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記者会見

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知事記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

平成28年8月18日 知事定例記者会見

平成28年8月18日 知事定例記者会見 質疑全文


質疑内容

○毎日新聞
 先日8日の天皇陛下の生前退位の意向を示唆されると思われるお言葉、これについての受けとめは。
○知事
 私もこの問題は国民の関心も非常に高い問題だと思っています。そして、私もかつて政府にいた人間として、宮内庁にもいろんな自分の仲間もいて、話をする中で、やっぱり陛下が大変だという話も多々聞いておりましたし、実は我々国民に見えないところで多くの行事もあって、五穀豊穣を祈ったりとか、さまざまな行事があるということでもあったので、我々で言うと自分でいろんなことを選べたりとか、定年があったりとかがあるわけですけれども、そういったところがなかなかできないので、なんとかならないものかと私も思っておりました。
 今回、陛下のほうからもお言葉もいただいたようなこともあるので、多くの国民も賛同を示していますので。ただもちろん政治利用というのは絶対あってはいけなので、一定のルールづくりをやっていただきたいと思いますし、女帝のときもそうですけれども、毎回いろんな検討して、途中で結論が出ないままということもあるんでしょうけれども、今回は一つの結論まで考えていただきたいと思っています。

○毎日新聞
 オスプレイと諫干に絡むことですが、先日の新たな改造内閣について、防衛大臣、農水大臣、それぞれ新しく新任されたということで、これについて今後の両問題の取り組みとか、受けとめとか。
○知事
 私は基本的に政府に対しては、真っ正面から誠実に取り組んでまいりましたし、政府の皆さん方にも、各大臣の皆さん方にも、正面から取り組んでいただきたい、そして真っすぐに県民に向かい合っていただきたい、誠実に対応していただきたいということを繰り返し話しさせていただいておりますので、今回また大臣も代わられましたけれども、その気持ちでぜひおつき合いいただきたいと思っています。

○毎日新聞
 伊方原発の再稼働ですが、今度の玄海原発の再稼働に絡んで、知事、県内20市町の首長にお話を、意見を求めたいということですが、例えば、具体的な時期とか、やり方とかいうのはありますか。
○知事
 今、いつという想定までしておりませんけれども、しかるべきタイミングはあるんだろうと思いますし、GM21もやっていますので、そういった場になるのかも含めて、いずれ適合性審査とか進んでいく中で、また国から話がある中で、その後の進め方についての調整局面がありますから、どのタイミングで皆さんと議論するのかも考えていきたいと思っています。
○毎日新聞
 年内とかぐらいのスケジュールで。
○知事
 今審査の見通しが立たないので。向こうのほうから来る話なので。ですから、それまで我々は、県民の安全が第一なので、どういうふうに再稼働の問題に対して向かうべきなのかを一生懸命考えているんです。特に今回、鹿児島の件もありますし、伊方の件もありますし、高浜の件もありますから、そういった事例を一つ一つつぶさに考えながら、どういうやり方で対応していくのがいいんだろうかと常にシミュレーションなりいろんなことを考えておりますけれども、いずれにしても、そういったところをしっかりと注視しながら、原子力規制委員会の審査も、だんだん進行しているようですから、そういった局面に向けての準備をしている状況です。

