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記者会見

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知事記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

令和4年1月21日 知事定例記者会見

令和4年1月21日 知事定例記者会見 質疑全文


質疑内容

○STS
 まず、1月28日に協議があるということですけれども、知事からその協議に期待していることを教えてください。
○知事
 3つの条件がありますね。排水についてどうしようかということと、あと価格を示すことと、それから西側の土地がどうなるのかということについてです。
 これについて、この課題をみんなで解決していくということが覚書見直しに向けて大切なことになるので、この場はとても大切なものになっていくと思います。一月に一、二回ずつというペースで進んでいくと思いますけど、みんなしっかり、誠意を持ってお互い協議しながら、いい結果が出るような形で努力をしていきたいと思っています。
○STS
 スケジュール感はなかなか難しいとは思うんですけれども、知事の中では、いつ頃までに3つの条件をクリアしたいというふうにお考えでしょうか。
○知事
 私はそういうスケジュール感を持ち合わせていなくて、まず、これは事業主体である防衛省さんが、しっかりと有明海漁協に向き合えるかどうかというところがポイントだと思います。その中で、県はそこの調整をやっていくということで、今回この調整の場に主体的に運用していくということになったので、しっかりと、特に関心のある排水対策などについて提示がされて、有明海漁協が納得していただけるのかというところについて、しっかり調整役を果たしていくということだと思います。
 ですので、あくまで事業主体は防衛省なので、我々はそこの信頼が構築できるように当たっていくということですので、我々がスケジュール云々ということではないということです。
○STS
 細かくなりますけれども、その協議の場の参加メンバーと場所等々は今どういう想定でしょうか。
○知事
 場所は県庁になると思います。
 メンバーは、基本的に常にいるのは、うちで言えば調整監になると思いますけれども、それから、防衛省の課長さんとかですね、そういう実務的なメンバーになろうかと思いますけれども、ただ、とても大切な協議会なので、当然、部長とか局長とか、そういったところについても必要に応じて集まってもらって協議をしていくと、そのような会議になっていくんじゃないかと思っています。
○STS
 知事が参加されることはないんでしょうか。
○知事
 実務的な協議の場なので、何だろう、特にそこで課題が生じたら、協議の場ということではなくて、別途、それこそ、防衛省の三役と話をするとか、そういった場はあるのかもしれませんけれども、そこはあくまでも今回の3つの課題について調整する場だと考えているわけです。

