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東京オリンピック・パラリンピックについて


○毎日新聞
 東京五輪のことで質問です。今年は東京五輪が開催予定となっていますが、県の取組をまず考えている方針があれば教えてください。
〇知事
 今のところ、このまま行われるということを想定して準備をしています。特に、我々フィンランド、ニュージーランドチームを中心にキャンプをしていただくことになっているので、そのための基金、これは国のほうから来るお金なんですけれども、基金に積みまして、その中で、コロナ対策でなかなか県民こぞって交流というわけにはいかないんだけれども、その中で佐賀県との今後の交流に進捗できるような、そういうような形での予算を組めないかということであります。
○毎日新聞
 それは当初というよりも、また6月以降とかに、6月は遅いと思うんですけど、補正予算はいつまでに。
○知事
 今回の基金があるという、積んであります。今日は説明していませんが。
○毎日新聞
 分かりました。
 最後に、組織委員会の森会長が日本ラグビー協会を例に出して、女性蔑視と受け取られる発言をされました。スポーツ会からも疑念がありますが、まず、会長の発言の受け止めについてお願いしたいのと、あと弊社の取材では、県内の聖火ランナーの方からも大会への気持ちが冷めたというような言葉を聞いています。県内へ知事としてメッセージがあればお願いします。
○知事
 まず森会長の発言については、非常に不適切で残念に思っています。特にオリンピックの精神から鑑みても、あってはならない発言だったと思います。その上で、私もラグビー組織委員会にいて森会長と一緒に仕事をしていたので、例えば、ラグビーのワールドカップで言えば日本で開催されたのは、これは奇跡だと思います。その奇跡の実現のために森会長が手腕を大きく発揮されたのは事実なので、ぜひその功績はちゃんと認めてほしいというのは、そばにいた私の思いなんです。
 で、この国は本当に男女共同参画が全くできていない、これは官民それぞれ思います。これを機に本当にそうしたところに結びつくような形になってほしいなと心から思います。
 そして、こういう苦しい中のオリンピック、もしこれを行うことになったら、ぜひ国民みんなで一つになって盛り上げていけるようなものにしていく努力を私もしたいと思うし、皆さんにも呼びかけていきたいと思います。

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