○毎日新聞
 佐賀のPRですけど、「あさご藩」、(県庁の)上でやるプロジェクションマッピング、そして、先日の「おそ松さん」ですかね。去年でいったら「ロマンシング佐賀」、あと潟バーもありますが、今時点の佐賀をPRする取り組み、これの手応えはどうでしょうか。
○知事
 唐津は「おそ松さん」をめがけて来ていただく方が多いと聞いておりますし、私は佐賀にはすばらしい素材がいっぱいあって、それが意外に、正しく認知されていないし、表に出ていないと思っているんです。ですから、それをどういう形で県外の皆さん方、そして、世界中の皆さん方に知っていただこうかということが一つの大きなポイントだと思っています。そのときに、きっかけづくりで、みんなが知恵を出しながらコラボ事業をやって、「サガプライズ!」とか、いろんな形で企画が出てきます。いくつか没になったのもありますけれども、基本的にはやろうということで、今やっている成果が少しずつ出ているのかなとは思っています。
○毎日新聞
 今後も新たな企画を考えていくということですか。
○知事
 そうですね。佐賀の本当のよさをどう見せるのがいいのか、ぜひ県民の皆さん方からも提案をいただきたいと思いますし、こういうことができるのも、やはり佐賀には本物があって、コラボする相手方が佐賀と付き合うことで、「本当に佐賀っていいね」と言っていただいているから、さらにそれが自信になって事業が展開されているのかなと思いますので、今、地方創生という問題についてもいろいろ言われている中で、自分たちの中からやっていくところを大事にしながらやっていきたいなと思っています。

○佐賀新聞
 有明海の件ですけれども、諫早湾干拓訴訟の件で、国のほうから基金案についての諾否について意見を求められているかと思います。先日、副知事は訴訟の当事者ではないということで、コメントする立場にはないという考えをお示しですけれども、知事としてのお考えはいかがでしょうか。あと、有明海に対する基本的なスタンスみたいなものもあわせてよろしくお願いいたします。
○知事
 まず、確かに我々は当事者ではないので、これに対して直接的なお答えはできないと思っています。それでも、有明海をいかに再生していくか我々も一生懸命考え、今回の訴訟については、しっかり漁業者の思いに寄り添おうというのが僕らの考え方です。そのためには、やはり開門によってしっかり調査をしていくと。しかも、それは確定判決で出たことだからと訴えてまいりましたし、我々もそれを支持してきたわけですけれども、今回、基金案に関しては、県に対しても副知事のところにも来ているんですけれども、若干無理やり的というか、有明海の再生をみんなで願っているわけだから、これをのめないととか、そういう雰囲気はつくるべきではないと僕は思っていて、せっかく農水省の皆さん方ともいろんな事業をしながら、アゲマキなど少しずつ希望の火も出てくるような事業もあるわけだから、そういったところをなんとなく訴訟対策のような雰囲気でやってこられる部分がもしあるとすれば、本当にお互いにとって幸せなことではないので、ぜひそういったところはよく考えながら、そして、特に山本大臣は現場のこともわかっていらっしゃるというか、現場主義の方でありますから。今度来ていただけるんですかね。我々の声も聞いていただいて、事の本質が何なのかをぜひご理解いただきたいと思っています。

○佐賀新聞
 きょう空手のキャンプ誘致が発表されていますけれども、先日、オリンピックで活躍された副島選手が4位に入られたときにコメントを伺った際に、今後、フィジーとの関係にも可能性を感じるとおっしゃっていましたが、今後、ラグビーのワールドカップとか、東京の五輪とかがある中で、そういうフィジーとか特定の、こういうブランドだけではなくて、キャンプの候補地として誘致を考えられるみたいなことはあり得るんでしょうか。
○知事
 今うちはオリンピックのホストタウンは、実はオランダとニュージーランドとフィジーなんです。副島夫妻のおかげもあるんだけれども、フィジーは今、佐賀を大事に思ってくれて、この前、フィジーの高校が佐賀工業と親善試合をして、すごくいい雰囲気で、その後の福岡での試合に臨んだりしていたので。2019年のワールドカップも、フィジーはおそらく出てくると思うんです。今度の予選もたいぶいい形で組まれたので、あそこの3チーム、トンガ、サモア、フィジーからまずは2つぐらい選ばれるし、そのもう1つも多分出られることになるので、そういう形で佐賀との接点をさらに深めていきたいと思いますし、それはできるんじゃないのかな。しかも、前も言いましたように、人口がフィジーの国と佐賀県が同じなんです。だから、そういった意味では本当に1対1のつき合いができたらいいなと思っています。