○STS
 まん延防止等重点措置についてお伺いします。
 これは飲食店中心の対策にはなると思うんですけれども、昨日の対策本部会議で、中身については知事から言及されることがありませんでしたので、時短要請等々の具体的な措置の内容について、現時点での知事の想定を聞かせてください。
○知事
 まん延防止等重点措置は国の措置なんですよね。なので、国の基準に基づいてやっていくということになるんです。
 今、国との協議を開始しておりますので、確定的なことは申し上げられないんだけれども、スケジュール的に言うと、来週25日に決定手続がなされるということだとすれば、24日月曜日の段階で我々として詳細を発表したいと思っていますが、今のところは、国の基本的な考え方、認証店であれば9時まで、認証店でなければ8時まででそれぞれ酒があるかないかとルールがあるので、それに基づいてやることになるんだけれども、我々とすると、それをベースにしながら、何とか飲食店の皆さん方のダメージを少しでも食い止めるような形でアレンジできないかということを今みんなで考えていますので、そういった中で、24日に皆さん方にお示しすることになると思いますので、見ていていただきたいと思います。
○STS
 飲食店のダメージを少しでも食い止める形がアレンジできないかというのは、国の基本的な考え方よりも少し緩和したような想定ということですか。
○知事
 できる限り、国の一律的なものもあるので、その中でどういったところに対して緩和できるのか、例えば、具体的な内容だとか、支援金の中身だとか、いろんなポイントがあると思うんです。そういったところで、できる限り佐賀県として、我々が何でまん防を申請したのかということに関しては、昨日お伝えしましたけれども、やはり北部九州の行き来が多くて、みんなで一緒にやっていこうということと、やっぱり一定のアナウンス効果があるということでやっているんだけれども、飲食店を時短するということだけを中心にした武器というのは、果たしてオミクロン株に適合しているのかなという部分での意識はやっぱりあるんですね。ですので、本当に申し訳ないなという気持ちもあるんだけれども、であるとしたならば、気持ちよく御協力いただけるような、我々の気持ちがちゃんと伝わるようなやり方が少しでもできないかなというところで今工夫しているという状況です。
○STS
 ありがとうございます。
 前回のまん延防止等重点措置が旧唐津市にエリアを限定していたと思うんですけれども、今回は県内全域ということで、エリアを限定しない理由というのはどうお考えでしょうか。
○知事
 これはデルタ株とオミクロン株の性質の違いと、あのときはしっかり旧唐津市の動きを抑えれば、デルタの感染の流れであれば止まるだろうと分析をしてきたわけだけれども、今回のオミクロン株は昨日申し上げたように倍速の勢いで感染していくので、福岡と一緒にやっていくことに大きな意味があると思うし、その場合に対して、どこかのエリア制限をかけて何とかなるようなものでもないので、ここは全県でやっていくほうが合理的だろうという判断をしています。
○STS
 それと、時短要請とか酒の提供の停止のほかにまん延防止等重点措置の中に県境をまたぐ移動の自粛等々もあると思うんですけれども、そういったところのお考えはいかがでしょうか。
○知事
 そこはデルタのところとちょっと違うなというところがあるんですね。なので、24日にどの程度話をするのかなということだと思います。我々とすると、これまでのような県境を越える移動を強く言うことによって止まるようなものでもないので、かといって、そんなに抽象化するものでもない。何とかして、高齢者、基礎疾患をお持ちの方々に行くところを食い止めると言うところがポイントなので、ここはなかなか悩ましいんですけれども、そのまん防でどの程度そこについて訴えるのかという全国的な基準と我々の考え方をどう調整して、皆さん方にお示しするのかということを今検討しているという状況です。
○STS
 最後に、24日は臨時の記者会見を開いてお話をされると。それとも対策本部会議でお話をされるということでしょうか。
○知事
 そこは詰めていませんけど、どっちがいいですか。
○STS
 どちらでもいいです。
○知事
 基本的に、対策本部会議のいいところは、疑問があったら中ですぐ話ができるというところもありますし、会見のやり方もありますけれども、そこはちょっと考えさせてください。
○西日本新聞
 昨日のコロナ対策本部会議後に取材に応じられなかったので、分かりにくかった点についてお尋ねします。
 まん延防止等重点措置について、知事はこれまで適用のタイムラグの問題を指摘していました。現在、県内はそのタイムラグの真っただ中です。17日の対策本部会議では、重点措置の申請については各県それぞれで事情が違うとおっしゃっていました。そして、昨日の会議では、飲食店中心の対策だけでは感染拡大は防げないとおっしゃっていました。その上で、なぜまん延防止に踏み切ったのかという理由を説明してもらえますか。
○知事
 まず、デルタ株のときにさんざん私が申し上げていたように、このタイムラグは大きいので、ボタンを押してすぐにやれば止まるのにとずっと思っていたわけですね。今、オミクロン株になったので、大分その状況というのは変わってきたと。今度のオミクロン株の性格は、すごいスピードで感染が進んでいくということと、さはさりながら、重症化はしにくいということ。その中で、これにどう向き合っていくのかというのは、改めて国として戦略を示すべきだというのが私の考え方でした。
