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記者会見

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※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

平成27年11月24日 知事定例記者会見

平成27年11月24日 知事定例記者会見 質疑全文


質疑内容

○NHK
 オスプレイについてですけれども、先日、空港周辺の現地調査について、秀島市長が当面回答を保留するということを防衛省に伝えられましたが、知事は異論は挟まないと発言をされていましたけれども、この秀島市長について、どう受けとめられたか、それから所感について教えてください。
○知事
 私は、特にこの現地調査の問題について、特に佐賀市長とか漁協さんとすり合わせをしているわけではありません。防衛大臣が来られたときに、私は計画の全体像と将来像ということに対してずっとお願いをしてきたわけですけれども、その中で、具体的な30ヘクタールの位置だとか、施設の配備とかそういったところも含めてという話の中で、現地調査が必要という話もありましたので、それであれば、地元、特に佐賀市さんと漁協さんの了解を得てであれば私から異論を挟むことがないと申し上げたというところでありまして、それに対して市長さん、そして漁協さんが、それぞれのお考えの中で対応されたのかと思っております。
○NHK
 常々、秀島市長が佐賀空港を自衛隊と共用しないと、漁協と県との覚書が頭から離れないとおっしゃっていることについてはいかがですか。
○知事
 私は、今、防衛省の提案に対して、県は県で非常に向かい合っている。特に米軍の取り下げということも含めて、事務的にも、それがどういうようなことを意味するのかといったことについての精査をやっているところです。そして、また佐賀市さんは佐賀市さんで、漁協は漁協さんでいろいろお考えがあるでしょうから、そうした中で、さまざまなまた県民の皆さん方のご意見もあるでしょうし、そうしたことを今じっくりと踏まえているところ、精査をしているところという段階だと思っています。
○NHK
 防衛大臣との会談から間もなく1カ月がたとうとしていますけれども、米軍の取り下げについて、大きな意味を持つとおっしゃっていましたが、このあたり、何か具体的にまた感じられていることとか、今後の取り組みについて何か思われることはありますか。
○知事
 私は、これは繰り返しになりますけれども、選挙戦のときからずっと県民の中で米軍ということに対することをおっしゃられる方が多かったということで、これはどうしても明確化しておかないと、なかなか難しいこともわかっていたんですが、防衛省さんに対して、ここはやっぱりしっかりとできる限り将来像まで含めて明確にしていただかないと、我々としては検討できませんということを申し上げていたところなんです。
 そうしましたら、防衛省さんのほうからこれは取り下げるからというお話を今回いただくことになったので、それの意味、防衛省さん、大臣のほうからはもうよそと横並びだというお話をいただいておりますけれども、またそういったことの意味も含めて、今事務的に整理をしているところであります。私は大臣のそういうご発言というのは非常に重いものだと思いましたので、大きな意味があるということで返させていただいたところであります。
○NBC
 関連して、精査はいつまでに行って、県民に対してはどのような形かで公表される、そういうようなお考えはあるんでしょうか。
○知事
 もうかねてから私はスケジュール感は持ち合わせていないというお話で、もちろんマスコミの皆さん方はいろいろ質問されたりもされたんですが、防衛省からのお返事を待っているところだというのが今までのトーンで、何カ月たちましたでしょうか。