○朝日新聞
 先ほどの諫干の話ですけれども、知事が言葉を選んでおっしゃっていたところをちょっともう一回お聞きしたくて、その訴訟対策的な雰囲気があるのであればというふうな言い方をおっしゃっていましたけれども、確かに文言としても農水省の方もいろいろ言っておられますけれども、これをのまなければ、ご破談になりますよみたいな、そういう雰囲気をお感じになるということですか、知事として。
○知事
 今までと少し雰囲気が違うところを感じるので、そういう対応の仕方は、最初、私が誠実にやっていくという中でも、「もしそうならなかったらこうなるか、こうなるよ」みたいな、そういうお付き合いの仕方は、私はいかがなものかなと思うので、そういうところは、我々にも出してもらいたくないし、漁業者は本当に有明海を大事にしていただいて、これまでも維持して、宝の海をと心から思っている皆さんなので、特に漁業者とかには、心の美しさを求めてしっかりお付き合いできるように、本当に宝の海が再生できるように話し合いができたらと思います。

○朝日新聞
 オスプレイに関連して、7月の下旬に住民説明会が川副であったんですけれども、いろいろな新聞報道もありましたけれども、基本的には反対の声が意見として相次いだというところもあるんですけれども、県としてはあの説明会を受けて、説明会の内容と、それから、そういったところを含めた県民のリアクション、地元住民のリアクションについては、どのようにご覧になっていますか。
○知事
 懸念の声が多かったことは報告を受けています。防衛省さんが今、地元説明を漁協ですとか地元の住民の皆さん方にしている最中なので、それをさらに防衛省さんが自らやっていただく段階なのかなと思いますけれども、まださらに何かやりとりをやられるということなので、そういうところもしっかり見守っていきたいと思っています。
○読売新聞
 オスプレイの配備計画について、前回の記者会見でも質問で出たと思うんですが、防衛省は、造成面積として33ヘクタールと説明をしています。県の条例では35ヘクタール以上が環境アセスの対象で、防衛省側としては今のところ環境アセスの対象外であるというふうな認識であると思うんですけれども、知事は、仮に受け入れを判断した場合に、環境影響評価をせずにこれだけの施設をつくることについては、どのようにお考えでしょうか。
○知事
 基本的には、この35というルールの中で防衛省さんがどういうふうにお考えになってどういう提案をされてくるのかということだと思っています。提案内容をしっかりと精査している段階なので、それに対して対応をしていきたいと思います。
○読売新聞
 今のに関連してなんですけど、漁業者の中では、あれだけの施設をつくるのに環境影響評価をしないのは不安だとか、ヘクタールにかかわらずアセスを行うべきという声もあります。知事の権限であれば、例えば条例を改正するなり、ほかの手段を通じてでも環境アセスをすることは可能だとも思うんですけれども、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。
○知事
 これも、まだ今いろんな方々がいろんな声を寄せられていますから、まずそういった声を防衛省に対して県としてもぶつけていくというやりとりは続けていきたいと思いますし、いずれ県としての考え方も表明する時期もやってくると思うので、そういったときに合わせて整理していきたいと思っています。
○読売新聞
 今の質問にもちょっと関連して、仮の話が続いて恐縮なんですけど、環境影響評価をせずに受け入れを判断した場合、県の最高権者である知事にも、環境についての説明責任も生じると思うんですけれども、仮に環境影響評価をせずに受け入れを判断した場合は、別の方法で影響はないみたいなところを県として説明するというか、そういうお考えもあるんでしょうか。
○知事
 まだはっきりしていないわけです。どういう形でこれが落ち着くのかもしっかり見守っていきたいなと。そのときには、向こうの計画が33(ヘクタール)になってそれがどういう場所になるのかも含めて、我々としての対応をしていかなければいけないので、こういう理由だからする、こういう理由だからしないという形で、しっかりと我々としても説明責任を果たしていきたいと思います。

