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記者会見

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知事記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

令和2年4月28日 知事臨時記者会見

令和2年4月28日 知事臨時記者会見 質疑全文


質疑内容

○NHK
 3点だけ質問させていただきます。
 「県境ストップ支援金」なんですけれども、大体どれぐらいの数の店舗がこれに当たるのかということと、あと、業態、これは喫茶店やレストランといった形なのかなと想像するんですけれども、どんなものを想定しているんでしょうか。
○知事
 基本的には飲食店を想定しています。そして、実はこれ、どのくらい出てくるのかというのはなかなか想定しづらいわけでありまして、そういった意味で、できる限り、まずは県境の中山間地を中心にということで、先ほど申し上げましたように、我々とすると、脊振の山から県境を行きまして、七山、それから浜玉といったところ、そして、旧唐津市さんそのものはそれなりに人口がおられるんだけれども、その先に行きますと、上場があって、そちらのほうもまた中山間地ということだから、そういったところをイメージしながらこの支援を考えたところであるけれども、あんまり今の時代、こういう状況なので、画一的な対応というわけにもいかないので、実際に我々として影響を受けているというところがあったら、手を挙げていただきたいと思っております。
○NHK
 2つ目が、大型連休なので、先ほども少し帰省ということについてもおっしゃいましたが、今、オンライン帰省という言葉が出てきましたが、やむを得ずどうしても戻らなきゃいけないという方たちへの要請、改めてどういうことを求めるんでしょうか。これまでですと、東京、大阪、福岡とかからですと2週間の行動自粛ということを求めてこられましたが、改めて教えてください。
○知事
 どうしてもどうしてもという場合はあるのかもしれません。そうした場合は、2週間ご自宅にいていただく。要は外に出ないこと。もし陽性になったときに大きな影響が出るので、これだけ今警告というか、都市圏からの移動というものが大きな課題になっておりますので、自分と関わり合う方々を守るためにも、佐賀県のためにも自粛いただきたい。やむを得ない場合については、極力、人との接触を避けなければいけないというふうに申し上げておきたいと思います。
○NHK
 最後です。連休に入って世間はお休みになるところが多いと思うんですけれども、佐賀県の医療体制、プロジェクトMの体制は、この連休期間中はどのような規模で行うのでしょうか。変わらずなのか、縮小することもあるのか。
○知事
 このまま気を抜かずにと思っています。今の段階で約30人弱の方が入っておられますから、今回のクラスターで見られたようにいきなりどかんと10、20、場合によっては30というリスクもあるわけで、そういったときにどういうオペレーションをするのかということが常に考えなければいけないことです。そして、今はアパホテルさんもありますので、最初のオペレーションでどういうふうな症状によって、最初から入る入り口といったところも様々なシミュレーションをしておかなければいけないので、そうした中で、今、プロジェクトMについては、この前の感染研からも大変高い評価をいただいたので、みんな士気が上がっておるみたいなので、ぜひこれからも全力を尽くしていただきたいと思っています。
○NHK
 幹事社からは以上です。
○司会
 ほかありましたら挙手をお願いします。
○読売新聞
 プロジェクトMの件ですけれども、100床ということでご説明がありましたが、医療センターの感染症病床も使えるようになったという理解でよろしいでしょうか。
○知事
 そうですね。今、コロナの導線はまた別にありまして、今回、55件が陰性にもなりましたし、今は正常に稼働するような形で動かしております。
○読売新聞
 ちなみに、今現在利用されている方はいらっしゃらないんですか。
○知事
 今います。
○読売新聞
 既に。
○知事
 ええ。何名かおられます。
○読売新聞
 分かりました。
 それと、「県境ストップ支援金」のほうですけれども、飲食店以外に対象を広げるという可能性もあるんでしょうか。
○知事
 基本的に私らの今のイメージだと、やはり旅館と飲食店というのが当座かなりダメージを受けているというところがあります。もちろん、これから幅広く第3弾、第4弾というものも発表していくわけですけれども、今回は、まず休業要請に伴うもの、今回、ゴールデンウイークのというところで第1弾を出させていただいて、そこで昼間止めているよという声もあるので、そこについての考えを早い時期に発表させていただいたということであります。あさって、もう一度、第3弾で旅館関係など幾つかの提案をさせていただきたいと思っています。
○司会
 ほかありましたらお願いします。
○毎日新聞
 中山間地の支援の件なんですけれども、第1弾で休業要請に応じていてお金をもらう予定の方は、この第2弾のものも併用して使うことは可能なんですか。