 今回、一定のお話をいただいて、今、精査をしているところですが、これも我々としていつまでに答えを出さなければいけないということではないと思いますし、特に我々も具体的な場所ですとか、それから飛行ルートとか、3点申し上げましたけれども、そういったことも含めて、しっかりここをまた精査することが大事だと思いますし、特に現地で調査をしたいというお話を防衛省がされて、再度また市と漁協に行かれた中で、市と漁協さんがそうやって簡単に答えられる話じゃなくて、もう少し時間をいただきたいという話でもありましたので、そういったことを考えますと、一定の時間が必要なのかなと思っています。
○佐賀新聞
 関連してお尋ねします。
 佐賀市さんや有明海漁協さんの、いわば回答保留の対応、態度を踏まえて、県として対応を何か見直される部分があるのかないのかというのが1点と、もう1点は先ほど来、じっくりと精査とおっしゃっていますけれども、現時点での県の側の精査の中身、どんな九州防衛局なり防衛省とのやりとりが行われていて、どういう観点で精査を行っていらっしゃるのかを教えてください。
○知事
 私が特に意味を、意義があると思っているのは、先ほど申し上げたように、米軍が切り離されたということがどういうことなのかということを事務的に、できる限り紙に落として、お互いが共通理解をするということが大事だと思っています。
 そのほか、いろいろやっているんですが、それは事務方に聞いていただいたらいいと思います。
○佐賀新聞
 受けとめに変わった部分というのはございますか、佐賀市さんや漁協さんでの回答保留という部分で県としての対応の受けとめ。
○知事
 いや、私は、やはりまず、県としてしっかりと防衛省とまだまだ対峙するところが必要だと思いますし、私が、例えば、佐賀市長とか漁協さんと何か話をして、事前に決めておくということは余りよろしくないと思っているんです。私は県民と向かい合いながら防衛省と話していく。市長さんは市民と向かい合いながらいろいろとご主張もされる。漁協は漁協なりに地権者でもありますし、お考えがあるでしょうと。それぞれをしっかり訴えるという時間が今必要なのかなと思っています。
 もちろん、一定の時期が来て、それは同じところでいつも顔を合わせているわけですから、全くお互いの中で誤解があってはいけないので、そういった話も適宜する機会が必要なのかなという気もしますので、それはまた追い追い相談していきたいと思います。
○読売新聞
 先ほどの現地調査の件について関連した質問ですけれども、今、県と市が回答を保留したと。漁協についても漁期が終わるまで協議ができないということで、3者の立場が違います。それを受けて漁業者や県民の中には、知事の異論は差し挟まないといったご発言が受け入れに前のめりになっているんじゃないかと不安視されている声も出ていますけれども、その点については、どのようにお考えでしょうか。
○知事
 私は、防衛省さんとの協議も、皆さん方も入っていただいているので、あえて受け入れをここでするということは決してないということをあえてはっきりとした上で、私が求めている計画の全体像を出していただくためのものとするならば、市役所と市長さんと漁協さんの了解を得るということであれば異論は挟むつもりはないと申し上げたとおりでありまして、もうそれを信じていただけると。今の時点で何かを決めているわけではないということをぜひご理解いただきたいと思います。
○読売新聞
 わかりました。それに関連して、3者については、すり合わせをしていないというご発言をされていましたけれども、今後、この3者の意見が違うことについて、3者ですり合わせをするお考えがあるのか、それとも調整については防衛省側の責任であると、どのようにお考えでしょうか。
○知事
 私は何よりも提案内容を明確にするという話が大事だというようにさせていただいております。特に、今米軍のところについては、今までの議論の中で大分、整理がつきつつあるということだと思うんですけれども、じゃあ具体的にその買う場所がどこなのかと。買う場所というか、その敷地がですね。ぼわっとした計画のイメージ図しか出ていないのでということと、施設配備も何となく施設がついているような絵が出てきているだけなので。でも、それというのは、きっとやっぱり漁協さんなんかは非常に重要なことだと思うんですね。
 ですから、そういったことというのをしっかりと今、お互いの中で、まだ明確化していく時間なのかなと思っているんです。

