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記者会見

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知事記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

令和2年1月22日 知事定例記者会見

令和2年1月22日 知事定例記者会見 質疑全文


質疑内容

○FM佐賀
 まず、最初に幹事社のほうからご質問させていただきます。
 先週、九州新幹線西九州ルートの協議の進め方について、国交省の鉄道局が県庁に来られて、今後の協議の進め方について文書で提案されたかと思うんですけれども、まずはそちらの受けとめをお願いいたします。
○知事
 国土交通省から示されました書面の内容ですけれども、単に5つの方式が並べられておりまして、誰と誰が何回協議するとか、スケジュールや協議の体制など、事務的な進め方についてのお話がほとんどでした。
 先日、面談した内容を担当部長から確認しましたけれども、我々が関心があるのは、国がどういう考え方やスタンスで協議を行おうとしているのかということですので、これを今後確認しなければいけない。要は、我々が求めているのは事務的な進め方の問題ではなくて、国がどういうスタンスで我々と協議に臨もうとしているのかということですので、事務的にしっかりと確認するように指示をいたしました。具体的には、佐賀県のほうから確認をしっかりとったほうがいいと思いましたので、文書で質問を投げ返させていただきたいと思っています。
○FM佐賀
 今、国がどういうスタンスで進めたいと思っているのか確認をすると。先日、地域交流部の南里部長のほうからもそういうお話が出ましたけれども、具体的にどういうふうな文書を国のほうに返しているのかという部分とか、進捗状況がわかればお願いしたいと思うんですけれども。
○知事
 まだ、進捗というか、議論している途中で、ただ、もうご案内のとおりだと思いますけれども、我々が関心あるところは、例えば、与党PTとの関係、フルというところを重く受けとめてと言っているけれども、それが前提になっているのかとか、我々は5択のうちの3つについては考え方を整理できているんですけれども、もし2つ、フルにということになると、しっかり時間をとらせていただかないとという話もさせていただいているので、そういったところとか、いろいろまだまだ論点はあるので、協議の前提として確認させていただきたいということを質問の形で投げさせていただきたいと考えています。
○FM佐賀
 質問に関しては、いついつまでにご回答をいただきたいみたいな要望とかというのはやられたりしているのでしょうか。
○知事
 まず我々が質問を今から投げかけますので、その質問をしっかり整理する時間を今とらせていただいているところです。

○FM佐賀
 きのう新型肺炎について、政府のほうで対応方針とかを示されましたけれども、それを受けて、佐賀での対応ということについてはどのような考え方か教えていただけますでしょうか。
○知事
 特に1月下旬には春節を迎えますので、そして我々おかげさまで今、西安便が好調ということもあります。そういったところで、県内での患者発生というものを懸念しているところです。ですので、県内でもしもの患者発生に備えまして、九州佐賀国際空港での検疫、そして県内の医療機関等と連携してしっかりと対応できるように準備しておきたいというふうに考えております。県民の皆さんにおかれましても過度に心配することはないと思いますけれども、手洗いの励行とか、通常インフルエンザ対策でやっているようなことについてしっかり感染症対策をお願いしたいということと、特に武漢でしたかね、そういうエリアとかに行かれた方(で、咳や発熱当の症状があり医療機関を受診される場合)はぜひ(事前に)申告をしていただきたいと思っております。

