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秋田戊辰の役戦没佐賀藩士慰霊秋田委員会のみなさんが訪問されました。

 11月11日、秋田戊辰の役佐賀藩士慰霊秋田委員会の皆様が山口知事を訪問されました。

秋田戊辰の役戦没佐賀藩士慰霊秋田委員会のみなさんが訪問されました。
秋田戊辰の役戦没佐賀藩士慰霊秋田委員会のみなさんが訪問されました。



 秋田戊辰の役(1968年)において佐賀藩は、新政府軍の援軍として海路から秋田に駆けつけ、武雄領から持ち込んだ西洋式の大砲アームストロング砲によって戦局を決定づけました。秋田城下が戦火を免れることができた大きな戦果の一方、援軍14藩のうち、佐賀藩は最も多い54人の方が命を落としました。



 1986年(昭和61年)に秋田市内の土地区画整理において、佐賀藩士3名の墓石が発見されたことを契機に、戊辰の役戦没佐賀藩士慰霊秋田委員会が結成されました。墓地は「葉隠墓苑」と名付けられ、戦没者54名全員の名前を刻んだ慰霊碑が建てられ、毎年10月20日ごろに慰霊祭が執り行われてきました。  佐賀藩士 馬渡栄助(もうたい えいすけ)の遺骨を武雄市のご遺族へ届けられてから35年の節目となる今年、11月12日に佐賀県護国神社で慰霊祭が開催されるにあたり、慰霊団の皆様が秋田から来佐されたものです。

秋田戊辰の役戦没佐賀藩士慰霊秋田委員会のみなさんが訪問されました。

 山口知事は、戊辰戦争で亡くなった佐賀藩士が眠る葉隠墓苑で毎年、慰霊祭を執り行っていただいていることに感謝の意を示しました。

 戊辰の役から150年以上を経た現在でも佐賀と秋田の交流が続いており、今後よりいっそう縁が深まることが楽しみです。

 以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。