メニュー表示
こちら知事室です
×
こちら知事室です こちら知事室です
記者会見

記者会見

知事記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

令和元年10月16日 知事定例記者会見

令和元年10月16日 知事定例記者会見 質疑全文


質疑内容

○読売新聞
 豪雨災害について御報告がありましたけれども、今、御報告の中で初動対応についてある程度、佐賀方式というのに取り組まれたと、こちらとしても感じておりますし、その一方で、今後に向けた課題といいますか、今回不足していた点はどういったものがあるかということはいかがでしょうか。
○知事
 一つこれから市町の皆さん方とも相談していきたいなと思っているのは、警戒情報をどう考えるかということです。レベル4とかレベル5を流したときに、レベル4だと全員避難、そういう形になるわけですけど、避難というのは何だろうかと。全員避難所に行くんかいというふうに一義的に考えておられる方もおると思うんですけれども、私は本当にその状況状況に応じて、4と5という情報をつかんで、自分がどうするべきなんだろうか、深夜の場合だとか、周りが決壊するかどうかだとか、さまざまな状況判断の中で、むしろ、外に出たほうが危ない場合もあるでしょうし、実は避難という言葉は垂直避難、例えば、2階とか3階に上がっていくという避難のやり方もあるんだろうけれども、その辺が本当に住民の皆さん方に認識されているんだろうか。そして、ふだんからそういうケーススタディーが皆さんができておられるのかどうかというところが、日ごろからもっともっと行政側と住民の皆さん方のキャッチボールをすべきではないのかなと。それがどれだけできてきたかがまさに非常時の減災に役立てるのではないかということを我々の災害もそうですし、今回の東日本を見ていても感じたので、そういったことをしっかりとやっていきたいなと思いました。

○読売新聞
 もう一点、別のテーマでお聞きします。
 オスプレイの配備計画の関係ですけれども、漁協の支所への説明、防衛省の知事がつなぐと言った説明が12支所で行われまして、ある程度、終了したのかなと。その一方で、27日からはノリの種つけが始まりまして、昨年、知事がいいノリをつくってもらおうというお話をされた観点からは、これからの協議というのは難しいのかなという印象を持っていますけれども、これからの進め方についてどういうふうにお考えでしょうか。
○知事
 協議の申し入れを行った後、防衛省さんから各支所への説明をしたいという話を受けて、我々も協力をしながら、今、15支所中12支所で説明の場が設けられたと、このことはよかったと思います。特に、計画の内容、それから環境保全対策など、さまざまな説明を聞いていただいて、議論も深まってきたと思います。ぜひ残りの3支所についても、これからさらにそういった場がつくられればいいなと思いますけれども、我々はそういった各支所への説明の状況をしっかり注視しつつ、有明海漁協と誠意ある協議をしていきたいと思っております。
○読売新聞
 改めてですけれども、漁期中の対応ということについてはどういうふうにお考えですか。
○知事
 たしか德永さんが、あまり漁期にこだわらずに対応するとおっしゃっていたと思います。もちろんノリが最優先です。ノリの作業が最優先だけど、その中で協議することがあるとすれば対応いただきたいなと思います。