○毎日新聞
 2つ、実は来年度の施策の関連で特に防災についてと原発のことで伺いたいと思います。
 来年度の施策についてですけれども、年末の合同インタビューでも特に力を入れた施策として、人を守るということと、昨年の防災対応、災害対応ということを言われましたけれども、防災の対応と言っても土木対応などは、ちょっと言ってみれば後手に回るような点ということが言えるとは思います。なので、今後の災害に備えて生活改善のために何か備えるような防災の施策はお考えでしょうか。
○知事
 そうですね、ここまで今環境問題が影響していると思いますけれども、毎年のように線状降水帯の大雨被害というのが特に北部九州地域で起きているので、あらかじめしっかり備えておく必要があると思います。特にこれはハードとソフトと両面が必要なんですけれども、ハードの面につきましては、今回、六角川と牛津川を中心にしっかりと対応力がつくような整備を、遊水池ですとか河岸の掘削とか、そういうこともやっていきたいと思いますが、今、懸念しているのは、きのうも建設業協会のところでお話ししていただいたんですけれども、なかなか今技術者不足などもあって、不落札とか、応札されないというケースが災害対応でも見受けられるようになってきたので、ここをどのようにしてしっかりとハード面に関しては官民一体となって進めていけるのかというところが1つ大きな課題かなと思います。
 今度はソフトの面ですけれども、やはり我々県民がこの災害というものの恐ろしさということにどう向き合うのかということだと思います。今回、3名の方が亡くなられてしまいまして、原因は大雨の中、車で出ていって、その中で巻き込まれたという事例と、2階に垂直避難の途中でという、最中でということでありましたので、その避難ということの意味、これがまだまだ熟していないなと。あらかじめ避難するということがどういう意義を持っているのか、そして、実際災害に巻き込まれつつあるときの避難というものはどういうものか、外に出ることがかえって危ないこともあります。2階、3階に上がることの意義があることもあると思いますので、そういうソフト対策を我々県民とともに一緒になってこれからやっていかないといけないなと思っておりますので、全力でハード、ソフト、一緒になった対策を官民、そして、市町と一緒になって成し遂げていきたいと思っています。

○毎日新聞
 次に、原発ですけれども、先日の広島高裁の伊方原発の差し止めの決定ですけれども、報道陣の囲みの取材では司法判断の一つだというふうに答えられましたけれども、その意味するところを改めて伺いたいと思います。県の原発政策への影響はないというふうにお考えなのかということですけれども、関連して、決定の中で規制委員会の審査の過程についての問題も指摘されました。知事は従来から原発に関する問題は規制委員会の審査というものを重視されてきましたけれども、そのあたりの影響というのはどうでしょうか。
○知事
 基本的に規制委員会の審査ということに対して重きを置いていることについては変わりありません。もちろん、規制委員会の仕事の仕方というものを常に注視しながら、特に更田委員長を初め、皆さん方がどういうお考えで審査をされているのかという考え方や体制などは常に我々としても関心を持ちながらチェックさせていただくということが大事だと思います。その中で、司法判断という意味では、伊方原発は前もたしか仮処分でとまったことがあって、それがまた稼働する形になったと記憶しておりますけれども、一つ一つそれは司法ですから、しつかり裁判をして、その中で良心に基づいて裁判官が判決を下すということだと思います。
 佐賀県の玄海原発についても、複数の訴訟が進行中でありますので、そういったことについてしっかりと一つ一つ判決の内容を精査してチェックしていくということが大事だと思いますが、一つ一つの判決については、それぞれのご判断だと思いますので、そういったところをしっかり見守りながらも我々としての考え方を整理して発表していくということだと思います。

