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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

発表項目:第2回データビジネス創造コンテスト“DIG”で佐賀大学大学院生チームがグランプリとなる最優秀賞を受賞しました

 それでは、始めます。
 まず最初に、データビジネスコンテスト“DIG”で、佐賀大学の大学院チームがグランプリとなる最優秀賞を受賞したというお知らせです。
 このコンテストは、慶應義塾大学とアクセンチュア株式会社が行っているコンテストで、ビッグデータ時代を迎えて、これをどのように活用していくかという人材育成のために、実際に今、大学生や大学院生、または高校生で次の時代を担っていく人たちをいわば育成していこうというものでありまして、佐賀県、神奈川県、会津若松市、鯖江市、流山市、この5つの自治体がそれぞれ抱える行政課題とオープンデータを提供して、それをもとに学生が政策提言をして、コンテスト方式によって行うというものです。
 佐賀県からは、救急医療と有田町の観光についての政策提言を求めました。
 その結果、47のチームから応募がありましたけれども、佐賀大学の大学院チームがグランプリとなる賞を受賞しました。
 ちなみに、佐賀県に政策提言をした3チームの審査結果、最優秀賞がこの佐賀大学の大学院チームのオープンデータの分析による救急搬送プロセスの向上でしたし、審査員特別賞として、緊急搬送における時間短縮に向けた救急車等の効率配置について、東京大学の大学院チームが受賞をし、さらには、有田焼創業400年にこの若い平均年齢19歳が挑むということで、慶應義塾大学、京都造形芸術大学、県立有田工業高校の混合チームが入賞という賞を受けています。
 グランプリになったものは、佐賀県が全国初で行った救急車でのiPad活用、これで得た10万件を超える非常に細かな搬送データというものが既にあります。その搬送データをもとにして、どうやったら搬送時間の短縮ができるのかということを提言していただいています。
 また、唐津市消防本部にご協力をいただいて、実際の救急司令室などを見ていただいて、どういうイメージで実際にやるのかということを見ていただいたということが、この政策提言としても高い評価を得ています。
 提言の内容は、「♯7119」という番号を導入することによって、救急車の利用をそもそも抑制するということや、お薬手帳の情報によって患者の情報をあらかじめ入れておけば、さまざまな形で使えるようになる、こうしたものを簡単に使うことができるアプリを開発することで、40秒時間短縮ができるようになる、そういったような提言内容でございました。
 今回、5つの自治体が参加をしましたけれども、その中で、数的に見ても佐賀県に対する提言が最も多く、しかも佐賀県に対する提言がさまざまな賞をいわば総なめにしました。それは、このオープンデータの活用についての学生たちの提案に対して、佐賀県はデータコンシェルジュというのをつくって、いろんな相談を人が受け、具体的にやっていくことについてのお手伝いをしました。そういう対応がよかったのではないかと思っています。

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