佐賀市もろどみin食の会から希少で今しか味わえない魚「えつ」を使った料理をいただきました。
「えつ」は全長30~40センチほどで日本では筑後川から有明海にかけた流域にのみ生息しています。絶滅危惧Ⅱ類にも分類されていることから、まぼろしの魚と呼ばれています。
毎年、漁が解禁される5月1日から7月20日の期間中に開催されている、「えつ」の食文化を伝えるレセプションパーティーが新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました。それでも、多くの人に食べてほしい!という思いで今回、「えつ」料理を届けてくださいました。
同会の津田会長は「漁は順調ですが、お客さんがかなり少なくなっており、9割減っているところもある。」と新型コロナウイルス感染症による影響についてお話されました。
「えつ」料理を試食した山口知事は「初夏を感じる最高の風物詩。(味が)完璧。唐揚げが一番好き。」とコメント。また、「(県民の皆さんの)佐賀の良さを応援しようという気持ちはすごく強い。ピンチをチャンスととらえて頑張るしかない。」と呼びかけました。
チーム佐賀、オール佐賀で一つになって乗り越えていきましょう。
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。