 そこに旧来型の、今までのデルタ株までやっていたまん防というのを当てはめるということについての課題なんですけれども、ただ、何日か後になるわけですよね、今回も。だから、27日からというタイムラグがまたあるわけだけれども、それでも、今回着目したのはアナウンス効果だったり、それから、福岡、大分と一緒になってみんなで取り組もうねということにメリットというか、意義を見いだしているので、であるならば、今の段階からこうやってアナウンス効果が発揮されて、みんなでまん防で北部九州は取り組んでいくよということが発信できるんであれば、意義があるんではないかと思った次第です。
○西日本新聞
 あと、佐賀県は警戒を強める目安として、病床使用率の35%という数字を出していました。今回、その水準に達する前にまん防に乗り出したわけなんですけれども、警戒を強めるというのは重点措置のことだったのでしょうか。それとも、35%に達した場合は新たな追加対策を考えているのでしょうか。
○知事
 その35%という数字が一つの目安だと思ってはいるんですけれども、じゃ、今僕らが何をやっているかというと、30%の辺りを何とかキープしているわけですよね。ただ、中等症の数は今増えていると。では、特に軽症の方を中心に、高齢者だとか若い基礎疾患の人をどの程度入院していただくかというのが一つの課題で、病院関係者とも私も直接意見交換をさせていただく中で、重症化するリスクはそれほど大きくない。ほとんどないので、例えば、基礎疾患でも若い人とか、高齢者でも一定のリスクのない人たちは退院していただいていいんではないかというアドバイスもいただいたため、適宜そこのコントロールをしながら、30%程度でとどまるように今オペレーションしているという状況です。
 ただ、さっき言ったように、中等症がそれでもこれだけ全体のロットが大きいと増えてくるので、そこは間違いなく入院していただくことになるから、そういうことの数字になって35%を超えてくるということになると、また別の対策を考えなければいけないなというあたりの基準なんです。
 なので、デルタ株のときも、去年は50%を超えたときもあったと思うんですね。55、56%ぐらいまで行きました。それでもちゃんと引き返してくるんだけど、オミクロン株は速いので、35%、40%と、もしいくことがあるとすると、それは中等症の固まりの中で出てきたり、場合によっては重症化が出てきたりするということになるので、それはさすがに危機感を持たなければいけない。もっともっと強い危機感を持って、今度は命と向き合わなければいけないので、というあたりに今いるということです。
 ですので、そういうオペレーションを今やって、このまん防でどの程度効果が、まん防の適用をお願いするというところから、これからどういう推移をしていくのかというところにしっかり我々は向き合っていかなければいけないという状況です。
○朝日新聞
 先般からずっとオミクロン株とデルタ株の話で、これまでと違うということを言われる中で、1つは感染力のスピード、感染の速さがこれまでよりもかなり速いということ、一方で、重症化しないということでいつも言われているんですけれども、例えば、飲食店の話もそうですし、先ほどの県境をまたぐ自粛の話でもそうでしたけれども、そこの場面でオミクロン株とデルタ株の違いというのを言われる、要するに重症化しないのにそこまでやる必要があるのかという意味合いでおっしゃっているんですか。
○知事
 今の段階は、ですよ。今の段階で重症化しない。でも、この後どうなっていくのかなって、この数がどんどん増えていったときに、そういう意味からすると、薄巻きなんだけれども、数が増えてくると、その中には必ず重症化するリスクって数が増えてきますよね。そうすると、医療資源も逼迫していくということになっていくので、そこにリスクを感じているということなんです。
 ただ、この先が分からないのがこのコロナ対策の難しさで、この後オミクロンというのは、ピークアウトしていくのかということと、別の株というものがまた変異するかどうかって分からないじゃないですか。だから、それについてもしっかりと意識しながら備えておくということなので、本当はここで、オミクロンでコロナが終わるということであれば、別のオペレーションもあろうかと思いますけど、そこまでの見識は我々にはないので、ぜひこれは国がしっかりと、今の感染症学者のチームなどで分析をして、対処方針という戦略を出してほしいと常々申し上げているところです。
○朝日新聞
 片一方で、飲食店の営業時間自粛を行う一方で、県の旅行の支え愛ですかね、あっちのほうは今続行されているんですよね。そこは止めないで、そこら辺のところでちぐはぐな感じも受けますし、対応として分かりにくさがどうしても出てしまうところがあるんですけど。
○知事
 ですので申し上げているように、できるだけ経済にダメージがないように、まん防までの間に措置をする、新たな途中の措置をすることも考えていないので。そして、24日の段階で例の観光の(佐賀支え愛宿泊キャンペーン)も一定の制限をかけることになろうかと思いますので、これは国全体のルールの中で。ただ、できる限りその中でも、今まだオミクロンの状況の中で、僕らの中でハンドリングできるかなというところなので、できる限りそこを両立させていくというやり方を模索していると考えていただいたらいいかなと思っています。

