質疑応答:デジタルアート関連
○読売新聞
一番最初にチームラボの話なんですけれども、デジタルアートを、例えば県内に広げたり根づかせたりするための、何かこの展示会をきっかけとしてやっていきたいような中期的とか長期的な取り組みをお考えでしたら教えてください。 ○知事 チームラボの取り組みについては、一般向けのものとしては、去年やったプロジェクションマッピング、それと、今年のこういうチームラボ展というものをきっかけにして、身近に感じていただくということをしていただけると思っています。 さらには、例えば今、名護屋城博物館では、名護屋城博物館の周りというのは、安土桃山時代に、秀吉を初めとする軍勢が陣取ったときの陣跡があるわけですけれども、それをARの仮想技術を使って、それを当時のイメージを再現していくといった取り組みなんかもスタートをしていっているんですね。 これから、例えばですけれども、これはジャストアイデアのレベルで申し上げれば、今、世界遺産の指定を目指している三重津の海軍所があります。世界遺産というのは、世界遺産になったからといって新しく何か建物をつくるというわけにはいけないんですね。だから、あくまでもあれは保存、保護をするためのものですから、そのリアルな状態は変わらないにしても、そこに行ったときに、メディアの力で当時の状態をイメージすることができるようなものをやっていくだとか、そういったことに広がっていければいいなと思っているところです。 また、有田工業を初めとして、デザインを学んでいっている生徒たちというのがいます。あと、専門学校の生徒、大学生もいますので、そういう人たちに、こういうものの持つ力というのを感じていただくことによって、佐賀県からそういう人材を輩出できればと思っているところです。
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