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佐賀野球王座奪還プロジェクト!~佐賀球児が輝ける環境を作ります~

 続きまして、佐賀野球王座奪還プロジェクトということで、佐賀球児が輝ける環境をつくるプロジェクトを今実施しております。
 これは、市村記念体育館の前にあるプレートですね。佐賀が全国制覇をした2枚が掲げてありますけれども、夏の甲子園の優勝回数を見ていただくと分かるように、九州でいえば一番近いのが沖縄の興南高校でしたかね。その前が佐賀北、その前が佐賀商業、その前がたしか福岡の西日本短大附属だったと思いますけれども、長崎、熊本、宮崎、鹿児島はまだ一回も制覇したことがないということで、我々は本来、お家芸であります。
 何をやろうと考えているかというと、まずは中学生で軟式野球をやっている皆さん方がおられますので、中3で大会が終了後、高校の硬式野球を体験するというのを、佐賀の高校生たちとの交流も実現して、これは基山・鳥栖地区で今年実施しております。こういったことを全県に広めていきたいなと思っています。
 今のうちから高校生となじんでおくと、県内高校に進んでいく方も増えてくるんじゃないかと。簡単に言うと、選手の県外流出が激しくて、それを抑えるということも極めて大事なことだと思っております。迷っていたが、県内高校で野球をしたいという声が寄せられております。
 そのほかにやっていることというと、今年は中学の軟式野球に初めて「オールSAGA」という選抜チームをつくりました。そして、ユニフォームも皆さん方に統一したものを渡して、本当は他県との交流試合を組むはずだったんですが、今年はコロナでそれがかなわずに、ひらまつ病院さんと練習をし、佐賀銀行さんと交流試合をするということで、これを私も見に行きましたけれども、2試合やって、1対2と0対3だったと思いますけど、すごくいい試合をして、最初のうちはぎこちなかったんですけど、だんだんみんなで仲よくなるという構図が見られました。
 それから、中学は軟式のほかに、直接硬式をやっている皆さん方が結構おられるわけでありまして、リーグが別々にあるもんだから、普通は県内でお互いのリーグが戦うということがなくて、九州大会とか全国大会ということで、これは不思議な世界なんですけど、ばらばらだったんですけれども、今年はコロナで県外に行けないということで、じゃ、県が音頭をとって、いつもは違うリーグだけど、佐賀県内でやってみようということで、4つのリーグが集まって交流大会ができました。
 1つタイミングが合わなくて参加できなかったところもあるんですが、来年は全部のリーグで県内大会をやっていこうということで、みんなが盛り上がって、そういうことをすることによって、佐賀県の野球選手という思いが出てくるんじゃないかということで、私も両方今年は参加させていただいて、みんなで佐賀県の野球を盛り上げるぞという話をさせていただきたい。
 そのほかには、もうご案内のとおりSSPカップも、我々もすぐに代替大会を最初にやるよということも決めて、これは早稲田佐賀の3位のシーンですけれども、もうみんな負けて大泣きしている中で銅メダルを授与させていただいたということで、やっぱり佐賀で野球をやってよかったなとみんな言っていただきました。
 それから、県立高校の今度の入試では推薦枠を大幅に拡大を、これは教育委員会のほうでしていただいて、野球の枠は87名アップするということでありますので、これは県内だけでなく、県外の選手も佐賀県の県立高校で野球がしやすい環境が整ったということも言えるんじゃないかと思っております。
 さらに、今年度の事業でスコアボードを大型スクリーンにということで、こんな形になります。ここのスクリーンは、スコアボードじゃないときはこんな感じでビデオになったりとか、行ったり来たりできる、そんなような形になりますし、それから、グラウンドの土壌を改良して、今年のSSPもなかなか水はけが悪くて厳しかったので、大胆に改良して、佐賀の野球選手が憧れるような、そんな球場にしていきたいと思っています。
 このプレート設置はさっき話させていただきました。
 それから、ライオンズの佐賀東高校出身、辻監督ですとか、カープの監督だった鳥栖高校出身の緒方さんにSSPのアンバサダーをやっていただいておりますし、こうやってこの両者のオープン戦などを続けているうちにネットワークもできまして、来年はいよいよ12年ぶりにこうした佐賀の県営球場で巨人対広島の公式戦が実施されるということになりました。
 ということでありますので、深紅の優勝旗を再び佐賀に持ってきたいと思っています。
 私が知事になってからは6年連続初戦敗退をしておりますが、「二度あることは三度ある」と言いますので、3度目を狙ってみたいと思っております。

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