それと、最後、手短かにご説明いたしますけれども、７月の下旬、米日カウンシルの知事会議がアメリカのシリコンバレーで行われることになりました。それに出席をいたします。米日カウンシル知事会議と申しますのは、日系アメリカ人のリーダーによりますネットワークをこれからも維持していこう、そのことによって、日米関係に参画していくということを目指して、2009年に設立されました。そして、この米日カウンシルの下に米日カウンシル知事会議がございまして、この米日カウンシルそのものの運動としては、日系のアメリカ人リーダー、例えば、ダニエル・イノウエなどがその代表だったわけでございますけれども、それと我が国の政府のリーダーたちというものとの交流だったわけでありますけれども、それの地域版をつくろうということで知事会議がつくられました。米側の代表は、ダニエル・オキモト、スタンフォード大学の名誉教授でございまして、このダニエル・オキモトの教え子である広島県の湯崎知事が日本側の代表となりまして、現在、６県が参加をしているところでございます。毎年会議をやっておりまして、東京でやることもあれば、米国でやることもございます。
　今回のシリコンバレーの会議には、６県すべての知事が参加をする予定でございます。７月の28日から29日までの２日間、スタンフォード大学とその隣、そのすぐ近くにありますシェラトンのパロアルトホテルで会議が行われまして、米側の企業や米日カウンシル関係者などが集まりまして、講演があったりパネルディスカッションがあったり、私からは、ユニバーサルデザインの取り組みの紹介をいたします。そして翌日は企業とのマッチングでございまして、シリコンバレーの企業と県内企業とのネットワーキングが行われます。
　そのネットワーキングには、県内から２社、それぞれが自費で参加をされます。１社目がユニバーサル・サウンドデザインでございまして、これは難聴者のための聞こえ支援スピーカーで、なかなか音が聞こえにくい人たちに対して非常に聞きやすい音を提供するという「ＣＯＭＵＯＯＮ」という商品でございます。もう１つが、株式会社オプティムの「Ｏｐｔｉａ」という、これはスマホのサポート製品でございまして、最近はスマホの使い方が難しくなってわからなくなってきています。そのときにわからないと言っている人のスマホとわかっている人のスマホの画面を共有することによって、使い方をアドバイスしていく、使えるようにしていくという、そういうサービスでございまして、スマートフォンの遠隔サポート製品と呼ばれています。こうしたものをシリコンバレーの企業に紹介をして、いいマッチングができないかということでご参加をいただくものでございます。
　すみません、ちょっと長くなりましたが、私からは以上でございます。