○知事
 第1弾は休業要請の対象者です。第2弾はそれから外れた方ということで、ダブることはあり得ないと思います。これから後、回復用のというか、チャレンジ型の、昨日、対策本部でピンチはチャンスという議論をしましたけれども、別の流れの中の助成金などがダブることはあるかもしれませんが、今回の1と2はダブることはあり得ません。
○毎日新聞
 追加で。第1弾、第2弾に関してなんですが、休業要請が延長した場合については、さらにもう一度受け取ることができるイメージなのか、それとも一度きりというイメージなのか、どちらでしょうか。
○知事
 ゴールデンウイークの状況を踏まえて休業要請のことについては考えたいと思っています。今は考えたくない。こんなに傷んでいるので、何とか5月7日にそれなりの区切りをつけたいと思っているんですけれども、その時点で休業要請をかける対象があるとしたら、そこについてはまたそこで検討するということになろうかと思います。
○朝日新聞
 2点ありまして、有田の小学校の件なんですけれども、小学生13人、先生4人というのは、これはクラスメイトなのか。今まで濃厚じゃないけど、接触者という認識なんですよね。
○知事
 生徒と先生。なので、濃厚接触者の対象ではないんですけれども、我々は子供が大事だと思っています。新型コロナウイルスがこの世からゼロになるということはなかなか難しいんだろうと思います。これからいずれ、どこかでこういった問題について対応しなければならない。そのときに我々は子供ファースト、子供を大事にしなければいけないという強い気持ちがあることから、今回はしっかりと幅広にPCR検査をするというふうに考えたわけです。
○朝日新聞
 この人は、本人から希望があったということなんですか。
○知事
 保護者の皆さんからの声が出たと聞いております。
○朝日新聞
 あと1つ、手話通訳さんですけど、これは何か団体から要望があったということなんですか。
○知事
 そのように聞いております。
○司会
 ほかにありましたらどうぞ。
○西日本新聞
 休業要請から約1週間になりますけれども、現在のところの休業要請を出してからの効果と人の流れについて、現状認識をお聞かせください。
○知事
 これから一日一日が休業要請が出たことの効果というものが出てくると思うので、よく注視していきたいと思います。
 今、クラスターが2つ出て、さらに介護関係の方が、37番さんが出られたときに緊張が走ったんですけれども、今の時点で一応全体として封じ込められているという確認が取れたということで、その後は今、ゼロが続いている状況なので、これがどこまで続いていくのかということを緊張感を持って注視していくということになろうと思います。
○西日本新聞
 福岡のほうに広告を出されていますけれども、県境をまたいだ移動については減少傾向にあるというふうに認識されていますか。
○知事
 はい。それは効果が出ているだろうと思います。そして、パチンコ店も全部聞き入れていただいたことも含めて、県境をまたぐということについて、福岡県さんの理解は進んでいるんだろうと思いますし、もちろん佐賀県民も極力県境をまたがないということの意識が大事だと思います。ですので、我々からすると、佐賀県もさることながら、福岡県さんの数字を毎日関心を持って見ております。そうしたところで、両県相まって前に進めるような環境を整えていきたいと思います。
○司会
 後もありますので、あとお二人でお願いします。
○共同通信
 第2弾の事業者支援の件なんですが、ちょっと細かいところを突つくようで恐縮なんですけれども、第1弾のほうは休業要請に応じた事業者ということで、1週間前から休業していらっしゃると。今回、4月29日から5月6日の間というふうに期間を区切っていらっしゃいますけれども、この1週間について、公平性に若干疑問があるのかなと。どっちも同じ15万円なのかと受け取るほうは思うこともあるのかなと思うんですけれども、どのようなお考えなんでしょうか。
○知事
 平時であると、そういったこともさんざん議論をして決めていくんですけれども、今回はみんなで封じ込めようという、ある意味気持ち、思い切りというか、そういったものが大事だと思っていて、そこを詰めてスピードを逸するよりは、この15万円でとても足りているとは思っていないんですけれども、我々として一緒にやろうぜという思いが通じることが何より大事で、いずれ新型コロナウイルスのめどがついたら、そういったことも含めて様々な支援策の修正をかけていきたいと思います。
○司会
 最後でお願いします。どなたかありましたら。
○佐賀新聞
 「県境ストップ支援金」ですけど、同じタイミングで受付をしたいということでしたが、総額の予算の規模と、あと、それを専決処分でやるお考えがあるかどうかを聞かせてください。
○知事
 今は1弾も2弾も専決処分をさせていただきたいと思っています。そのときの、これは見積りがかなり難しいんですけれども、そこについては一定のイメージをつくってさせていただくことになろうかと思います。
○司会
 では、以上で知事の記者会見を終わります。ありがとうございました。

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