質疑応答:九州新幹線西九州ルート
○佐賀新聞
新幹線長崎ルートの件なんですけれども、この間、与党PTのほうに長崎の中村知事が出席されて、2020年の東京オリンピックに間に合うように前倒し整備を求められたかと思うんですが、その点について、事前に佐賀のほうに何らかの相談なりがあったのか、それとも県のスタンスとしては、具体的にこの東京オリンピックまでというので乗れるのかという、端的に言えばそういう話なんですけれども。 ○知事 それは乗りたいですよね。そのときにも、PTでも話に出ていたと思いますが、前倒しできるんなら、それにこしたことはないと思いますが、ほかの線区のようにもう技術開発が終わっていて、物理的な工事をどれだけ量的にできるかという問題ではなく、営業運転に必要な車両の開発が終わっていないという、我々、線区独特の課題を抱えていますので、それがどれくらい短縮できるのかということについては、その与党PTというよりは、やっぱりJR九州をはじめとする開発を行っておられる方々との協議、あるいは努力ということになろうかと思います。 今回の与党PTの前に、長崎県知事が2020年ということで話をされるということについて、少なくとも、私に直接話があったということはございませんでしたが、前々から一日も早く開通をということについては、両県一緒になった要望などの際には申し上げておりましたので、それを象徴的におっしゃったのかなと思っております。 私自身としても、それは早いにこしたことはないと思っておりますけれども、そういった問題点もありますので、なかなか難しいかなという気持ちも持っております。 一方で、与党PTが終わった後のたしか記者の囲みだったか、会見だったかで、この西九州ルートの問題については長崎県とJR九州のほうで少し議論をしてもらわないといけないかなというような内容のお話もあったかと思っておりまして、いずれにしても、JR九州のほうでそういう時間短縮といいますか、期間の短縮が可能なのかといったところがポイントなのかなと私としては思っております。
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