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高輪築堤のオープニングセレモニーが行われました。

 4月15日(金曜日)、日本初の鉄道遺構である「高輪築堤」の一部が佐賀県立博物館に移築・再現展示され、オープニングセレモニーに山口知事が出席しました。

高輪築堤のオープニングセレモニーが行われました。
高輪築堤のオープニングセレモニーが行われました。


高輪築堤のオープニングセレモニーが行われました。

 高輪築堤とは、新橋から横浜まで鉄道を通す際、海上に建設された約2.7kmの築堤をいいます。 当時、敷設予定地の一部の用地取得が難航した際、佐賀藩出身の大隈重信が、「陸がだめなら海に」という常識にとらわれない発想で「陸蒸気(おかじょうき)を海に通せ」と命じ、明治5(1872)年9月に開業が実現しました。

 令和2年(2020年)、品川駅にほど近い再開発予定地で発見された築堤は、令和3年(2021年)9月に国の史跡に指定されました。このたび展示される石垣は、実際に出土した石垣を使用して当時の築堤を再現、築堤の上に乗ることもできるように展示されています。

 山口知事は、今回の展示にご尽力いただいた皆様に感謝の気持ちを述べるとともに「大隈侯没後100年、鉄道開通150年の節目となる今年、この移築が実現したことは感慨深い。これから、多くの子どもたちに訪れてほしい。この築堤の上に乗って夢を膨らませ、大隈侯のように大きな志をもってほしい。」とコメント。

 日本の交通近代化や用いられた土木技術の歴史を知るうえで重要とされる遺構とともに、大隈重信の志にも思いをはせることができる高輪築堤をぜひご覧ください。

 以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。