○朝日新聞
 あわせて、昨日の会議の中でも、濃厚接触者の判断について県民に自主判断をかなりの部分で求めていくことになるということで、基本的に、感染速度が速くてこれだけ広まっていく中で、行政としての対応を一生懸命やってこられたけれども、そこに届かないところがあって、どうしても県民の協力を仰がないといけない、県民にも主体的に関わってもらわないと社会全体のこの感染拡大というのは抑えられないというのがあると思うんですね。
 ただ一方で、今回の感染の中心ってやはり20代、10代の若い方がかなり多くなっていて、ワクチンの接種率なんかも関係しているのかなと。確かに成人式なり若い方が動くイベントというのも多かったというのもあるとは思うんですけれども、そういう中で、いろんな判断を県民が主体的にやっていくということにどれぐらい理解、協力を得られていくのか、特に若い世代にどれだけ普及して伝えていくのかというのは非常に大事だし、なかなかそれが今まで結果がある意味出てこなかった部分だと思うんですね。そこをどうやってこれからやっていかれるかということを教えてください。
○知事
 そうですね、今回濃厚接触者を自己判断していただくというエリアをつくったことに関しては、オミクロン株の特徴ということと、あとは何といっても、保健所業務というのは一定の限定がかかっていて、全力で作業しているんですけど、人的限界というのもどうしてもあるし、今回悩ましいのは、濃厚接触者にエッセンシャルワーカーがどんどん入ってくる。そういうところで、非常にマンパワー不足ということもあることと、昨日申し上げたように、なかなか囲い込みで止まる段階を過ぎてしまっているので。そうすると、限られたマンパワーをどこに注力するのかなとみんなで相談したときに、やっぱり施設だったり学校だったり家庭だったり、そこはちゃんとやっていくので。申し訳ないけれども、それ以外の陽性者と接触していたかもしれないとか、不安に思う方っておられると思うので、その皆さん方に関しては、自分で判断していただきたい。
 例えば、私も最近、陽性になった方とマスクを外して近くにいたことがあるんです。だけれども、「濃厚接触者のチェックリスト」というのがありまして、リストを見ていただいたらいいんですけれども、あれを見ると、マスクを外して1メートル以内に15分以上とか書いてあるので、私は1分くらいだったので、そこからもう濃厚接触者の定義から外れるということが自分で分かるので、ぜひ、ダウンロードしてもらって、チェックリストで判断いただくということで、結構そこで分かるところがあるので。
 ただ、それはおっしゃるように、我々として今の状況を県民、特に若い皆さん方にいかに説明をして納得していただけるのかという気持ちの共有はとても大事なことなので、そこはもう努力をして、皆さん方の広報に努めていきたいと思っています。
○朝日新聞
 その点については昨日、対策本部会議の後での説明もなかったですし、この記者会見の場でも、資料としては今1つありましたけれども、知事自身の言葉で自主的に説明をするという呼びかけがなかったので少し残念に思ったところでした。
 もう一つすみません、国との関係の部分に絡んでくるんですけれども、先般の市長会との意見交換の場で、12歳未満のワクチン接種について、各市長さんのほうからは、基礎自治体のところで対応していくのには、かなりデリケートな部分もあって難しいと。県のほうが主体的になって接種センターの設置など、子どもの接種については考えていってほしいという要望がありました。その点についてどう考えておられるかというのと、その場で知事もおっしゃっていましたけれども、国がなかなか明確な方針をいろんな面について示してくれないというところについて、なかなかそれで県としても動きづらい事情があるというようなこともおっしゃっていました。
 この辺のところ、オミクロン株について遺伝子検査のやり方とかも含めてですけれども、国がなかなか積極的にいろんなことを決めていってくれない部分があって、県としても動きづらいんだということをおっしゃっていましたけれども、その辺りは今現状で、国との関係ですね。国がもうちょっとこうあってほしいなというところがあればそれも教えてください。
○知事
 まず、前段ですけれども、昨日ですかね、厚生労働省の審議会で5歳から11歳のワクチン接種の承認がなされたと聞いていて、この後、特例承認になるかどうかという、まさに大臣のところに上がっていくと聞いていますけれども、我々としても市長会のときに話をいただいたように、これからの進め方について、県の医師会、そして、県の小児医会と今協議しています。そのときに大事なのは、今お話しいただいた、国がちゃんと状況の説明を逐次してもらいたいということなんです。ですので、これからファイザーワクチンがどういう形でやってきて、これから3月接種開始に向けてどういうところに留意事項があって、副反応はどういうことに気をつければいいのかということについて適宜我々に提示していただけると、我々はそれに合わせて準備ができるので、さっきのスケジュールだけではなくて、それまでに詰めておく課題ってとても多いし、この前の市長が言う気持ちはよく分かります。やっぱり現場はすごく不安なところがあるので、そこはやはりしっかりとやり取りをさせていただくということが大事なのかなと私は思います。
○朝日新聞
 そうすると、国との関係のやり取りをさせてもらうという意味、今……
○知事
 そう。国からの逐次な情報提供が必要だと思っています。
○朝日新聞
 接種センター、県による接種の主導の部分についてはどうでしょう。今の段階でどういうふうに考えているんでしょうか。
○知事
 子どもについてはまだこれから調整をしていくんだけれども、いわゆる3回目の接種については、今、大規模接種会場を県庁の下(県民ホール)でやっていたんだけれども、今回は好生館と相談して、好生館でやろうと。2月の途中から、できるだけ早いタイミングでということで、これも館長と話しできているので、そういった形で、市町の補完的にというところもあったんだけれども、好生館の皆さん方もできるだけ早くやりたいって館長が、むしろ、入院を収めるためにも接種を積極的にやっていきたいというお話があったので、そういう観点からできるだけ前倒しできるように今調整しているところです。
○朝日新聞
 分かりました。長々とありがとうございました。