○共同通信
 交通事故の話ですけれども、交通安全アイデアコースがあって、県民からいろんなアイデアを聞いて、よいアイデアは採用するということなんですけれども、知事が佐賀で暮らしてみて、今現在、実現可能性は度外視して温めているアイデアみたいなものはありますか。
○知事
 この20代の部分を設けようと言ったのも私のアイデアですけれど、誤解を恐れずに言うと、やはり一つは、佐賀県の皆さん方は教習所に行って、割と安易に車の免許がとれてしまうので、ひやっとする瞬間が結構事故になったりすることもあるから、追突事故が多いと。そういったところをよく考えていただきたいと、どうやって知っていただこうかというのが、今回のこの「アンダー30」でもあるんです。
 それともう1点は、これは皆さん方はどうでしょうか。転勤族だったらお気づきでしょうけれども、僕がよく聞くのは、2車線あったときに、そこを突っ切って右折する。これは、道交法上全然問題ないけれども、なんかすごいよねと。反対車線を2車線またいで右折して店に入ったり普通はあんまりしないで、最初に左に出るとか、回って行くとか。問題ないけれども、県外から来た皆さんからすると、すごいねと違和感を持っていて、私も最初に思ったんです、同じことを。ところがだんだん佐賀に長くなってくると、がらがらのときもあるし、「大丈夫だろう」とだんだんなってくるので、こうやって非常にリスキーな行為に慣れてくるのかなと思ったりして。佐賀の人は佐賀の県外に出ても事故率が高いので、みんなでもっと客観的に自分たちの運転を見直すということをどう考えたらいいのか、アイデアをいただきたいと思うんです。