○読売新聞
 最後に、ボーナスの引き上げのことで1問確認なんですけれども、11月定例会に提案することを明らかにされました。内閣府は今月、GDPについてはマイナス2%ということで、2四半期マイナスということを発表されました。大勢の考え方では景気後退というのを意味しますけれども、そのような現状の中で、ボーナス引き上げを提案されることについて、知事として、県民である納税者の理解を得られるとお考えでしょうか、知事のお考えをよろしくお願いします。
○知事
 私は、これは本当に特別職報酬等審議会において改めて点検を行ったとしたときに、その期末手当の水準が管理監督加算相当分というのが特別職員に導入されていないということで、それは見直す必要があると判断されたと承っているので、その景気動向とはまた別の問題として報酬審のほうから答申いただいたと思っていますので、それを今回提出させていただくということだと思っています。
○読売新聞
 知事としてのお考えとしては、じゃあ理解は得られるというお考えということでよろしいでしょうか。
○知事
 ええ、この提案の内容を県民の皆さん方がよく知っていただくとするならば、私は理解いただけると思っています。
○読売新聞
 わかりました。

○佐賀新聞
 オスプレイでちょっともう1つ関連があるんですが、先ほど事務方のほうで精査しているという、よそと一緒だと、横並びというところの意味合いですけれども、できれば、紙に落としたいということだったんですが、紙に落として、合意事項として多分まとめたいということだと思うんですけれども、それは、例えば、佐賀に仮に配備になったときに、佐賀が横並びと言いつつ、米軍が使い勝手がいいということで、佐賀にやっけんよかろうもんとか、そういう形で安易に使わせられるようなことは避けたいという意味合いでの精査を詰めているという意味合いでよろしいんでしょうかね。
○知事
 私、自分の仕事として、防衛省さんが地元に説明をいただくとかいうことが大事だと思っているんです。
 ただ、我々としてこれだけ県民の関心事ですし、安心・安全を大事に私も思っていますから、できる限り本当の姿を、要は、知事、「だまされとらんと」って言われるわけよね。だから、そういったところに対して、「いや、こういうふうにしっかりと言いよるよ」ということをちゃんと、できるだけ示したい。示した上で皆さん方に判断いただく。
 ですから、ほわっとした話をできる限りこういうことですと。私と防衛大臣とのトップ同士の信頼の中でこういう整理をしていますということをできる限り我々も出していくことが我々の仕事なのかなと思っています。
○佐賀新聞
 それと、現地調査のことで我々も、僕自身ですね、ちょっと「えっ」と思ったのは、現地調査に入ってボーリングさえしないと、目視だけだということだという返事だったんですが、もともと知事が佐賀市と漁協がオーケーならば、県としては異論を挟みませんと言われたときの、知事の想定の中に現地調査のイメージというのは、どういったイメージがあったんですか。
○知事
 正直言って、ボーリングというか、まあ、何をやるのかよくわからなかったんですけれども、もうちょっとこう、中に入って何か作業をされる必要があるのかなと思って、そうすると、なかなか県民の皆さん方も、それこそもう大分、進んだのかなというイメージを与えると思ったので、いや、それはやっぱり彼らもそこをしておかないと、場所の特定ができんやろうと思って、いや、そこはあくまでも全体像の明確化のために必要ではないかということで申し上げたら、意外と道路から目視でという話だったので、いや、それで済む話なのかなというのは私も正直言って驚いたところはあります。
○佐賀新聞
 それで防衛省側が場所の特定とか配置図が描けるんであれば、それはそれで結構だという認識でいいんですかね。
○知事
 もちろん。我々が求めていることに対して防衛省さんが応えていただけるんであれば、我々から特に何をすべきだという話は全くないので。

○佐賀新聞
 すみません、それともう1点だけ。原発の件だったんですが、玄海原発に、六ヶ所に送るまでの間の緩衝というか、とりあえずためておく施設として、乾式の貯蔵施設を、これまでも検討はすると言われていたかとは思うんですが、明確に敷地内でつくりたいということを言われたのは初めてだと思うんですけれども、敷地内にそういった施設をつくるということに関して、これまでの県との協議とか、知事の今の受けとめのほうをお願いします。
○知事
 私は、乾式の貯蔵施設の話というのは知っていましたけれども、それが中という話という意識は私になかったものですから、それを内部的にも検討するというお話を伺ったのが先週の金曜日の昼間だったんですね。先週の金曜日の昼間に私、聞きまして、要は発表する一、二時間前だったので、非常に当惑するというか、こんな形で話は進むものなのかなということで、事務的にどういう流れの中でそういう突然のことになったのかというところは、これはぜひ事務のほうに聞いてもらいたいと思うんですけれども、私が思うには、こういった話は、できる限り前広に話をしていただいてやっていかないと、これからさまざまな、また規制委員会で今審査中ですけれども、信頼関係というのは何よりも大事なので、私は風通しといったことも最初、瓜生社長にお会いしたときに言いましたけれども、それは社内的にどういう形で今回のこういう突然のことになったのかということも含めて、若干「えっ」と首をかしげるところもあるんですね。ですから、ぜひそういった今回のことについての説明も正面からしていただきたいと思うし、信頼関係って何よりも大事です。特に安全に関しては。
 王道で真っすぐに向かってきてほしいし、もし仮に何かがリスクがあるときでもそうですけれども、正面から言っていただかないと、こちらも本当に困るので、そこの部分というのは私は非常に今回、善処していただきたいというか、正面から話をしていただきたい。
 きょう、役員さんが来られた、と聞いておりますので。で、非常に反省していると言っていたと先ほど聞きましたけれども、どういう過程でこういうことになったのか、そして、これからどうするつもりなのかということを正面から真っすぐにお答えいただきたいと思います。

○佐賀新聞
 すみません、もう1点だけ。今度、28日に原子力防災訓練が予定されていますけれども、どういった点を留意してみたいとか、こういった観点でチェックしたいというのがあればお願いします。
○知事
 そうですね。これも常々申し上げているところですけれども、避難計画とか、そういったものは一つの手順であって、私は本当にこれが原子力災害だけにとどまらず、副次的なルート、さまざまな手段を我々は持っていることと、それを具体的なオペレーションに、いかに実効的に使えるのかということが大事だと思っているんです。
 本当の緊急時のオペレーションのためにも、ヘリコプターをおろしてみた。例えば、今まであそこ、おりれると聞いたけど、おろしたことはないと言っている、ヘリコプターがね、と聞いていたもんですから、それはいざ緊急時にあそこも使って、私なり副知事なりが現場に行っていろんなことを確認するとか、さまざまなシチュエーションで必ず出てくるので、実際に計画どおりに通ることなんて私は知りません。ですので、具体的な事実がどう、何が起こっているのかといったことについての確認を含めたさまざまなことの手順についての確認を今回してみたいと思いますし、特にヘリコプター関係は長崎のほうに具体的な施設関係者を置くとか、そういったプログラムも用意していますし、できる限り実践的なプログラムになるような留意をしていきたいと思いますし、マスコミの皆さん方も、これはなかなか絵に描いた餅だよなというご意見があれば、ぜひ出していただいて、実践に役立たせたいと思います。

