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山口知事のさー行こう!!
第20回 【鳥栖市】昭栄化学工業株式会社 鳥栖事業所  (平成28年 3月8日 (火曜日) )

会社や製品のご説明をうけました

研究・開発の現場を見せていただきました

製品を見せていただきました

従業員の皆さんとお話をしました 1

従業員の皆さんとお話をしました 2

昭栄化学工業の皆さんと
 『山口知事のさー行こう!!』20番目の訪問先は、鳥栖市の昭栄化学工業株式会社 鳥栖事業所です。

 今回訪問した昭栄化学工業(本社:東京都新宿区)は、私たちが日頃から使用しているスマートフォンなどの電子機器に内蔵されているコンデンサの電極材料などを製造しているメーカーです。

 始めに、秋本専務、吉田所長から会社や製品についてのご説明をいただきました。今年でちょうど創立60周年を迎える昭栄化学工業は、コンデンサなどの電子部品の電極に使用されている金属粉末やペーストを製造しており、この分野では世界トップクラスのメーカーです。特に、積層セラミックコンデンサ用電極材料としてのニッケル粉末の製造においては、世界シェアナンバー1なのだそうです。
 秋本専務から「創業以来、どうやって製品の付加価値を高めていくかを考えてきました。例えば、コンデンサの容量を大きくするためには、より薄くて緻密な電極の膜を形成する必要があります。私たちの強みは、それを満たす高品質な金属の粉末やペーストを製造できることです」と伺いました。電子部品の電極は非常に薄く、ミクロン(千分の1mm)やナノ(百万分の1mm)単位での製造技術が必要になります。世界中の多くの人々が使用しているスマートフォンなどの身近な電子機器になくてはならない重要な素材が佐賀で製造されていることを知り、たいへん誇らしい気持ちになりました。また、日々、最新技術の最前線で研究・開発をされている皆さんのお話からは、一貫してものづくりに携わってきた高い専門性や熱い想いを感じることができました。

 昭栄化学工業が鳥栖市に事業所を開設したのは、およそ30年前の昭和62年です。当時の経緯をお伺いすると、駅へのアクセスや土地の形状などのメリットに加え、当時の県や市が、昭栄化学工業が進出できるように、土地利用に関する課題について素早く対応したことなどをお話いただきました。また、秋本専務からは「佐賀県民の皆さんは、とてもまじめで、一緒に仕事がしやすいです」とのお話がありました。私も、佐賀県民の「実直さ」はとても大きな強みだと感じており、そのことを改めて認識することができました。現在、鳥栖事業所は、昭栄化学工業の基幹事業所として位置づけられており、製造部門に加え、研究・開発部門も設置されているとのことです。また、近隣に第二工場の稼働を控えており、さらに事務棟を新設するなど、大きく飛躍・拡大していく状況にあります。佐賀に、このような世界トップレベルで活躍する元気な会社があることを知り、とてもうれしく感じるとともに、大きな期待を感じました。

 次に、事業所内を視察しました。検査室では、とても大きな電子顕微鏡など初めて見る設備や機器がたくさん並んでいました。作業をされている皆さんは、画面に映る金属粉末の拡大画像を真剣な目で見ていらっしゃいます。世界トップレベルの製品を開発するための研究・開発の様子を垣間見ることができ、とても貴重な経験をすることができました。県内に高度な研究・開発部門があることは、高い専門性をもつ人材が集まることに繋がります。そして、このことは、将来の佐賀の発展に必ず寄与していくだろうと感じました。
 視察の後、従業員の皆さんとお話をさせていただきました。生まれ育った佐賀で就職したくてこの会社を選んだ方や、東京の大学に進学した後、佐賀へ戻ってこられた方などのお話をお伺いし、このようなすばらしい企業が佐賀に立地することの意義を感じることができました。皆さんには、これからも世界トップレベルのものづくりの舞台で、活躍していただきたいと思います。

【山口知事のさー行こう!!】
 昭栄化学工業株式会社 鳥栖事業所を訪問して、佐賀に、世界トップレベルのものづくりをしている素晴らしい企業があることを知りました。
 昭栄化学工業をはじめ、佐賀県内ですばらしい製品を開発、製造している企業が、これからもより発展していけるよう、そしてそのような企業がもっと増えていくよう、私も皆さんのお考えやニーズを伺いながら、しっかりと支えていきたいと思います。
 世界トップレベルの製品を生み出していく佐賀へさー行こう!!