○佐賀新聞
 オスプレイに関してなんですが、先ほど、いずれの時期か県としての考えを表明する時期があるとおっしゃっていましたが、かねてからスケジュール感を持たないとおっしゃっていたと思うんですが、全体像とか将来像について、今現在、表明する段階にまで至っているのかどうか。足りないとすれば、どういうところをまた詰めないと思っているのかというのは、具体的にお示しいただけるものはあるでしょうか。
○知事
 全体像、将来像については、大分わかってきただろうという認識は、もうかねがね表明しているところです。ただ、7月に調査票を送ったまま、まだお返しもいただいていない状況でもありますし、今、防衛省さんは住民の皆さん方に説明会を開いたり、漁協さんもそれぞれ自分たちで見解の整理というか、こういうことを聞いていくべきじゃないかとか、そういう議論が行われているので、そういったことについて、また我々も一緒になって防衛省に対して聞いていく過程であるので、今後見通せませんけれども、やりとりをする中で、その後の対応は決まっていくんだろうと思います。
○佐賀新聞
 そうなると、間もなく、1カ月ちょっとたってくるとノリの漁期に入ってくると思うんですが、知事がそういうお考えをお示しされる時期について、ノリの漁期とかを考慮されるという考えはあるんでしょうか。
○知事
 私はかねてからスケジュールは持ち合わせていないので。もちろん漁業者の皆さん方は、ノリの時期がそろそろ差し迫っているので、それとの関係でいろいろ作業されているんでしょうから。ただ、我々として、それがあるからそれまでに期限設定をしてどうこうするという思いはありません。
○佐賀新聞
 そうすると、例えば、ノリの漁期の間に期限を設定せずに、ノリの漁期の間にある程度考えがまとまったとかという話に仮になった場合、ノリの漁期が終わるまで、とにかく漁業者の方がお忙しいので待つのか、そうではなくて、考えがある程度まとまった段階できちんと表明を、要するにノリの漁期関係なく表明されるお考えなのか、そのあたりはいかかですか。
○知事
 仮定みたいな形で考えたことはなくて、常にスケジュール感を持たずに、そのときそのときの局面で対応してやっているわけです。今、漁業者の皆さん方もさまざまな環境の問題とか騒音の問題とかどうなんだろうと論点として整理されて、それを我々もこれから防衛省さんにぶつけていくということです。また向こうからも返事があったりとか、これからまたお互いの中であるでしょうから、その中にノリの時期があって、ノリの時期が漁業者にとって今どういう状況でということについては、我々も漁業者と常に話をしながらやっていくので、またそのときの状況に応じて考えるべき話であって、皆さんとはいつも議論になりますけど、今からこれはノリの時期だからこうだというような仮定をしながらスケジュール感をセットしていないので、そのときそのとき状況に応じてしっかりと対応していくということしか言いようがありません。
 佐賀県はいろんな問題を抱えていますけれども、ファクターがいっぱいあります。そういうファクターの中でどう考えるべきなんだろうかというのは、常に議論が必要で、先にあらかじめこういうスケジュール感で、結論はこういう形で、こうなるからこうしようと思いながら考えていくと、私は間違いが起こるだろうと。自分が考えた結論に向けて常に物事を動かそうと、調整をしたり根回しをしたりすることになるので、私は自分なりに考え方のイメージはありながらも、その状況に応じながら、特に県民の皆さん方の気持ちを大事にしていきたいと思っているので、その条件も踏まえながら判断していくことを堅持していきたいと思っています。
○佐賀新聞
 オスプレイの関係で追加で質問ですが、公害防止協定について、自衛隊との共用も否定しているという文面があるんですけれども、それに対して、県の考え方として、これまではその考えに沿って守ってきたんだけど、国のほうから国防に関する重要な要請があったので、検討せざるを得ないというような考えを示していると思うんですが、改めてこの公害防止協定に対する考え方を今までと違って変えますよという判断する場合は、この計画に対する諾否判断の前に、こういうふうに変えますよと打ち出されることはあるんでしょうか。
○知事
 今、おっしゃったように公害防止協定に対する考え方は、先ほど我々説明したとおりで、自分から何かを変えようとは、ずっとしなかったと。今回は国のほうからこういう話があったので、その判断を迫られているということです。
 この協定は、つくり方として、県がこれを変えようと思ったときに諾否の判断を調整に乗り出すという建て付けになっているわけです。だから、基本的には、自分で受け入れるといったときに関係者に話に行くことになるけれども、ただ、私はかねてから申し上げているように、この建て付けがそうであっても、その前の段階でいろんな調整をしながらやっていこうと。先ほどから申し上げているように、私が何も関係なしに、もう受け入れると、いきなりやることはあり得ないので、今さまざまな調整をする中で、漁協や地元に防衛省さんが説明している様子だとか、県議会もあるし、佐賀市もあるし、そういったところの議論のあり方を踏まえながら考えて、県としての思いを表明していくという過程があるので、そこについてはそういう流れになっていくんだろうと思っております。
○佐賀新聞
 そしたら、受け入れますという判断をする前に、こういうふうに県としては考えを変えていこうと思っていますというニュアンスの部分は出していくことになるんですか。
○知事
 もちろん。だから、もし受け入れるときは、こういう事情で我々はこういう考え方に至りましたということになるんじゃないですか。受け入れない場合は、こういう事情で今回は受け入れられないということになるでしょう。いずれ表明するタイミングはあるのだと思います。

○共同通信
 今、県内の市民グループの方々が、各市町の議会に安定ヨウ素剤を配布するようにという要望をしているんですけれども、
○知事
 市町全部にですか。
○共同通信
 全市町に。それについて、県として、今配っている範囲以上のところに安定ヨウ素剤を配ったりとか、そういった踏み込んだ対応を考えたりということは今後ありそうでしょうか。
○知事
 私は考えていませんけれども、基本的にルールに従って、しかもまだまだ思うようにPAZの中で配布して持っていただくことが100%理解されているところまで行っていないので、まずそこをしっかりやっていくことでもあるし、どういう趣旨でそれが配られて、どういうふうに服用していただくのかをしっかりと県民の皆様方に知っていただくことが大事であって、その辺闇雲にやるのはどうかなと思いますけれども。

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