約50の平和団体が参加する「高校生平和大使派遣委員会」は、核の惨禍を知る被爆地ヒロシマ・ナガサキの声を世界に伝えるために、毎年、未来を担う若者を「高校生平和大使」として国連に派遣しています。
この度、「第22代高校生平和大使」として佐賀県から選出され(佐賀県の高校生としては8人目)、8月下旬にスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問する武雄高校2年の山之上飛鳥(やまのうえあすか)さんが、山口知事を訪問されました。
山之上さんは「私たちの世代が被ばくや戦争を経験された方の話を直接聞くことができる最後の世代。去年韓国に行く機会があり、世界規模で物事を考えること、平和について受け身ではなく自分で考える大切さを学んだので、それを伝えていきたい。精一杯頑張ります」と意気込みを語りました。
山口知事は「素晴らしい考え。教育は与えられるものだが、それをベースにどうすればいいか自分で考えることが大切なので、今回はいい機会になると思う。山之上さんたちの世代が活躍する世界が平和でいい時代であってほしい」と激励。
山之上さん、国連欧州本部でのスピーチ頑張ってください!
以上、広報広聴課レポーターが現場よりお伝えしました。