質疑応答:ICTを使った業務効率化関連
○時事通信
これまで、業務の効率化にICTを使って、テレワークだとかモバイルワークだとか、本格的に始動するのは今年からだとは思うんですけれども、やってこられたと思うんですけれども、その業務効率化の効果というものを、きちんとやっぱり県民にわかる形で示さないと、結構なお金を使うことになっているので、ちゃんと説得ができないというか、わかっていただけないと思うんですね。知事としては、どれぐらいの成果を出さないといけないと、今年中に出すべき短期的目標はどれぐらいで、中長期的には、こういうふうな姿に県庁がなっているというのを考えていらっしゃるかというのを教えてください。 ○知事 今そのICTを使った業務効率化で目指していようとするのは、具体的に言うと、アイドルの時間をなくしてオンの時間に変えるというのが1つ。例えば、出張先で出張用務以外、仕事しないというんじゃなくて、ICTを使うことによって、ずっと仕事ができればその分だけはかどるということですから、そういったことであるとか。あるいは、現地機関が農家なら農家のところに行ったときに、何かいろいろ相談を受けてわかりませんと答えて帰ってきていたのが、ICT、多分iPadで写真を撮ったり、画像を撮ったり、それを直接ライブで専門家に見ていただくことによって、これは何の病気ですねとか、こういう肥料のやり方にしてくださいというアドバイスができるようになったということなんですね。 特に後半の例を見ていただいてもわかるように、これは時間の短縮になっているというよりは、業務のレベルアップにつながっているということだろうと思います。大きく分けて省力化につながる部分とレベルアップにつながる部分と両方あろうかと思うんですね。 確かに、今、石田さんから指摘があったように、コストダウンになる部分とレベルアップになる部分というのをどれぐらい定量的に評価をしていくのかということについて、しっかり持たなくちゃいけないだろうと思っております。 今、私の手元でその具体的な数字について持っているかと言われると、私自身、ちょっとイメージを持ち合わせていないので、ただ、それは、これからの業務の効率化を進めていく上でも非常に大事な視点だと思いますので、それを取り組みしていきながら、具体的にどういったところを目指すのかという姿、この県民と、そして職員と共有できていくような目標をこれからつくっていきたいと思います。
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