○日経新聞
 新幹線についてお伺いしたいと思います。
 赤羽大臣と1対1でできれば話をしたいという話を先日されていましたけれども、国交相との面会が今月下旬という話も出ていますけれども、ここら辺の決まっているところがあれば教えていただきたいんですけれども。
○知事
 私は10月の下旬で調整していると聞いておりましたが、今、赤羽大臣も災害対応で大変だと思いますので、その辺も踏まえて最終的に日程がセットされるんではないかと思います。
○日経新聞
 もし面会が実現した場合は、知事は常日ごろおっしゃっているように、佐賀県の立場を新しい大臣に知ってもらうと、そこがまず基本で、そこから忌憚のない意見交換をということだと思うんですけれども、大臣のほうからゼロベースからという話が出た場合には、そこはかなり突っ込んだ話をされるお考えはあるんでしょうか。
○知事
 我々はゼロベースというか、本当に前ここに5つ出しましたけれども、全ての可能性について。この赤い線が狭軌です、ここね。いわゆる線路の幅が狭いやつです。この緑と白のぐりぐりっとしたやつが標準軌なんですね。この黒い二股が入っていると高架とかでフル規格っぽいやつで、上に上がった、わかりますか。そうすると、我々が言っているスーパー特急とか、フリーゲージとか、リレー方式、この3つは我々が合意しているので、どうぞと言っているやつですね。ここの武雄-新鳥栖間が赤い線、狭軌なんです。狭軌であることがわかりますよね。それであればということなんですね。だったら、例えば、フリーゲージで新大阪まで結ばれるなら何とかぎりぎりいいかなとかいろんなことを言ってきたのは、全てここがこの線だからです。ちなみに、ミニとフルは、これを見てください。全く違う形式ですね。ですので、今お話があったゼロベースからということというのは、これは全部を、こっちも含めてゼロベースということであれば、我々にとってみるとじっくり時間をかけて議論することは拒否していないので、そういうことかどうかというところが極めて大事だと思っています。
 ですから、ゼロベースが与党が決めたようなこれを考えるためにつくるような、そんな協議では我々は応じられないと言っているので、そのあたりの見きわめをさせていただきたいということだと思います。

■新幹線西九州(長崎)ルート資料(PDF)

○日経新聞
 あともう一点、28日に西安便が就航予定で、九州からは初の直行便ということで、期待されている方も多いと思うんですけれども、知事もたしか夏に上海に行かれて、お話もされていたと思うんですけど、この西安便にチャレンジすることになった経緯といいますか、どういう狙いがあったのかというのを教えていただきたいんですけど。
○知事
 これは、我々とするとさまざまな協議の中で、沿岸部、いわゆる上海周辺の空港という部分と、内陸というのが大きく2つあったわけなんです。私は内陸への直行便というのはほとんどできていないので、ちょっと未知の世界。今回、西安の皆さん方が佐賀に来てもらうわけだけれども、どういうような思考なのか、どういうところに興味をお持ちなのかというところというのは未知数なので、何かすごいチャレンジな気がします。ですので、来ていただいた皆さん方に、何か佐賀とのご縁というものがどれだけつくれるのかなというところでしっかりと対応していきたいなと思いますし、九州というか、日本の中ではほとんど内陸部には飛んでいませんから、新たな挑戦に九州佐賀国際空港を、これはどちらかというと春秋さんが選んでいただいたので、しっかりと連携しながら、何とか成功への糸口を見つけていきたいなと模索していこうと思っています。
○日経新聞
 それに関して、航空便の多角化といいますか、韓国依存を減らして、いろんな東南アジアも含めて多角化していくことが大事だと思うんですけれども、その件で、やっぱり2,500メートルの滑走路というのは意味を持ってくると思うんですね。
 知事は就任されてからすぐ、2,500メートルの話にも言及されて、今環境アセスをやっている段階だと思うんですけれども、これをもう少し早めるとか、そういったお考えはありませんでしょうか。
○知事
 そうですね、航空局のほうにもいろんなお話をさせていただくんですけど、これまでの滑走路延長で国際化がうまく話がいかなかったところもある。非常に厳しいところもあると聞いているので、その効果測定を九州佐賀国際空港についてしていると聞いておりますけれども、我々からすると、十分この空港は国際化に向けて可能性の高い空港だという話をさせていただいています。そこについての理解を得たならば、我々は500メートル分の用地は確保されているものだから、あとはそれをどれだけ早く実現することなのかなと思っています。

