メニュー表示
こちら知事室です
×
こちら知事室です こちら知事室です

山口知事のさー行こう!!
第25回 【嬉野市】佐賀県立うれしの特別支援学校  (平成28年 6月20日 (月曜日) )

特別支援学校の中を視察しました

小学部の総合学習を視察しました

高等部の作業学習を視察しました

保護者の方と意見交換を行いました1

保護者の方と意見交換を行いました2

株式会社カシマ美装で就業体験の様子を視察しました
 『山口知事のさー行こう!!』 25番目の訪問先は、嬉野市の佐賀県立うれしの特別支援学校です。

 今回訪問した佐賀県立うれしの特別支援学校は、佐賀県西部・南部地区の特別支援教育の中心として、知的障害や肢体不自由のある児童生徒に対し、自立と社会参加ができる力を身につけられるよう指導・支援を行っています。

 はじめに、学校内施設や授業を視察させていただきました。木造で落ち着いた雰囲気のある学校では、先生方が児童生徒の障害に応じて丁寧に指導・支援をされていました。小学部では、「遊びの指導」として吹く動作を使って遊びを広げる学習が行われていました。息を吹く動作を「見える化」するために、紙のリボンやリコーダーなどを吹いたりシャボン玉を作ったりして段階的に吹くことを実感できる内容で、とてもきめ細やかな配慮がされていることを実感しました。ようやくシャボン玉を作れるようになった皆さんは楽しそうで、見ているだけで元気をもらいました。中学部、高等部でも、生徒の皆さんの状況に合わせた授業が行われており、皆さんのがんばっている様子に触れることができました。高等部では、商業高校と同程度の簿記の授業が行われていたり、作業学習として花瓶や家具を作ったりしている様子を拝見させていただき、生徒達の状況を踏まえた丁寧な支援・指導の大切さを実感しました。

 続いて、高等部のお子さんをお持ちの保護者の方3名と意見交換を行いました。保護者の方からは、学校で仕事に対する意欲をよく指導いただいているおかげで、実習では上手くいかないことがあっても前向きに取り組むようになったというお話を伺い、学校のきめ細かな指導・支援がしっかりと効果を発揮していることをうれしく感じました。また、皆さんからは、学校を卒業した後や、将来保護者がサポートできなくなった際のお子さんの「自立」が心配であるということをお聴きしました。以前よりも障害者への理解は進んでいると思いますが、もっと社会全体で支えていく必要があると思います。ご家庭の事情はもちろん、障害やその状況が異なる方々に寄り添い、何ができるのか見極めながら、県全体で支えるという雰囲気を醸成していきたいです。

 その後、長年うれしの特別支援学校の就業体験実習生を受け入れていただいている株式会社カシマ美装を訪問しました。
 まず、高等部3年生の実習生による清掃作業を視察させていただきました。6日間で約50回もの練習を重ね、専門機具を使いながら丁寧にてきぱきと清掃作業をされている姿を拝見し、馬場社長をはじめ社員の方々が温かく根気よく指導されていることが伝わってきました。
 視察後、馬場社長から、学校見学会などで実際の姿を見ていただければ、障害者を受け入れる企業は増えていくと思うというお話など、今後の障害者雇用についてのヒントをいただきました。馬場社長から、業界でも障害者雇用が促進されるよう、障害者の育成や情報発信に力を入れていきたいというお話もいただき、こういった方々と共に障害者の皆さんを支援できるような体制をつくりたいと感じました。

【山口知事のさー行こう!!】
 佐賀県立うれしの特別支援学校を訪問し、特別支援学校の取組や、障害のある方とそのご家族が直面する課題について伺うことができました。
 一人一人の障害やその状況に応じた支援をいっそう充実させていくとともに、卒業後も安心して暮らせるような仕組みをつくっていきたいと思います。
 障害のある子ども達がきめ細かな指導・支援を受け、自立していくことができる佐賀へさー行こう!!

特別支援学校の中を視察しました
 『山口知事のさー行こう!!』 25番目の訪問先は、嬉野市の佐賀県立うれしの特別支援学校です。

小学部の総合学習を視察しました
 今回訪問した佐賀県立うれしの特別支援学校は、佐賀県西部・南部地区の特別支援教育の中心として、知的障害や肢体不自由のある児童生徒に対し、自立と社会参加ができる力を身につけられるよう指導・支援を行っています。

高等部の作業学習を視察しました
 はじめに、学校内施設や授業を視察させていただきました。木造で落ち着いた雰囲気のある学校では、先生方が児童生徒の障害に応じて丁寧に指導・支援をされていました。小学部では、「遊びの指導」として吹く動作を使って遊びを広げる学習が行われていました。息を吹く動作を「見える化」するために、紙のリボンやリコーダーなどを吹いたりシャボン玉を作ったりして段階的に吹くことを実感できる内容で、とてもきめ細やかな配慮がされていることを実感しました。ようやくシャボン玉を作れるようになった皆さんは楽しそうで、見ているだけで元気をもらいました。中学部、高等部でも、生徒の皆さんの状況に合わせた授業が行われており、皆さんのがんばっている様子に触れることができました。高等部では、商業高校と同程度の簿記の授業が行われていたり、作業学習として花瓶や家具を作ったりしている様子を拝見させていただき、生徒達の状況を踏まえた丁寧な支援・指導の大切さを実感しました。

保護者の方と意見交換を行いました1
 続いて、高等部のお子さんをお持ちの保護者の方3名と意見交換を行いました。保護者の方からは、学校で仕事に対する意欲をよく指導いただいているおかげで、実習では上手くいかないことがあっても前向きに取り組むようになったというお話を伺い、学校のきめ細かな指導・支援がしっかりと効果を発揮していることをうれしく感じました。また、皆さんからは、学校を卒業した後や、将来保護者がサポートできなくなった際のお子さんの「自立」が心配であるということをお聴きしました。以前よりも障害者への理解は進んでいると思いますが、もっと社会全体で支えていく必要があると思います。ご家庭の事情はもちろん、障害やその状況が異なる方々に寄り添い、何ができるのか見極めながら、県全体で支えるという雰囲気を醸成していきたいです。

保護者の方と意見交換を行いました2
 その後、長年うれしの特別支援学校の就業体験実習生を受け入れていただいている株式会社カシマ美装を訪問しました。
 まず、高等部3年生の実習生による清掃作業を視察させていただきました。6日間で約50回もの練習を重ね、専門機具を使いながら丁寧にてきぱきと清掃作業をされている姿を拝見し、馬場社長をはじめ社員の方々が温かく根気よく指導されていることが伝わってきました。
 視察後、馬場社長から、学校見学会などで実際の姿を見ていただければ、障害者を受け入れる企業は増えていくと思うというお話など、今後の障害者雇用についてのヒントをいただきました。馬場社長から、業界でも障害者雇用が促進されるよう、障害者の育成や情報発信に力を入れていきたいというお話もいただき、こういった方々と共に障害者の皆さんを支援できるような体制をつくりたいと感じました。

株式会社カシマ美装で就業体験の様子を視察しました
【山口知事のさー行こう!!】
 佐賀県立うれしの特別支援学校を訪問し、特別支援学校の取組や、障害のある方とそのご家族が直面する課題について伺うことができました。
 一人一人の障害やその状況に応じた支援をいっそう充実させていくとともに、卒業後も安心して暮らせるような仕組みをつくっていきたいと思います。
 障害のある子ども達がきめ細かな指導・支援を受け、自立していくことができる佐賀へさー行こう!!