質疑応答:女性大臣の辞任関連
○時事通信
女性大臣お二人が相次いでやめられて、交代されましたけれども、知事、男女共同参画を推進する立場にあって、今回のあのドタバタ劇をどう見ていらっしゃったか、また、今後も女性の活躍を推進するということに関して国に求めていくこと、期待したいことがあったら教えていただけますか。 ○知事 まず、お二方の閣僚辞任については、本当に大変残念だと思っています。内閣として、任せだぞというつもりで任命されたわけでありますから、お力を発揮していただきたかったと、心からそう思います。 今回の辞任というのが、それぞれ所掌しておられた事業、政策を遂行していくに当たっての政策議論の結果、そうなったということのではなく、政治活動についての案件が発端になったわけでございましたので、もちろん、それはそれで一人の政治家としての運動でありますから、大事だということは十分わかるものの、もう少しお力を拝見したかったなという思いが率直にございます。 女性閣僚2人が辞任され、その後任にはお一人は女性で、お一人は男性だったということについて申し上げれば、総理は適材適所ということで判断をされたんだろうと思います。同じような方、同じように候補になる方がお二人いらっしゃるのであれば、女性の登用をしようという観点から、女性のほうを選ぶということはあるのかもしれませんけれども、経済産業大臣のほうについては、とにかく仕事をきちんとしていただくという観点から探されたときに、宮沢大臣が最も適任と思われたんだろうと思っております。 私も、宮沢大臣であれば、経済産業の分野にかかわる仕事を立派にこなされるだろうと思っておりますし、その意味では今回の辞任については大変残念だと思っておりますけれども、後任の方々については、前任の方以上にお力を発揮していただきたいと心から願っています。
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