○西日本新聞
 新幹線について2点質問があります。
 先ほど佐賀県側からは5択での協議をこれまで求めてきて、国交省側からはこの前の提案ではフル規格を前提とした協議ではないというような説明とか、5つの選択肢を並列に並べて協議するというような答えがありましたけれども、国交省の対応について佐賀県に対する歩み寄りや変化を感じるものはありますか。
○知事
 協議をしていくということは、お互いの立場をしっかり踏まえながら話し合いをしていくということだと思いますので、そういった意味で、佐賀県のこれまでの行動だとか、あと、ずっと歴史的に長い話があるということだとか、我々自身の思いだとか、そういったものをしっかり受けとめてほしいなと思っております。
 その上で、やはりこれはこれから先、佐賀県の将来を大きく左右することでもあるので、いろんな数字もぐらぐらしておりますよね。貸付料の問題も含めた佐賀県の実質負担、それが先行きどうなるのかといったところも極めて不透明だし、将来の在来線のあり方ということ、我々は特急が1時間に2本、3本走っているというのは非常にすばらしいと思っているので、それがどうなっていくのかということ。特に、今までの大牟田とかの例が示すようなことが起きるのかどうか。要は本数が減って、大阪直通は1日に2本しかなくて、料金が上がるとか、じゃ、果たして北陸とか青森は新幹線が通ったけど、人口が増えているのかとか、いろんな論点はいっぱいあると思うんですけど、そういったことについてしっかりとこれからいろいろ意見交換をする素地を整えていくというふうに思います。
○西日本新聞
 あと、佐賀県は昨年の大雨からまだ半年もたっていませんけれども、この状況の中で国交省のほうから可及的速やかな議論を求められていることについて、どのようにお考えになっていますか。
○知事
 ですので、我々は、特にスピード感ということに関して言うと、これは確認させていただきたいなと思っています。特に、これだけ大きな話ですから、簡単に結論が出る話ではないと思います。もちろん、特急で結ぶとかそういう話であれば整理は早いんでしょうけれども、なかなかそういうふうには多分いかないでしょうから、そうすると、我々とすると、しっかり時間をかけながら議論をさせていただくということだと思います。例えば、国のほうがいつまでにとか急いてくるようだとすれば、何かお考えがあるのかなということをしっかりと確認しないといけないのかなと思っています。

○朝日新聞
 サンライズパークで質問させてください。
 先日の年末の議会で予算が通りましたけれども、結局540億円という、計画段階からかなり金額が上がってしまっている、国スポ・全障スポを3年を前にして、かなりまだ上がっていると。今後ももしかしたら不落とか、いろいろ工務単価とか労務費の変動によってはまだ上がる可能性もあると。ここまで増大したことについて、改めて知事の見解をお願いいたします。
○知事
 まず、国スポ・全障スポを成功させたいという思いの中で、そもそも、例えば、佐賀国体を昭和51年にやったときには、総合運動場自体を全体的に整備するという大事業をやったり、国体道路をつくったりとか、それこそ黒髪少年自然の家をあのとき宿舎のためにつくったりとか大きな事業費を使って佐賀国体を実施して、その過程の中で、財政が厳しい中で、ちょっとやり過ぎじゃないかということで大分大きな運動も起きたというふうに私は文書で読みました。
 その中で、今回の国スポ・全障スポは、できる限りそういった財政的な負担を抑制するような形でやろうという中で、このメモリアル、やはり今回、国スポ・全障スポがあったということをシンボリックに将来の佐賀の振興につなげていくものということで、熟慮に熟慮を重ねて、このアリーナをみんなでやっていこうということになったと思っています。
 ですので、本当にシンボリックなメモリアル施設だということなので、そこに多くの精力を費やして、マルチアンドシンプルということで、お金をかけないでシンプルにするけれども、多目的な対応ができるように今風のものにしていこうねという基準を立てて頑張っていた中で、今回、非常に鉄骨が高くなったとかいう、九州の中でも災害の工事もさることながら、天神を中心として民需が今非常に盛んです。ですので、こういうタイミングになってしまって非常にじくじたる思いもあります。いろんなことも考えましたけれども、今回さらに補正予算を提出させていただいて、再入札を2月上旬にするということですので、まずはしっかりと落札がされるような形になるように努力を続けたいと思っています。

○共同通信
 九州新幹線長崎ルートについて確認させてください。先ほどのお話の中でもあったのでちょっとかぶるんですけれども、先日の事務レベル協議で、国交省の課長が1月中の協議入りをしたいという意向を示されているんですけれども、確認ですが、佐賀県の立場としては、確認事項がまだまだあるということで、1月中というのは難しいというようなご認識でしょうか。
○知事
 それこそ今確認しなければいけないことの整理をしておりますので、1月中に協議入りするというのは到底考えられません。

