次が、初の海外ナショナルチームのキャンプ受入れを行いますというお知らせです。
　女子硬式野球・ワールドカップという大会が今年の９月に１週間、宮崎県で開かれることになりました。正確な名称は、第６回女子硬式野球・ワールドカップ2014というものでございます。現時点では、日本をはじめとして８チームが参加することになっています。このオランダのチームに嬉野で事前キャンプしてもらうということが固まりました。
　私どもは今、2020年のオリンピック・パラリンピックなどに向けて、海外チームの事前キャンプ地として名乗りを挙げようということで、そのために、いろんなものをテストケースとしてやっていこうという取り組みをしていっています。日本で行われる、あるいは日本の近くの国で行われる国際大会がないかということをずっと拾っていました。そこの中で、今年こういう女子硬式野球のワールドカップがあるということがわかり、そこの団体の方ともいろんな話をして、今回の誘致が成功したものでございます。
　そのときに言われたのは、グラウンドはあるわけです。どこにでもあるんですけれども、雨天練習場があるかないかというところが一つのポイントになりました。
　また、テストマッチをしたいので、対戦相手をアレンジできるかというお話がありまして、こうしたことがきちんとできるということで、今回実現したものでございます。
　もちろん、こういうキャンプの受け入れに当たっては、それこそＷｉ−Ｆｉ環境だとか、コールセンターだとか、こうしたことをしっかりやっていきたいと思っておりまして、こうしたものの受入れを通じて、何が課題で、何がいい点なのかということを気づいて築き上げて、また、さらなる改善につなげていきたいと思っています。
　2015年には夏季ユニバーシアードが韓国の光州で行われます。また、中国の北京では、その年、世界陸上競技選手権大会、世界陸上が行われることになっていまして、こうした韓国や中国で行われる世界大会においても事前のキャンプを日本で行うという可能性も十分あると思っております。
　また、2019年にはラグビーのワールドカップが日本国内各地で、また、その年には女子ハンドボール世界選手権が熊本県で開かれますし、2020年にはオリパラが東京で開かれることになっているということでございまして、こうしたものに向けて、キャンプ地としての磨き上げをしていきたいと思っています。
　私からは以上であります。