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山口知事のさー行こう!!
第5回 【基山町】基肄城築造1350年事業  (平成27年 8月28日 (金曜日) )

基肄城跡に登りました

基肄城跡で城の成り立ちをご説明いただきました

子ども達の劇を見学しました

子ども達とお話をしました

子ども達と一緒に

意見交換会を行いました

基肄城築造1350年事業実行委員会の皆さんと
 『山口知事のさー行こう!!』5番目の訪問先は、今年築造1350年を迎える基山町の基肄城(きいじょう)です。
 今回、地域の歴史資産である基肄城跡を視察するとともに、基肄城築造1350年事業で公演される子ども劇の練習の見学や、実行委員会の皆さんとの意見交換をしました。

 始めに、基肄城跡を視察しました。基肄城は、白村江の戦い(663年)の後、唐・新羅の侵攻から大宰府を守るために665年に築造された古代山城です。基肄城跡では、小森純一町長はじめ基山町の皆さんと、1350年前に造られた山城の急斜面を登り、土塁跡を越えて山頂へと向かいました。想像していたよりもハードな道のりに基肄城の守りの堅さを身をもって実感することとなりました。なんとかたどりついた山頂からは、博多湾から有明海までの景色が広がります。同じ時代に造られた大野城・水城と大宰府の位置を確認しながら、基肄城の成り立ちについて説明いただきました。古代の人々の大宰府防衛の構想がよく理解でき、基肄城が歴史上重要な拠点だったことを実感しました。

 続いて、基肄城築造1350年事業の取組を視察しました。まず、10月に開催される古代山城サミットで公演予定の町内の小中学生による歴史創作劇「こころつないで~基肄城に秘められたおもい~」の練習にお邪魔しました。
 この歴史劇は、現代の子どもたちが古代へタイムスリップし、基肄城が築造された時代のできごとに巻き込まれていくというものです。練習には夏休みにも関わらず多くの子ども達が参加しており、熱のこもった臨場感溢れる様子に、私もその時代にいるような気持ちになりました。
 皆に、基肄城のことや基山町のことなどを尋ねると、うれしそうにたくさんのことを教えてくれます。この劇への取組が、子どもたちが地域の歴史や文化を深く理解するきっかけになっていることを実感しました。自分たちの住む町に心から誇りと愛着をもつことはとてもすばらしいことです。基山の歴史や文化のすばらしさを子どもたちからもどんどん発信していってほしいです。

 最後に、基肄城築造1350年事業実行委員会の皆さんから事業への想いや今後の展望についてお話を伺いました。
 実行委員会の田口副会長からは、「この節目となる年に合わせ、基肄城の歴史を内外の方にアピールして、基山町をもっと知っていただきたいという想いで取り組んでいます」と熱く語っていただきました。また、「子どもたちが大きくなって、自分の故郷は佐賀県基山町だと自信を持てるような町にしていきたい」と園木委員。
 子ども劇について尋ねると、総合製作の福永さんからは「基山を愛する皆さんの地道な活動がこの事業を通して少しでも花開けばうれしいです。そしてこのような劇がいろいろな人と交流しながら広がっていくといいと思います」、大串和人教育長からは、「子ども劇をこれからも継続させていきたいです。そして、郷土の歴史を語れる子どもを育てていきたいです」とお話しいただきました。

 基山町は、50年前に比べて人口が倍になっているとのこと。「隣県のベッドタウンとして人口が増えても、不思議と上手く融和してまちづくりを行っています」と小森町長からお話がありました。基山町は現在、佐賀県と福岡県の県境にある町ですが、昔は九州の要所として基肄城が築造された場所です。今後県政を運営していく上で、基山町は、隣県を含めた広い圏域に位置付けつつ、文化や子育て環境など佐賀県としての特色を加えることで、もっと発展する可能性を秘めているなと感じました。
 今回の基肄城築造1350年事業を契機に、素晴らしい文化と歴史を大切にしながら、より一層基山町を盛り上げていき、さが創生の旗頭となるよう期待します!

【山口知事のさー行こう!!】
 基山町では、町の歴史資産である基肄城を活かしたまちづくりに取り組んでいらっしゃいます。その取組を通して、大人から子どもまで、住民の皆さんが、町のことをとてもよく理解され、そして誇りと愛着を持つというすばらしい状況に繋がっていることを実感しました。こういった取組が、さが創生のモデルとして、県内全体に広がっていけばすばらしいと思います。
 また、今回、基山町の皆さんから、基山愛とともに、佐賀県愛もしっかりと感じることができました。私も、基山町をはじめとする県境でがんばっている皆さんのことをしっかりと心に留めて、県政を運営していきたいと思います。

 郷土愛あふれるまちづくりを目指してさー行こう!

