質疑応答:有田焼創業400年事業関連
○佐賀新聞
有田焼の400年の関係で、有田町の新町長が町の計画をかなり見直すということを言っているんですが、佐賀県も町の計画とバランスをとりながら進められてきた部分があると思うので、何か県の事業として影響があるのかというのと、大幅に見直すということへの受けとめをお願いします。 ○知事 基本的には、これまで町と県も入ったところでの会の中で進めてきて、物事を決めていっていましたので、そうやって2016年に向けて進んでいる中、今まで進めてきたことが大きく変わっていくということについては、びっくりしたのは事実であります。ただ、町長さんからは、前々からイベント的なものではなく、将来に残ることに力を入れたいというお話は伺っておりましたので、前回の会のときの説明も、そういったことに沿った形で説明が行われたと理解をしております。ただ、私は担当から報告を受けているところでは、理事会の中では、今まで決めてきたこと、進んでいることとの整合性で、なぜそれを今変えていくのかということなどについて、さらに整理してもう一度お諮りをしますということになったと思っておりますので、もう一度恐らく今月か来月かわかりませんけれども、理事会が開かれて、そこで今回、さまざまなご下問というか、質問のあったことに対する答えが出てくるだろうと思っておりますので、それを見て判断をすればと思っております。 基本的には、私ども今回の有田焼400年をやっていくときに、県と市で一緒にやっていく事業というのをなるべく減らして、県は県でやっていくもの、町は町としてやっていくものというのをなるべく分けましょうということにしていっているんですね。その意味で、例えば、欧州への輸出とか、そういったものについては、もう県は県としてやっていきますからということで進めておりますので、県の事業そのものについては影響はないかと思っておりますけれども、県も何らかの形で応援をしていくべき町が行っていく事業については変更が出てくることになると思っております。 いずれにしても、新しい町長さん、町民の代表者の方でいらっしゃいますので、いろいろお考えになった上で、ご提案がされると思っておりますので、今後の動きに注目をしておきます。
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