会社や製品のご説明をうけました
 『山口知事のさー行こう!!』20番目の訪問先は、鳥栖市の昭栄化学工業株式会社 鳥栖事業所です。

研究・開発の現場を見せていただきました
 今回訪問した昭栄化学工業(本社:東京都新宿区)は、私たちが日頃から使用しているスマートフォンなどの電子機器に内蔵されているコンデンサの電極材料などを製造しているメーカーです。

製品を見せていただきました
 始めに、秋本専務、吉田所長から会社や製品についてのご説明をいただきました。今年でちょうど創立60周年を迎える昭栄化学工業は、コンデンサなどの電子部品の電極に使用されている金属粉末やペーストを製造しており、この分野では世界トップクラスのメーカーです。特に、積層セラミックコンデンサ用電極材料としてのニッケル粉末の製造においては、世界シェアナンバー1なのだそうです。
 秋本専務から「創業以来、どうやって製品の付加価値を高めていくかを考えてきました。例えば、コンデンサの容量を大きくするためには、より薄くて緻密な電極の膜を形成する必要があります。私たちの強みは、それを満たす高品質な金属の粉末やペーストを製造できることです」と伺いました。電子部品の電極は非常に薄く、ミクロン(千分の1mm)やナノ(百万分の1mm)単位での製造技術が必要になります。世界中の多くの人々が使用しているスマートフォンなどの身近な電子機器になくてはならない重要な素材が佐賀で製造されていることを知り、たいへん誇らしい気持ちになりました。また、日々、最新技術の最前線で研究・開発をされている皆さんのお話からは、一貫してものづくりに携わってきた高い専門性や熱い想いを感じることができました。

従業員の皆さんとお話をしました 1
 昭栄化学工業が鳥栖市に事業所を開設したのは、およそ30年前の昭和62年です。当時の経緯をお伺いすると、駅へのアクセスや土地の形状などのメリットに加え、当時の県や市が、昭栄化学工業が進出できるように、土地利用に関する課題について素早く対応したことなどをお話いただきました。また、秋本専務からは「佐賀県民の皆さんは、とてもまじめで、一緒に仕事がしやすいです」とのお話がありました。私も、佐賀県民の「実直さ」はとても大きな強みだと感じており、そのことを改めて認識することができました。現在、鳥栖事業所は、昭栄化学工業の基幹事業所として位置づけられており、製造部門に加え、研究・開発部門も設置されているとのことです。また、近隣に第二工場の稼働を控えており、さらに事務棟を新設するなど、大きく飛躍・拡大していく状況にあります。佐賀に、このような世界トップレベルで活躍する元気な会社があることを知り、とてもうれしく感じるとともに、大きな期待を感じました。

従業員の皆さんとお話をしました 2
 次に、事業所内を視察しました。検査室では、とても大きな電子顕微鏡など初めて見る設備や機器がたくさん並んでいました。作業をされている皆さんは、画面に映る金属粉末の拡大画像を真剣な目で見ていらっしゃいます。世界トップレベルの製品を開発するための研究・開発の様子を垣間見ることができ、とても貴重な経験をすることができました。県内に高度な研究・開発部門があることは、高い専門性をもつ人材が集まることに繋がります。そして、このことは、将来の佐賀の発展に必ず寄与していくだろうと感じました。
 視察の後、従業員の皆さんとお話をさせていただきました。生まれ育った佐賀で就職したくてこの会社を選んだ方や、東京の大学に進学した後、佐賀へ戻ってこられた方などのお話をお伺いし、このようなすばらしい企業が佐賀に立地することの意義を感じることができました。皆さんには、これからも世界トップレベルのものづくりの舞台で、活躍していただきたいと思います。

昭栄化学工業の皆さんと
【山口知事のさー行こう!!】
 昭栄化学工業株式会社 鳥栖事業所を訪問して、佐賀に、世界トップレベルのものづくりをしている素晴らしい企業があることを知りました。
 昭栄化学工業をはじめ、佐賀県内ですばらしい製品を開発、製造している企業が、これからもより発展していけるよう、そしてそのような企業がもっと増えていくよう、私も皆さんのお考えやニーズを伺いながら、しっかりと支えていきたいと思います。
 世界トップレベルの製品を生み出していく佐賀へさー行こう!!