○西日本新聞
 ちょっと話が変わりまして、小泉進次郎環境大臣が先日育休をとると宣言をされました。知事は鳥取の部長時代に十数年前に、当時としては多分珍しかったと思うんですけれども、育休を取得されました。当時の空気感と今どういうところが違うのか、知事の思いを教えてください。
○知事
 全く違います。私がとったときは全然そんな雰囲気はなくて、全く、ただ私もどうしようもなくて、3番目の子供のときなんですけれども、上の2人の面倒を見たというむしろ育休だったんです。というのは、妻がずっと入院をしておりまして、上の2人を誰が世話するのということで、私しかいなかったという必要性も去ることながら、例えば、知事が休暇とるとか大臣がとるというのは、トップだから。私は当時部長だったので、議会どうするのかとか、知事がオーケーしてくれるのかとか、この何と言うんでしょう、上司がどうしてくれるのかというところが非常に大きなところで、そこは当時の知事が自分も子供6人いるけれども、ちょっと休みとろうとしたら、上司からお前が子供産むわけじゃなかろうと言われたというのがすごく傷ついたという話があって、「いいよ、積極的にとりなさい。そのかわり、その間何があったのかということはちゃんと議会に報告するように」ということを言われて、実際、議会で質問を受けて答弁した記録残っていると思いますけれども。もう一つのポイントは、私ワンオペだったんです。ですから、妻は入院しておりますので、私が子供2人とともにいるという中で、妻と一緒の育休だったらサポーター的にお互い助け合うのかもしれませんけれども、自分で子供の昼のお弁当をつくったり掃除をしたりとか、途中で風邪ひいたらどうしようかという対応を迫られたりとか、結構これが大変で、妻からはそんなことでわかったと思わないでねと言われましたけれども、それでも大変で、ただ、それって自分にとってすごく、自分に対する反省も含めて、貴重な体験でありましたので、ぜひ今度の小泉さんも非常に英断だと思いますけれども、ぜひそれが波及するようにしていただきたいと思います。
 部長として、どうしても夜のパーティーに行かなければいけないのがあって、子供連れて行った覚えがあります。2人連れて。そしたら、たまたま当時相手方が非常に感心してくれて、そんなに開かれているんですねと言われて、そうでもないのになと思いながら。でも、そうやって必要なときはそうでもしながら対応していったと思いますので、小泉さんも何だろう、そういったことも含めて、ぜひこの社会に風穴をあけて、いろんな若い、いわゆる、普通の職員が普通に育休暇をとれるような環境ができるような、そういう形でぜひいいリーダーシップをとっていただきたいと思います。
○西日本新聞
 普通の職員がどうとれるかが非常に課題だと思いまして、その中で、足元の県庁職員に目を通しますと、出産に伴う休暇というのは非常に取得率は県庁では高いと聞いていて、でも一方で、その後、出産後、しばらくたって休業といいますか、そういうふうにまとまって休みをとるというのは非常にまだ低迷しているのかなと。今後、一般の職員だけじゃなくて、広く県内に波及させていくためには、まずは県庁職員が模範となって取得していかなきゃいけないかなと思うんですけれども、どう進めていくのか、何か知事の考えがありましたら教えてください。
○知事
 本当雰囲気づくりだと思います。みんながとり始めると、それが当然のような形にだんだんなっていくと思いますので。問題は、私はたまたま出向していたので、まだ30代のときにそれを迎えた部長だったというタイミングだったと思います。たしかきょうの新聞だったかな、宮崎県で部長が私と同じようなことをやろうとしていると、見たような気がするので、それは非常にいいことで、なかなか普通だと県の部長だと言うと五十七、八歳で、どちらかというとだんだん孫に近い世代になってきていて、育児休暇という話にならないので、どうしてもそこに対する意識がいかないので、ぜひこの部長、課長という、県でも課長というのは大体40代を過ぎてからなので、そういうみんなに、自分が若いときに休暇をとらない環境を前提とした中で部下と話をするのではなくて、全く時代が変わっていて、本当に男女が一緒になって子供を慈しんで一緒になって育児をしていくということなんだということをしっかり啓発する形で取り組んでいきたいと思います。