基肄城跡に登りました
 『山口知事のさー行こう!!』5番目の訪問先は、今年築造1350年を迎える基山町の基肄城(きいじょう)です。
 今回、地域の歴史資産である基肄城跡を視察するとともに、基肄城築造1350年事業で公演される子ども劇の練習の見学や、実行委員会の皆さんとの意見交換をしました。

基肄城跡で城の成り立ちをご説明いただきました
 始めに、基肄城跡を視察しました。基肄城は、白村江の戦い(663年)の後、唐・新羅の侵攻から大宰府を守るために665年に築造された古代山城です。基肄城跡では、小森純一町長はじめ基山町の皆さんと、1350年前に造られた山城の急斜面を登り、土塁跡を越えて山頂へと向かいました。想像していたよりもハードな道のりに基肄城の守りの堅さを身をもって実感することとなりました。なんとかたどりついた山頂からは、博多湾から有明海までの景色が広がります。同じ時代に造られた大野城・水城と大宰府の位置を確認しながら、基肄城の成り立ちについて説明いただきました。古代の人々の大宰府防衛の構想がよく理解でき、基肄城が歴史上重要な拠点だったことを実感しました。

子ども達の劇を見学しました
 続いて、基肄城築造1350年事業の取組を視察しました。まず、10月に開催される古代山城サミットで公演予定の町内の小中学生による歴史創作劇「こころつないで~基肄城に秘められたおもい~」の練習にお邪魔しました。
 この歴史劇は、現代の子どもたちが古代へタイムスリップし、基肄城が築造された時代のできごとに巻き込まれていくというものです。練習には夏休みにも関わらず多くの子ども達が参加しており、熱のこもった臨場感溢れる様子に、私もその時代にいるような気持ちになりました。
 皆に、基肄城のことや基山町のことなどを尋ねると、うれしそうにたくさんのことを教えてくれます。この劇への取組が、子どもたちが地域の歴史や文化を深く理解するきっかけになっていることを実感しました。自分たちの住む町に心から誇りと愛着をもつことはとてもすばらしいことです。基山の歴史や文化のすばらしさを子どもたちからもどんどん発信していってほしいです。

子ども達とお話をしました
 最後に、基肄城築造1350年事業実行委員会の皆さんから事業への想いや今後の展望についてお話を伺いました。
 実行委員会の田口副会長からは、「この節目となる年に合わせ、基肄城の歴史を内外の方にアピールして、基山町をもっと知っていただきたいという想いで取り組んでいます」と熱く語っていただきました。また、「子どもたちが大きくなって、自分の故郷は佐賀県基山町だと自信を持てるような町にしていきたい」と園木委員。
 子ども劇について尋ねると、総合製作の福永さんからは「基山を愛する皆さんの地道な活動がこの事業を通して少しでも花開けばうれしいです。そしてこのような劇がいろいろな人と交流しながら広がっていくといいと思います」、大串和人教育長からは、「子ども劇をこれからも継続させていきたいです。そして、郷土の歴史を語れる子どもを育てていきたいです」とお話しいただきました。

子ども達と一緒に
 基山町は、50年前に比べて人口が倍になっているとのこと。「隣県のベッドタウンとして人口が増えても、不思議と上手く融和してまちづくりを行っています」と小森町長からお話がありました。基山町は現在、佐賀県と福岡県の県境にある町ですが、昔は九州の要所として基肄城が築造された場所です。今後県政を運営していく上で、基山町は、隣県を含めた広い圏域に位置付けつつ、文化や子育て環境など佐賀県としての特色を加えることで、もっと発展する可能性を秘めているなと感じました。
 今回の基肄城築造1350年事業を契機に、素晴らしい文化と歴史を大切にしながら、より一層基山町を盛り上げていき、さが創生の旗頭となるよう期待します!

意見交換会を行いました
【山口知事のさー行こう!!】
 基山町では、町の歴史資産である基肄城を活かしたまちづくりに取り組んでいらっしゃいます。その取組を通して、大人から子どもまで、住民の皆さんが、町のことをとてもよく理解され、そして誇りと愛着を持つというすばらしい状況に繋がっていることを実感しました。こういった取組が、さが創生のモデルとして、県内全体に広がっていけばすばらしいと思います。
 また、今回、基山町の皆さんから、基山愛とともに、佐賀県愛もしっかりと感じることができました。私も、基山町をはじめとする県境でがんばっている皆さんのことをしっかりと心に留めて、県政を運営していきたいと思います。

 郷土愛あふれるまちづくりを目指してさー行こう!

基肄城築造1350年事業実行委員会の皆さんと