発表項目:介護ロボットの普及に取り組んでいます
あと、私から最後1点でございます。介護ロボットの普及の点でございます。
今、駅の北口の佐賀市神野東にあります在宅生活サポートセンターでは、高齢者などの自立支援のための福祉用具、住宅改修、介護などの展示体験などを行っています。 その中で、一つの取り組みとして行っているのが、介護ロボットを普及させるというものでございます。介護ロボットというと、本当にロボットみたいに割と大きなものをイメージされるかもしれませんけれども、さまざまな機能を果たしてくれるいろんな大きなや内容のものがあります。 例えばその典型例が、このセラピー用の介護ロボットと言われるものであります。じゃ、持ってきて。というか、連れてきてって言わないといけない。はい、ありがとうございます。 この子「パロ」っていうんですけど、(パロを抱きながら)ほら、よしよしよしよし。こういう感じで、この子、ロボットはロボットなんですけれども、見ているだけでも、ああ、よしよしよしよし。いろんな反応をしてくれるというので、このアニマルセラピーの一つとして、こういう介護ロボットというのが最近普及を始めています。皆さんもどうぞ、お部屋に1台みたいな感じで、でも、結構高いんですよ、これ。三十数万円するので、なかなかどうぞとは言いにくいところでもあるんですけれども、こういったものが近くにいることで、生活が豊かになる、安心して暮らせるようになるという、そういう効果がいろいろあります。 そのほか、これはイメージ湧くかもしれません。これは「POPO(ポポ)」というロボットなんですけれども、こういうのがないとなかなか歩けないけれども、こういうのがあると歩けるという人のために開発されたロボットです。 これは夜の間、どうしても自分で起きられないと、排せつをしなくちゃいけなくなるというときに、自動で排せつの処理をしてくれるロボットというのがありまして、これはもうロボットというよりは、何か装置という感じがしますけれども、こういうものも現在開発をされています。これを使うと、夜中に介護職の人、あるいは家族が起きて、本人さんの下の始末や世話をしなくても済むということで、周りの人たちにとって非常に負担が軽くなるという特徴があります。 このほか、きょうもちょっと新聞に出ていましたけれども、例えば「HAL(ハル)」という装着型のスーツロボットと呼ばれているもので、自分でがちゃっと身につけると、日頃歩けない人がロボットと一緒だと歩けるようになるという、ちょっとエヴァンゲリオンみたいな感じの形をしたようなロボットというのも今回展示します。テクノエイド協会というところと一緒になって、こうしたものがあって、こうしたものを有効に使っていけば、介護される人も介護する人も楽になるし、生活の質が上がっていきますよということを体験していただくための研修会をやりましょうということで、2月17日の月曜日の午後、ほほえみ館と呼ばれている佐賀市保健福祉会館で研修会を開くことにしました。受講料は無料です。 今申し上げましたようないろんなものが実際に来ますので、ぜひ見ていただいて、それをお使いいただくことで介護の質が上がっていけばと思っています。いろんなものを買えばかなり高いものでも、月々のリースで使うことができたり、あるいは、このうちのいくつかのものについては介護保険の対象になったりもしていますので、そういったことについても知っていただければ、よりたくさんの方々に使っていただけるのではないかと思っています。 長くなりましたが、私からは以上であります。
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