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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

発表項目:「唐津くんち」で「おもてなし仮設トイレ」の試験設置を実施します

 2点目が、新しい仮設トイレを唐津くんちで設置するというお知らせでございます。題しまして「おもてなし仮設トイレ」というふうに呼んでいます。こうしたものをやっていくことによって、佐賀のイベントの風景を変えていこうという目的です。
 皆さんもいろんなイベントに行かれることがあると思うんですけれども、仮設トイレが何とかならないかと思われたことってないでしょうか。私はあります。しばしばあります。日本の世の中がいろんなものが便利になって使いやすくなって快適になっているのに、仮設トイレだけは全く何十年前と変わらないということが何とかならないのかということを私はずっと思ってきました。そして、何か新しい仮設トイレの開発ができないのかということもいろんなところにアプローチしてきましたけれども、今回、私が頼んだからではないんですけれども、東日本大震災のときにもこの仮設トイレの問題が大きく取り上げられ、そこで、仙台市とセキスイハウスが共同開発して、女性のための快適な仮設トイレというのを商品開発をしました。そのことをニュースで私は知って、それですぐにアプローチをして、ぜひこういったものを佐賀県でも使わせてほしいということのお願いをしました。今回は、ニーズの多い女性用というものでスタートをしてきているわけでありますけれども、やがては男性用もぜひ開発をしていただきたいと思っているところです。
 さきの県議会で、これの購入の予算を認めていただきましたので、来年度に2台、こうしたトイレを入れていこうと思うんですけれども、そのためのプロモーションというか宣伝のものとして、今回は、我々が買うものはまだ物を手にしておりませんので、これは、実際に仙台市とセキスイハウスが開発したものでございますけれども、これを持ってきてもらって、それはもうセキスイハウスさんが自分たちでやりますとおっしゃっています。それを、人が集まるところに設置をして、実際に試してもらおう、そういうお試しの設置の場というのを今回つくろうとするものでございます。
 このおもてなし仮設トイレの名前、「おりひめトイレ」という名前にしてありまして、非常にいい名前だなと思っています。とにかく、これまでの仮設トイレの不満、汚い、臭い、怖い、暗い、こうしたものを洗い出して、女性や子供の人たちが安心して安全に快適に使えるようなトイレを設置するというものでございます。
 これは、子供のためにも非常にデザインがいいというので、第8回のキッズデザイン協議会の会長賞を受賞をしています。デザイン的にも非常にすぐれていると私も思います。
 今回、仮設トイレを設置する場所は、唐津くんちの行われる11月2日から4日までの3日間、これは設置するのに下水道が必要なんですね。だから、下水道のあるところでしか設置できないというのが、課題といえば課題なんですけれども、ということで、この唐津市役所の本庁舎前の駐車場に設置をします。そして、女性が対象で、子供の同伴利用も可能です。そして、今回1台だけですけれども、九州初登場ということになります。内覧会を2日、この日は宵山の日ですけれども、午前10時30分から内覧会を行うことにしています。そして、実際に使えるのが2日、3日、4日で、2日は宵山で夜、3日目は大体1日中、4日も1日中ということなんですけれども、トイレがそれぞれ2日の場合は午後1時から午後11時まで。3日は、午前9時から午後9時まで。そして4日は、午前9時から午後7時までと、こういう時間帯でトイレを使うことができるようになっていますので、ぜひとも多くの方々に試して使っていただいて、今までの仮設トイレと違うということを実感していただければありがたいなと思っています。
 来年度は、2台、佐賀県として購入して、いろんなイベントのときに使っていただくことにしています。ただ、設置をしなくちゃいけないものですから、ちょっとコストが今までのものに比べて高くかかるんですね。こうしたことについても、一定の支援はしていきたいと思っていますけれども、これがもっともっと普及していくことによって、イベントの風景というものを変えていきたいと思っています。
 私からは以上でございます。

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