それでは、始めます。
　まず、トイレ洋式化の事業について、これが大変ご好評をいただいておりますというお知らせです。
　平成25年度から27年度までの３年間かけて、和式トイレを洋式化しようという取り組みを大幅にスタートさせました。これは、１つは、高齢化が進んでいく中で、高齢者の人たちが和式トイレは非常に使いづらいということを随分おっしゃっているということに基づくものであります。特に、例えば、地域の公民館のような比較的古い建物に行くと、そこのトイレが昔のままでなかなか使いづらいので、だから公民館に行きたくないとか、そういったお話なんかも随分伺っていました。
　平成25年度の途中からスタートをいたしましたけれども、期間は短かったんですけれども、216施設、300便房のトイレが洋式化をされました。今年も同じように行ってまいります。
　ちなみに、平成25年度の補助実績を見てみますと、レストラン、居酒屋、割烹、こうしたものも47とありますし、物販施設、宿泊施設、医療施設、そして自治公民館や市町の施設、こういったものなど、いっぱいあります。市町の施設なんかでも、古い施設の場合には全てが和式になったままだとか、あと、洋式はあるけれども、洋式は１個しかないとか、むしろ利用者のほうからはもっと増やしてほしいという声が出てきているということで、これだけの実績がございます。
　実際に使ったいろんな方からの声を拾ってみましたが、和式トイレだからというのでほかの店に行かれていたお客様が、洋式になったという話を聞いて来ていただけたとか、最近のお宅は和式トイレがほとんどなくて、子供たちが洋式トイレにしか慣れていないということで、和式トイレの場合、子供たちが使い方に慣れていなくて汚すこともよくあったけれども、洋式になって汚すこともなくなったという学習塾のお話でありますとか、こういうさまざまな声をいただいております。
　また、外国の方が結構訪れておられる施設でトイレを洋式化して、それまではどう使っていいのかわからないみたいなお話があったけれども、助かった、こういったお話なんかも来ているところでございます。
　今年度も補助を実施しています。便器を取り替えるだけの場合は、社会福祉施設は20万円、飲食店などは15万円、自治公民館は20万円ということでやっておりまして、今、受付をしているところです。
　実際にどういう手続になるかというと、替えたいと思う人が一般的には出入りしておられるお使いの施工業者の方々に相談していただくと、この施工業者の方たちはよくこの事業のことをご存じですから、大体見積書をつくっていただけるというケースが多いです。もちろん、ここから見積書をつくっていただいて、申請者が交付申請書を県の保健福祉事務所に出していただくことももちろんできます。施工業者の方が出されるか、申請者自身が出されるかということで、非常に簡単な事業ですので、簡単な内容の申請書を出していただければ、交付決定まで10日間ぐらいでできます。ということで、非常にあっという間な感じでできていきます。ただ、自治公民館だけは市町で受け付けることになっていますので、そちらを通していただければと思っておりますけれども、とても簡単な手続で直すことができますので、これからもお使いいただければと思います。