佐賀県多久市出身で、カラーインクとペンで緻密な作品を発表し、国際的に活躍している画家・池田学氏が山口知事を訪問されました。
池田氏は、今年度、岐阜県と岐阜県美術館主催の円空賞※注1)を受賞し、岐阜県美術館で開催されている第10回円空大賞展には、佐賀県立美術館所蔵の「誕生」などが展示されています。
池田氏が「“誕生”(3mx4m)より大きい3mx6mの海をテーマにした新作にとりかかったところ。描くからにはメッセージ性のある作品にしたい」と次回作への意気込みを語ると、一緒に来庁されたミヅマアートギャラリーの三潴末雄氏は「コンピュータのように緻密な池田さんの作品は、人間が人間の手で絵を描くことが少なくなるであろう20年後にもっと評価されるはず」と池田氏の凄さを語られました。
山口知事は「まだまだ若い池田学さんと同じ時代を歩み、リアルタイムで作品を楽しむことができるのは大変貴重なこと」と述べました。
面談の最後には来賓室にある佐賀県の名物が入ったカプセルトイを楽しまれていました。
県民の皆さん、佐賀県が誇るアーティスト池田学氏を今後も応援しましょう!
以上、広報広聴課レポーターが現場よりお伝えしました。
※注1) 岐阜県出身で江戸期に驚異的な数の作品を残した仏師・円空を顕彰し、円空を