないというのも障害の一つだと考えれば、その人たちにどう対応していくのかということも一つのユニバーサルデザインへの対応ということだと思っていますし、そういう広い意味で、私は県政のインフラだと思っているんですね。そういう県政のインフラとしてのUDをどう進めていくのかということについて、その中核となる計画や構想が切れたままで、まだできていない状況なんですね。正確に言うと、今年度末、平成25年度末で切れるのかな、ということがありますので、それのUDの基本戦略的なものを来年度しっかり立てていくということをやって、UDというのは何なのかということを改めて県庁内のそれぞれの部署にしっかりと浸透させていくということをやりたいと思っています。 これは地味なように見えるかもしれませんけれども、個別のパーツ、パーツの事業だけでやっていたのではどうも統一的な理解が広がっていないのではないかという反省もございまして、来年度の予算あるいは組織においては、UDの基本的な戦略といいますか、基本方針をつくっていくということを1本柱を立てられればなと思っているところでございます。
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