○佐賀新聞
 九州新幹線長崎ルートについてお伺いします。
 与党の検討委員会の委員長になられた森山裕さんが昨年末、就任後に知事にお電話をしたということでしたが、知事に会ってお考えを聞きたいというような判断を示されています。それに関しての知事の所感をお願いします。
○知事
 お会いしたいと思いますけれども、ちょっと私も今日の新聞を見て側聞したので、森山先生から直接聞いたわけではないけれども、お互いがしっかり理解し合わなければいけないというような趣旨だったと思います。
 これまで与党PTもそうだし、国交省の「幅広い協議」でもそうだけれども、一本道みたいな主張だったので、協議という感じではなかったんですね。まさに、フルが適当だということで我々の主張を全く聞かずに、一顧だにせずと言いましたけど、その与党PT自体がそうやって柔軟にいろいろ話を聞いて考えていこうと言っていただいたということについては、我々もこれで少し本当に協議ができるのかなという期待を持ちましたが、実際、森山先生とは携帯で話をしましたけれども、そのときにはお互い早く会おうやという話だったので、それはいいですよということで。あとはタイミングですけれども、それは今コロナ禍でもあるので、いいタイミングを見つけていきたいと思います。

○NHK
 簡単に伺いたいと思います。
 さっきタイムラグの話がありました。適用まで1週間ぐらいあるわけですけれども、この間は特に制限など、飲食店なども含めて制限とか、そういうものは行わない方針ですか。それとも何らかの呼びかけを行うおつもりですか。
 あともう一点、大分、福岡と足並みをそろえるということですけれども、ここは飲食店の対応とか、移動制限とか、ここら辺は同じような形でやるのか、それとも独自にお考えを表すおつもりですか、その2点をお願いいたします。
○知事
 まず、昨日申し上げたように、それまでの間なんですが、大人数の宴会はやめてくださいという話と、短時間にしてくださいと、2時間なら1時間とか、はしごをすることなくということについてはお願いをさせていただいています。それと、今回まん防の申請を協議することにしたということで、もともと我々としてみんなで取り組もうねというアナウンス効果を狙っているところもあるので、そうした中で、みんなで取り組んでいけたらなと思っています。
 それから、県境との関係については、先ほどお話ししたとおりでありまして、それ自体ともについては、これまでのデルタのときとはちょっと違うところがあるんだけれども、今後の状況を見ながら、またこれについては24日に説明させていただくということです。

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