○朝日新聞
 先ほどのオスプレイの話に戻るんですけれども、知事のお話の中で、精査という言葉がよく出るんですけれども、その精査と検討の違い、私が感じるに、意味としてはほぼ一緒で、もう既に検討は始まっていると受けとめているんですが、知事がお使いになる精査と検討の違いというのは、何をどういう使い分けをされているんでしょうか。
○知事
 精査というのは、実は防衛大臣が来られたときに、特にあれは紙で何か出されたわけではなくて、口頭でだらだらだらっとお話になられて、私も一生懸命途中で確認をしたりしながらやっていましたけれども、それを具体的な内容について、こういう趣旨ですねというような確認をしっかりやっていくという作業をやっていることを私は精査と申し上げたつもりです。
 検討というのは、内容がはっきりした上で、それを本当に対応をどうするのかといったところが検討と私はイメージしているんですけれども、それも含めて、全体として、それは検討だと言われれば、そういう考え方で見る人もおるのかもしれません。それも言葉の使い方なんでしょう。
○朝日新聞
 検討というと何か、ちょっと言葉遊びになってしまうかもしれませんけれども、精査の段階でどんどん計画が明らかになっていって、受け入れるか受け入れないかということを最後に決めるときには、もう最終段階でどうしようもないという……
○知事
 それはない。私はやはりいろんな方々がどうお考えになっているのかということが大事だと思っているんです。そのときに、今、精査しているのは、具体的な向こうの提案内容を明確にする作業中なので、それをしている間に何かが決まっているということはあり得ない。
○共同通信
 きのう、多分、米海兵隊のほうが5月に起きたハワイの事故が人為的なミスであったということを結論づけたと思うんですが、それについて防衛省から何か連絡があったりですとか、問い合わせをしたりとか、そういったことはありますでしょうか。
○知事
 私は多分記者さんと情報が同じだと思います。何かあれはどうもそういう話があったようだということを仄聞したぐらいで、防衛省さんから全くそういう話は聞いていません。
○共同通信
 今後どういった形で報告を受けたいというか、してほしいというのはありますか。
○知事
 私は安全性の観点で、大臣が来られたときも、ハワイの件については、これをしっかりわかった時点で教えてくださいとお話させていただいているので、これは防衛省さんのほうから明確に整理されて、こういうことだということを我々のほうに知らせていただかなければいけないことだと思っています。

○読売新聞
 スケジュール感のところで確認なんですけれども、スケジュール感は持ち合わせていないけれども、一定の時間が必要というのは、イメージとして、例えば、年明けをイメージしているのか、年度明けなのか、その辺の、もうちょっとぼやっとしたスケジュール感で言うと今どのようなお考えでしょうか。
○知事
 持ち合わせていないですよね。
○読売新聞
 全くその辺のところも含めてという。
○知事
 少なくとも、漁協さんは今ノリで忙しいんじゃないでしょうか。だから、いろんなそれぞれのお考えもあるので、焦って何かをする類の仕事だと思っていないんです。それは防衛省さんも信頼を得ることの意義というのは、私もわかっていただいているんじゃないかな、大部分を私も申し上げたので。ですから、そこをじっくりとお互いの中でそれぞれがもし考えている時間があるなら、そして、作業している時間があるならばそれを尊重しながら、出し抜けに何かをするということはぜひ避けていただくような、今、時間なのかなと思います。
○読売新聞
 漁協の考え方で言うと、漁期が終わる春以降じゃないと協議に入るのも難しいというお考えでしたけれども、知事としても、漁期が終わって以降の判断が望ましいというお考えでしょうか。
○知事
 私はそういった意味で、県民というか県全体を今見ているので、皆さん方が今どういう状況なのかなというのを見ながら、それは防衛省さんと対峙していきたいと思います。

○佐賀新聞
 1点だけ確認なんですが、先ほど原発の乾式貯蔵施設の件で、正面からというか、ご説明をというお話がありましたけれども、直接知事のほうから九電の社長であるとか、役員とかから近々説明を聞きたい、あるいはそういう要請をしたということはございますか。
○知事
 これは何というんですかね、私は常々思うんですけれども、私がこうしなさいという話じゃないと思うんですよ。私は信頼関係が大事だねと本部長にも言ったし、ちゃんとそこをできているかという話と、そして、私はこうやってきょうも会見で申し上げて、恐らく社長にも伝わるんでしょうから、そのときに九電さんがどういう対応をされるのかということだと思っています。

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