○朝日新聞
　知事ご自身の去就のお話なんですけれども、11月にもご判断されるというお話だったんですけれども、今のお話を伺っていると、ノリの漁期の関係から来年度以降になるんじゃないかとかいう話もある、オスプレイの判断はですね。となると、11月の判断をもうちょっと先延ばしにしようとか、そこはどう絡んでくるのかなと、ふと思ったんですけど。
○知事
　まあ、11月にもですから、ファインディング・ニモですから、11月に行いますということを明確に述べたわけではなく、11月にも、だからやっぱり、この問題があったからこそ、なかなか自分としての去就についてのことを明確に申し上げられずにいるというところはありますので、そこがもう少し何か見えてこないといけないのと、もう少し見えてくる時期がいつごろになるのかということが、申しわけないですけど、今の段階では私にもわからないんですね。防衛省に対しては、防衛省さんも一生懸命作業をされているんだろうと思いますけれども、ですので、ご返事を申し上げると、ですから、11月にもということでございまして、11月にとか、それがおくれることが決まりましたとか、そういったことが現時点であるわけではありません。決まっていないということでご理解いただければと思います。
○佐賀新聞
　当初、知事の、多分言葉をちゃんと拾っていけば、９月か11月かという言い方だったかと思うんですけれども、そこはいつの間にか11月にもという、「にも」がついて、今の発言をちょっとお聞きしていたら、11月以降になる可能性もあるということでよろしいんですよね。11月からずれ込むこともあり得るということで。
○知事
　９月か11月と言ったのは、９月か11月には判断したいと言ったんじゃないかなと思うんですね。９月か11月に判断したいと言ったことは事実ですし、今もそのように思っているということでございまして、その11月が近くなってきた今の時点でどのように考えているかというと、11月中にきちんとした形で皆様にお話をすることができますということを明確に申し上げられるなというところまでいっていないものですから、そこをちょっとぼかしたように言っているんですけれども、11月を軸にしたいというところは変わりませんので、物理的に12月にずれ込むようなことが絶対ないとは申し上げないんですけど、わざとずらして、何かクリスマスニュースにしようとか、そういうふうな意図があるわけではございません。
○佐賀新聞
　それと去就に関してもう１点ですけれども、自民党の衆議院の新２区の候補者選びの中で、西部地区というか、新２区の方から知事に出ていただけないかというような声も若干上がっているようなんですけれども、それに関して知事はどういうふうに受けとめていらっしゃるんでしょうか。
○知事
　こういう仕事をしている者からすると、そのようにしてどこかの場で働いてくれという声があること自体は、それは一人の政治家としてはありがたいことであると思います。ただ、私自身が次どうするかということを決めておりませんで、また一方で、お目にかかる方からはもう少し挑戦してみたらどうだというようなお声があるのも事実でございまして、これもまたありがたい話だと思っております。
　どちらかしか選択肢がないというわけではないと思うんですけれども、いずれにしても、さまざまないろんな要素を考えて判断をしていきたいと思っています。
○佐賀新聞
　たびたび申しわけないですけど、去就を判断される上で、判断の順番というか、とりあえず知事の頭の中では、まずもって知事を続けるかどうかというのを判断して、その後についてはそのあと考えるのか、それとも、幾つかの選択肢があって、その中から選んでいくのかということでいえば、どういうふうな今のご認識をお持ちでしょうか。
○知事
　次に出るかどうかです。それの判断をしたいと思っています。
○佐賀新聞
　その後については、その後ということですね。
○知事
　そうですね。