○NHK
 新幹線のお話で補足で質問をさせてください。
 先ほどご説明があって、そのあたりの見きわめをさせていただくと最後におっしゃったんですけれども、それは大臣と会って話す内容を見きわめるということでいいのか、それか赤羽大臣の姿勢を見きわめた上で会うかどうか決めるのか、どちらでしょうか。もう会うことは決められているということなんですか。
○知事
 赤羽大臣とはお会いすることになると思っています。そして、私は赤羽大臣とお会いしたときもそうですし、昨日までの国会での質疑とかを見ていると、非常に誠意があって、何というんでしょうか、信頼できる方じゃないかなと思いますので、ぜひ一対一で話をさせていただいて、お互いの思いというものをしっかり話をさせていただくことができればなと思います。
 そして、もちろん大臣との話だけで全て見きわめるということではなくて、それも大きな要素ですけれども、いずれ水嶋鉄道局長さんとも、これは別件ですけど、またお会いすることがあると思うので、いろんな意見をやりとりする中で、その考え方というのを見きわめていきたい。そして、我々として、もちろん県民、そして県議会の皆さん方にもその状況を説明しながら進路をとっていきたいと思います。

○サガテレビ
 今後の災害対策についてなんですけれども、まず1点、確認なんですけれども、防災ヘリの令和3年3月末に運航開始し、その前の12月に引き渡しと書いてあるんですが、これはスケジュール感としては災害が起きる前の予定から変更はないですよね。
○知事
 変更なしです。
○サガテレビ
 それと、河川の改修ですとか、調整池の話ですとか、この5年間を集中的にやっていきたいという言葉があったんですけれども、その5年間と区切られた理由というのと、その5年間で具体的にどこどこの何を整備を早めたいとか、そういうのが今のところあれば教えてください。
○知事
 今、まさに庁内検討していて、どこを優先的にやれるだろうか、長期的に、さっきの調整池というのは、とても5年ではできないんですけれども、5年間なりでやっていくようなものというのはどういうものがあるのかということ、そして、その費用対効果も含めて庁内でよく煮詰めて、これはかなり額がかさむものだから、しっかり検討しながら、いずれ打ち出すタイミングがあろうかと思います。
○サガテレビ
 5年という数字を出されたのは、理由としてはどういう感覚なんでしょうか。
○知事
 これは、あまり長くじゃなくて、一定の時間的な流れ、特に土木の事業が多いもんだから、それの期間というものをイメージしたりとか、それとかさまざまな国の制度だとか、そういったものを勘案すると、大体おおむね5年計画というのが妥当ではないのかなと現時点では思っております。

○佐賀新聞
 先ほど知事、新幹線に絡んで、鉄道局の水嶋局長とも別件でお会いする機会もあるかもという言い方をされましたけれども、これは大臣と今回会うものとは別に、どういう目的で、どういうタイミングで会うことになることを想定されていますか。
○知事
 鉄道局にいろいろ話したいことというのは、むしろ地域振興的な視点というか、例えば、長崎本線の在来線の普通列車をもうちょっと改良してほしいとか、ICカード化だとか、いろいろ意見交換したいこともありますし。それと、私は議論することは全くやぶさかではないと思っていて、なので、今回、大臣と1対1で会いたいという話、これは政治家同士として、いろんなことを抜きにして、2人で話をしたいということであって、別に、さはさりながら、ちゃんと水嶋局長ともいろんな話をさせていただこうと、そういう機会もあるんだろうという趣旨です。
○NHK
 新幹線の関連なんですけれども、国交大臣が誠実な方であられても、佐賀の事情に詳しくて、かつ理解を全面的に示すかというのは完全に未知数だとは思うんです。その中で、さしでお話をする機会があったとして、知事は特にどのあたりを強調して説明なさりたいというふうに思っていらっしゃいますか。
○知事
 まだはっきりとは考えていないんですけれども、少なくとも佐賀はこれまで信義を大事にしながら、真っすぐに交渉してきたと思うし、私は佐賀県の理解がなくて前に進めてしまうやり方というのは、国のあり方としても僕はとても危険だと思っていて、その部分をわかっていただけないかなと思うんです。特に、人の気持ちとかそういったところを公明党はいつも優しくするということで、うちの県議会でもそうですけれども、そういう主張が多いので、そういう上から畳み込むようなやり方ということに対して、どうお考えなのかなと思います。
○NHK
 それは与党検討委員会の結論のあり方というものを佐賀県はどういうふうに受けとめたのかという部分を説明されたいということですか。
○知事
 そうです。仕事の進め方としてね。ですから、これまでの経緯だって、うちはこうやって在来線前提のもとでいろんなことを協議に応じてきたし、もちろん長崎県さんとも協議をしてきたし、北部九州全体のことも考えながら、ぎりぎりの選択をしてきたということもあるわけで、しかも、もともとこれは国がスーパー特急で認可したりとか、フリーゲージができるんだよという話になって、それに乗ったりとか、でもやっぱりだめだったと。だったら国が、地元とずっとそうやって話をしながらやってきたやつを、突然何か、僕らが技術開発できなかったから、フルと決めたからねということだから、それはどう考えても佐賀県というか、佐賀県民、佐賀県議会、そういったところの議論というところが義があるんじゃないかなと私は思って、そういったことについても御理解いただけたらなと思いますけど。

