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身近な医療を提供するための支援体制を作ります

 続きまして、身近な医療を提供するための支援体制をつくっていきたいと思います。
 これは地域の診療所、当然のことながら、いわゆる診療所のお医者さんもどんどん毎年高齢化していくというか、年を取っていって、その後、なかなか跡を継いでくれる方がおられないという現状で、そうしたものにどう対応していくのか。これは診療所が維持できないと身近な医療を受けられなくなる可能性があります。
 ということで、身近な医療支援チームというのを設置したいと思います。
 簡単に言いますと、ここの診療所にお医者さんがいなくなってしまった場合に、地元の拠点病院から医師を派遣して巡回診療をしていくということです。この拠点病院には好生館といった支援病院ですね、こうした病院から医師が派遣されてという、県と市町との連携協定を結んで、県の支援的な機能を持っている病院から地域の拠点病院のほうに医師を派遣して、さらに巡回で診療所の機能を維持しようというシステムです。
 5月31日にまず唐津市と連携協定を締結したいと思っております。具体的には、唐津市民病院きたはたがありまして、旧肥前町の診療所というものがありますから、そういったところに対して、ここが将来的に無医地区になるおそれがあるので、きたはたに医師を派遣して巡回するというような診療体制を支援するということで、佐賀県と唐津市が連携協定を締結していくというのをまず始めてみたいと思います。ほかの地域については、順次これから検討していきます。
 ということで、身近な医療をしっかりと守っていきたいと思います。

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