最後、端的に済ませますが、分権と道州制のシンポジウムを開催いたします。
　４月22日火曜日の午後１時半から３時半まで、アバンセです。
　九州地域戦略会議が主催になります。
　内容としては、道州制・分権となっていますけれども、基本的には人口問題を大きく取り上げたいと思っています。今日の新聞各紙でも、人口問題についての総務省の統計が載っていまして、非常に大きく人口が減っていくこと、そして、一方で高齢者の割合は高くなっていくことなどが報じられていました。高齢者の割合が増えていくといっても、実は数そのものは高齢者の数すら減っていくような時代に突入をしていきます。なぜならば、全体の人口そのものが減っていくからでありまして、そういう人口が減っていくということを前提にして、自治体行政あるいは地域の経営というものがどうあるべきなのか、どうなっていくのかということを、最近、中央公論の12月号に「壊死する地方都市」という非常に刺激的な内容で論文を発表されました、元総務大臣の増田寛也さんが佐賀に来て講演をしていただきます。
　今や人口問題についての一つの有識者の代表となられた増田さんが、直接人口が減る時代にどうやって地域をつくり上げていくのかということについての基調講演をしていただくのとあわせて、パネリストとしても登場していただきます。ぜひとも多くの方々に参加をしていただきたいと思っていまして、自治体の関係者などには既に呼びかけをしておりますけれども、平日の午後１時半から３時半ということで、なかなか一般の方々、お勤めされているような方々が来られるというのが非常に難しいというところもございます。ですが、非常にすばらしい機会だと思っておりますので、ぜひ皆様方にも来ていただければというのと、さまざまな形でお知らせをしていただければ大変ありがたいなと思っているところでございます。
　ということでございます。すみません、長くなりました。
　以上であります。