○共同通信
 まず先日、防衛副大臣が県庁を訪れて、事故の原因について説明をされました。知事はそれをお受けになられて、さびどめ剤の劣化と、もともとボルトに破断が入っていたという2つの原因を説明しましたけれども、改めてになるんですが、それについてどのように受けとめているのかということと、現時点で同型機AH64Dの飛行再開についてどうお考えになっているのかについて、2点お聞かせください。
○知事
 あのときに私のほうからは、説明については合理的だというお話もさせていただいたわけですけれども、これから防衛省さんがどうするのかということについてはまだ承っておりませんので、また防衛省さんからお話があるかと思いますので、そのときにしっかり、真摯に対応していきたいと思います。

○西日本新聞
 オスプレイの件に話を戻させていただきます。
 九州防衛局による説明が15支所中12支所で終わって、議論が深まってきたということなんですけれども、残る3支所についても説明が終わらないと県としては次のステップに行かないお考えなのか、それとも、ひとまずそこは置いておいて、理解をしてくれる支所に対して次のステップに行きたいのか、どちらか、お考えはあるのでしょうか。
○知事
 その3つが揃ったからということではなくて、今まさにまだ説明をずっとしている最中で、その中でもいろんな質疑があって議論されていると思うので、全体としてこれから漁協さんの考え方、どうされるのかということの推移も含めて対応していきたいと思っています。
○西日本新聞
 それの対応がどうされるかということなんですけれども、漁協としてはノリ漁があって、去年もノリ漁に集中したいということで、今年も、組合長は要望があればということでしたけれども、できればノリに集中したいという思いを持たれているのが強いかと思うんですね。そこで県から何かアクションを起こされるお考えはあるんでしょうか。
○知事
 もともと我々はスケジュール感というものを持ってやっているわけではないということ。そして、もちろんそれで、いたずらに延ばそうなんて思っていませんので、事業主体である防衛省さんが今みずから話をされている途中なので、そういったところをしっかり県として見据えながら対応していくということだと思います。