○NHK
 アジアベストレストランについて1点お伺いします。
 武雄も催しの開催地の一つになっていますけれども、8月の豪雨ではまだ被害の記憶が生々しい中で、久しぶりに内外に元気な武雄を振りまく大きな催しだと、地元の方からそういう期待の声も聞こえているんですけれども、知事自身、今回の催しと復興をどういうふうに位置づけていらっしゃるか、お考えをお聞かせください。
○知事
 そうですね。今ちょっと一つ悩んでいるのがアジアベストレストランはとても付加価値の高い取り組みなので、なかなか県民、市民を巻き込むような形はつくりづらいという側面がどうしてもあって、これをいかに波及して、みんなの自信につなげて、復旧・復興ということも兼ねた情報発信ができるのかなというところに、一番頭を悩ませています。ですので、もちろん、佐賀の物産がトップブランドになっていくとか、佐賀という土地の価値自体が上がっていくということはおのずと知れたことなんだけれども、どうやってそこを武雄の市民の皆さんとかの心にもっと火がつくような形になっていくのかということについては、これは小松市長なんかとも相談しながら、できるだけどんな形がいいのか工夫していく努力をしていきたいと思います。

○佐賀新聞
 24日が東京オリンピックまであと半年というふうなタイミングになっています。それも大事だと思うんですけれども、東京オリンピック、聖火ランナーのコースも20市町を回るというふうになっていて、半年で聖火ランナー以外で県としてどういうふうにホストタウンとしても盛り上げていきたいかというところを知事の見解をお伺いしたいです。
○知事
 今回の聖火リレーについては20市町全部でやっていくというところにとても努力を重ねて、なかなかこれは難しかったんですけれども、瞬間移動方式とか、いろんなものを取り入れながら、何とか実現できたことをとてもうれしく思いますし、もともと東京オリンピック、昭和39年のときの聖火をギリシャからどうやって日本に持ち込むのかということ、最初は陸路で行こうとしたけれども、結局、陸路はだめということがわかって、じゃ、今度は空だということになって、空路で運ぶということに一番努力したのが神埼出身かな、中島さんという佐賀県の方なんですよ。佐賀県の方が松尾静麿という日本航空をつくった、これも佐賀県人にかけ合って日本航空機によって、当時は米軍施政下の沖縄だったかな、そこに運ばれたという、佐賀にとっては聖火リレーはとてもとても縁があるものなんですね。ですから、今回は有田工業出身の吉岡徳仁さんがデザインしたということも含めて、そういう聖火に対する思いというものを徹底的に刻み込んでいきたいなということ、そして、今回、フィンランドを初め多くの方がキャンプに来られますので、ぜひ参加型になるような形で、それから何というんでしょうか、パブリックビューイングなどもこしらえてですね、ぜひ東京オリ・パラに対するみんなの思いがそのまま国スポにつながる、全障スポにつながるような流れがつくさまざまな工夫をさせていただきたいと思います。

○朝日新聞
 サンライズパークでもう一点なんですけれども、先日、指定管理者の3つの企業グループが公表されましたけれども、1番目の企業グループの中にサガスポーツクラブさん、いわゆるバルーナーズを運営されているクラブさんがありましたけれども、アリーナを使用しようとしているバルーナーズさんが指定管理者にも入るということで、いわば行政が割と一スポーツクラブにてこ入れするような感もなくはないと。サガスポーツクラブさんは佐賀市の運営というのもはねられた過去があるものですから、そこら辺、スポーツ団体としての受益者と、あと指定管理者として行政から指定管理料という形でお金を受け取る団体が一つになっているというところについての企業グループ、今回の3つのグループに対しての知事の見解を教えていただけますか。
○知事
 管理運営の件で3社がという話だと思いますけれども、3社も手を挙げていただいてありがたいなというふうに思うと同時に、どこかに決まるわけですけれども、そうしたときには、全てのチームが参画できて応援できるような形にしてもらいたいなという強い気持ちを持っています。そんな中で、どこに決まるのかということについては、私は一切関与しないと決めておりまして、そこは専門委員会の中でさまざまな観点から厳正な審査をして決まっていくものだと思っております。

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