○朝日新聞
 今回の東日本を中心とした大雨でもありましたが、いわゆる「想定外」という言葉がかなり多用されています。佐賀県でも、想定外の大雨の雨量等々ありましたけれども、今後の教訓として、次なる今後大雨が増えると予想されていますけれども、こういった記録的な大雨がですね。これを被災県としてどう教訓として生かすかということの他府県の災害も含めてですけれども、お考えをまず1点お願いいたします。
○知事
 まず、その想定外というのは大きく2つ意味があると思っていて、1つは起きる現象ということで、どこまで行政としての対応が必要なのかということがこれは大きく問われていると思うんです。例えば津波の堤防もそうですし、我々のこれから破堤しないようにする堤防もそうだけれども、完璧に防ぐことは難しい中で、佐賀県も内水面はずっと低平地でひたってきているわけです。むしろ逆に、例えば城原なんかは野越しとかいって、わざと逃がして住宅地を守ったりとか城を守ったりとか、そんなようなこともやってきているので、どこまでが受忍されるのかなということも含めながら、想定外というものに対して対応していく。どこまでやるのか、これは結局対応するにしても原資は税金なので、おおむねの線というのがあると思うんですね。ですので、そこの部分のやりとりということがこれから必要になってくる。
 それからもう一点、2つ目の側面として、行政が想定外って、災害対応するときにこれは逃げ口上で使ったら私は決していけないと思っていて、そもそも災害が予定どおり起こるなんてほとんどないので、常に想定外なんですよ。ですので、今回の佐賀豪雨災害にしたって、事象事象起きていくこと、ぼた山とか、油が出るとか、水門どうするのかとか、ポンプどうするのかとか、そのときそのときに起きた現象に対してどう対応していくのかということが問われているので。そもそもさまざまなことが想定どおり起きないことに対してどう対応していくのかというオペレーションの訓練が自治体では足りていないんじゃないかなと僕は思うし。だから、例えば知事会なんかで国にやってくれ、国にやってくれってみんな言い合っているんだけど、自治体が自らしっかりとその責任を、特に初動責任を果たしていく、そしてそのノウハウをお互いが共有していくとか、そっちのほうが大事なんじゃないかなと思うので。ですので、国が自分でやる、自分でやるって国会論議とか見ていると言うけれども、やっぱりそれぞれの役割ってあると思うので、最初からいきなり国が乗り込んでくるなんて不可能だと思っているし、その上での役割ということを整理して議論しないと、先に本部つくっとけとか、むちゃな議論をしているみたいだけれども、それはちょっと違うんじゃないかと。
 だから、やっぱり災害対応というのは一番我々の環境の中での本質的な部分が見えてくるので、しっかりと平時からの対応と緊急時にいかに行政が信頼を受けて対応していくのかということが問われているんだと、そこを忘れてはいけないと思います。

○朝日新聞
 続いて、2点目お願いします。
 朝日新聞の関心を持って報じた点ですけれども、いわゆる災害時の実名、匿名ですけれども、他府県の中では実名を亡くなった方を報じている、発表した県もありますし、佐賀は今のところ匿名です。今後、今月中にも勉強会、研究会が県と記者クラブで開催される予定ですけれども、現時点での知事のお考え、記者クラブ側としては災害時の亡くなった方の公表というのは、いわゆる公益性、災害報道の核心というふうにも考えているところですけれども、知事のお考えを改めてお願いします。
○知事
 ぜひ骨太の本質的な議論をしていただきたいと思います。私の考え方とすると、まず思うのは人命第一なので、例えば大規模災害が起きたときに効率的に人命救助を行うときに消防作業はとても大事、そしてトリアージ的対応をしなければいけないので、できるだけ被害を少なくして多くの人を助けたいと思ったときに、実名でみんなの目によって照合することで多くの人が助かるという公益があると思うので、そういうときは僕は逡巡無く実名をリストアップして皆さん方で確認をしていきたいと思っています。
 問題は、個々そういったところが特定できるときに、というのは、逆に特定性が強いだけに非常に周辺の皆さん方、遺族、家族の皆さん方の思いというのも我々のほうに強く伝わってくるわけです。それをやみくもに公開するということ自体が本当に公益性があるのかどうか。ただ、先だってのときもそうだけれども、皆さんに取材していただいたから、朝の5時に出ていって、こんな思いの中で食事つくりに行ったとかいろんな話が出てくるわけで、ああ、そうだったのかと。それは公益性のあることなので、実名を挙げないまでも、どこのどの所在の皆さん方ですと。ただ、それを挙げるかどうかというのは報道機関の皆さん方、御家族と確認してくださいねというやり方も僕はありだと思っているんですけれども、まだまだ報道機関としてのまた思いもあるでしょうから、そういったところについてはぜひ建設的な議論をさせていただきたいと思います。

一覧に戻る